「欠席連絡は電話NG!?」小学校ならではのルールに驚くママ続出!!
●【5月21日は小学校開校の日】地域の力で小学校2校が誕生
1869年(明治2年)の5月21日、日本で初めての近代的な小学校である「上京第二十七番組小学校」と「下京第十四番組小学校」が京都市で開校しました。国全体で近代学校制度に関する法令である「学制」が公布されたのはそれから3年後の1872年(明治5年)のこと。それよりも前に、多くの人が寄付や献金を行い、地域が一丸となって学校を誕生させたのです。
「公立小学校で制服アリ」が増えてるのは時代の流れ?
多くの人の思いで誕生した小学校。学校制度が変わった現在も初等教育機関として、すべての子どもが通うことのできる場になっています。社会が変わっていくのに合わせて小学校での教育内容も見直されていますが、学校内のルールは何年も見直しされていないこともあるようで。小学校デビューして謎のルールに苦しめられる口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちが!
まず多かったのは「欠席時の電話連絡禁止」というルール。では、どうやって欠席を知らせろと?
「小学校入学で一番衝撃を受けたこと!それは欠席の際の連絡についてです!『連絡帳に欠席の旨を記載し、近所の児童に持たせてください』『特別な場合を除いて、学校への直接の電話連絡禁止』だそうで。えー!!そもそも近所に誰が住んでるかも知らないし、朝どこもバタバタしている時間によそのお宅にお願いしに行くって、個人的にはかなりハードル高いのですが…」
「うちの子の通う学校は基本的に連絡帳ですがFAXでも可です。そのためだけにFAX買いました…。電話がダメならせめて電子メールOKにして欲しいですよね!」
「遠方の保育園出身で、近所に知り合いが少ないわが家。私が出勤途中に学校に立ちよって、校門周辺で『あいさつ運動』をされている先生方の誰かしらにお渡ししています。帰りも職員室に私がとりにいっています(18~19時台でも、先生方はまだ普通に職員室でお仕事中)。小学校まで徒歩10分以内だからいいけど、もっと遠いと大変かも…」
なぜ電話NGなのかといえば、
「インフルエンザ等が流行って沢山の子が欠席する時期に、電話連絡していたら、学校の電話がパンクしてしまいます。なので欠席連絡は連絡帳のみ、という学校は多いですよ」
理由を聞けばなるほど…と思いますが、やはり「近所のお友達に連絡帳を持たせる」はハードルが高いですよね。
「小学校でプログラミングの授業もそのうち本格的に始まるんだし、いい加減にネットを活用できるようになってほしいところです。いろいろ時代錯誤な感じが否めませんよね…」
服装や持ち物のルールも厳しいところは厳しいです。
「息子が春から通う小学校の指定用品が多いことに驚いています!制服あり(半ズボン)で、寒くてもコート無し。寒ければジャケットの中に着込む。セーター、カーディガン、ニットベストは黒か紺の無地で、衿もとにラインがあってもダメ。マフラーはOK。上靴は男子は青・女子は赤。靴下は、白黒紺の無地。通学用の靴は白。ワンポイントもダメ!これにプラスで給食着と体操服(半袖と長袖)となると、公立でも結構な出費になる…気落ちしちゃってます」
これだけ厳しいのにはこんな事情が?
「今は昔と違って、見た目の経済格差をなくすために制服導入が増えていて、さらにそうして指定することでより経済格差をなくそうとしてるんだと思います。日本の各家庭の経済格差が広がっているからこその、学校の苦肉の策なのかなと思います」
「決まっているほうが楽!」という意見もありました。
「逆に指定されていた方が買うの楽じゃないですかね?一部の女子の保護者は喜ぶんじゃないですか?私服通学だと高学年ぐらいになると色々注文つける子いますから…」
給食当番のときに着る給食エプロンも「学校で準備されている」学校と「ひとりずつ購入」の学校とあります。
「私が住んでいる地域の小学校では、全員給食エプロン購入なのです。そして、給食当番でなくても、給食の時間になれば、『ごちそうさまでした』まで、着用です」
「うちも全員が持ってます。でも着用するのは給食当番のみ。低学年はクラスの人数も少ないので1週間おきに当番が回ってきてます。高学年はクラスの人数が増えるので、3週間に1回の間隔です」
「我が子の学校は全員購入です。1、2年は全員着用、3年以降は当番のみ着用です。当番で回す方式は大人になって初めて知り驚きました」
「転勤族で今の学校で3校目です。前の2校は自分のエプロン購入で、給食の時間は全員着用していたようです。今の学校は、当番の子だけ着用で、洗濯して次の子に渡します」
意外と「ひとりずつ購入」の地域・学校も少なくない様子。
学校のシステム上どうにもできないルールもあるでしょうが、まずは気軽に相談できるような雰囲気があるとありがたいですね。
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。