初めてのキックバイクで思わぬ効果が…![夫婦のじかん大貫さんのママ芸人日記#103]
2018年3月に男の子を出産した、お笑いコンビ「夫婦のじかん」の大貫さん。イラストレーター兼漫画家としても活躍中です。よしもと芸人・イラスト業・ママと毎日大忙しの大貫さんによるコラム連載「ママ芸人日記」、今日も始まります!
【第103回】初めてのキックバイクで思わぬ効果が…!
3歳の誕生日に祖父母からキックバイクを買ってもらった息子。
ずっと欲しいと言っていたので、とても嬉しそうでした。
キックバイクというのはペダルが付いていない三輪車のようなもので、私が子ども頃には見掛けることはほぼありませんでしたが、いつしか街中や公園でよく子どもが乗っているのを見掛けるようになりました。
バランス感覚が鍛えられるようで、その後自転車を乗るときにも早くバランス感覚めるようになるようです。
ペダルが付いていないとは言え、スピードが出てしまって危ないのではないか…と家の近くの公園で練習をしてみましたが、最初からスピードが出るなんてことは全くありませんでした。(※キックバイクが許可されている公園です)
むしろまったくスピードは出ず、キックバイクにまたがり、歩くよりも何倍も遅いスピードで、ヨロヨロとかろうじて前へ進んでいるというような状態です。
キックバイクを乗りこなすにも、それなりにコツはいるようでした。
しかし、2日目にはコツを掴んできたようで、えいっと地面を蹴ってスイーっとバランスの波に乗り、歩くくらいのスピードになってきました。
そうなると、どこでもキックバイクで移動したがるようになった息子。
一生懸命地面を足で蹴って進んでいく息子。
どんどんキックバイクが大好きになり、保育園から帰ってきた後も公園へ出掛けて乗り回す日々。
自転車の後ろに乗って行くよりもずっと時間は掛かってしまうのですが、思わぬ収穫もたくさんありました。
まずは、とにかく体力を使うので、夜早めに寝てくれるようになったことです。
ここ最近、体力がどんどんついてきて、保育園から帰ってきた後も「公園に行きたい!」「走りたい!」と言っていた息子でしたが、キックバイクに乗るようになってからは、全くそれがなくなりました。
「疲れた〜」と言いながら帰ってくることも。
そのまま、夜もぐっすりです。
そして、近所の方々との交流も増えました。
近所のお年寄りの方々が息子に声を掛けてくれるようになり、息子も自ら話し掛けたりすることが大好きな性格なので、良い交流が持てるようになりました。
自転車でのスピードではただ単に通り過ぎるだけのご近所でしたが、今更ながらたくさんの方々がいらっしゃるのだなぁと当たり前のことを実感するきっかけにもなりました。
いろいろな幸せを運んできてくれたキックバイク。
今後も安全第一で楽しんでいきたいです。
夫婦のじかん大貫さん プロフィール
吉本興業所属/夫婦お笑いコンビ「夫婦のじかん」の嫁担当。イラストレーターとしても活動中。相方は元・トンファー山西章博。息子(2018.3生)と夫との3人暮らし。2019年3月にコミックエッセイ「母ハハハ!」(PARCO出版)を発売。
・「夫婦のじかん」YouTubeチャンネル