小学校の欠席連絡が未だに連絡帳、ベルマークetc.いい加減に進化して欲しいもの、ママたちの声
ITの進化で、文明が一気に加速したような気がします。その一方で「これっていつまでも進化しないなと、ふと思うものありますか? 」という声が、口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられました。これだけ文明が進歩しているんだから、誰か開発してほしい! など、たくさんの声が集まりました。
シーン別で一番多かったのは学校、会社、病院でした
「公立小学校です。手紙などの連絡はメールにしてほしい。
先生たちは訳のわからない雑務に追われて、肝心な授業や子どものケアがおろそかになっては困るんです」
「わかります! 小学校の欠席連絡が未だに連絡帳です。
保育園はメールだったのに、進級したらアナログに後退っておかしいでしょ」
「わかりますわかります! アナログだし近所のお友達にお願いするシステムって、私の時代から変わってない。
公立でも高校とかはメールです。やれないことはないはず」
「中学の教頭にお手紙をメールにできないかと相談したら、メール登録していない家庭もあるのでって断られた。
でもさぁ、うちの子も含めてお手紙を親に渡さない子のほうが多い気がするのよねぇ」
「学校の集金袋。
引き落としもいいけど、ネットバンキングに対応して欲しい」
「ベルマークの集計です。
いまどき切り貼りして台紙に貼って、封筒に入れて郵送って、風流すら感じます。
受け取ったほうも数えるの大変だろうに。
ベルマーク付き商品を買ったら、その店に登録してある学校に自動的にポイント還元するってどう?
ベルマーク側もコスト削減でWinWinだと思うけど」
「学生の競技大会のシステムです。
中学生の息子がスポーツをしているのですが、大会の日は自分の試合が午後でも朝早く出かけます。
理由は開会式に出席するため。開会式が終わったら、アップを始めるまでひたすら待ち時間。
私の時代からずっとそうです。
けれどコロナで開会式がなくなり、逆に密を避けるため、試合時間の1時間前集合厳守、というお達しがでました。
今後もそれでお願いしたい」
「“学校でみんなで授業を受けるのが普通”を、進化させてほしい。
単位制にして、好きな学校で授業を受けられて、なんなら塾でもいいことにして、せめてクラスも自由とか。
朝から夕方まで学校にいる、というシステムを進化させてほしい」
「会社のFAX文化です。ハンコ廃止が話題になったけど、FAXも無しにしてほしい。
うちの業界は旧態依然なのか、とにかくFAX使います。
テレワークの時に注文しようとしたら、FAXしか受け付けない取引先があって、わざわざその為だけに会社へ出向きました。
しかもそのFAXには社判が必要で。
会社にはFAXでの広告もたくさんきます。本当に紙の無駄」
「インフルエンザの検査するときの鼻にグリグリ。
普通に痛いです。別の採取方法を開発してほしい」
「歯医者さんのキーンという不快な音」
「歯医者といえば、歯を削らないで治療する方法ってないのかな。
削るって原始的すぎる。海外ではあるようなので、日本でも早く取り入れて欲しい」
「歯列矯正に対する考えです。
当たり前になって、保険適用になって欲しい」
「マンモグラフィ。あんなにぐりぐり挟まなくてもって毎回思います、いや、大事なんですけども」
「がん検診。行かなくちゃと思いつつ、いつも面倒くさくて先延ばし。
血液検査ですべてのがんがわかる検査方法を、早く実用化して欲しいなぁ」
そして、こんな経験談も。
「痰を取る吸引機です。
祖母の介護で、小学生の私が吸引する役目で、とても苦しそうでした。
母の介護で痰の吸引が必要になったら、当時とまったく変わってなくてびっくり。少しでも楽になるよう、進化して欲しい」
ふと日常で感じる、いい加減に進化してくれーと、思うあれこれ
「傘です。傘というより、雨に濡れないという分野。
何百年も前に発明された傘が、未だに同じような形。そして大雨の時は役立たずでびっしょり濡れる。いい加減に誰か何かを発明して〜」
「わかります。車のドアを開けて入るあいだ、上空でしばらくホバリングして勝手にコンパクトになって自動収納するって、夢を見過ぎ?」
「雨といえばワイパー。車はかなり進化しているのに、ワイパーだけは昔のまま。
大雨の時、ワイパーがまったく効かないときもあり、なんとかならないのかな」
「キッチン、洗面台、風呂場の排水口。
もっと掃除しやすくてヌメヌメしないように進化してほしい。
開発担当者はきっと男性で、掃除したことないから、どんなに嫌な場所か知らないのだろうと妄想してます」
「“はい、ごはんよ”って錠剤を2、3粒渡しておしまいの夕ご飯。
どうしてもご飯を作れない、もしくは作りたくなーーーい、という時に。
進化というかズボラかな」
「瓶タイプのぽん酢とかのプラスチックの蓋。
私がすると、ぱかっと開く部分がちぎれてしまう。それとも私が不器用なだけ?」
「タバスコの瓶。
辛いものが大好きなんですが、まんべんなく均等にかけられない。
スプレータイプとは言わないが、何とかならないかな」
「トイレットペーパーのパックの開け口。
ここから開けてください、という割にはすっきり開かない。昭和から変わらないなぁと思います」
「靴下を留めている細~いプラスチック。
生地を切りそうで毎回ヒヤヒヤします。不要なのでは? と、さえ思います」
「本当に破れにくいストッキング。まぁ消耗品だから、あえて開発しないのかなぁとは思います」
「海外のテレビドラマや映画の和訳!
女性が全員、女言葉を使っていると、いい加減に進化してよって思います。
そもそも海外には女言葉って概念がありません。
日本だって女言葉を使うのはおばちゃんやおばあちゃんぐらい。若い女性は使いません。
ここは“です、ます”調だろうという場面でも、“〜するわよ”とか“これは〜だわ”って、“3時のヒロイン”のコントかよってツッコミまくりで、ストーリーが頭に入りません」
「回覧板。お知らせは、街角の掲示板に貼っておしまいでいいですよ」
「選挙です。条件が揃うならオンライン投票も対応して欲しい。
不在者投票もあるけれど、当日行くつもりが仕事で行けなかった、という人は多いと思う。
そもそも選挙に行く時間すらない多忙な人こそ、経済回しているのだから配慮すべき」
「子育て、家事は女がするもの、という考え方。
早急にジェンダーフリーになってほしい」
「明日は早いとわかっているのに、夜更かしする自分。
当然、朝になって後悔。いい加減に進化、というか学習しろ、私」
そして、やはりという声も。
「我が夫」
「PTA」
いつの時代も悩みの種のようです。
文/和兎 尊美
■文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿を抜粋したものです。