0-2才育児まとめ:理想と現実の差[ハハのさけび #109]
3歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterとInstagramで描いています。
2年の不妊治療を経て子どもを授かり(連載「モヤサバ妊活」)、たくさんの発見があった妊娠期を経て(連載「妊婦のハッケン」)、出産した私(連載「ハハになった日」)。この連載「ハハのさけび」では、育児をする中での気持ちの変化や、母親になって変わった世の中の見方などを書いていきます。親という共通点を持つみなさんに、共感してもらえたら嬉しいです。
0-2才育児まとめ:理想と現実の差[ハハのさけび #109]
少し前に3歳の誕生日を迎えた我が子。3年間必死に駆け抜けてきたなーと思い・・・これを機に、ハハのさけび#101-110では、0-2才育児を振り返ってみようと思います!
育児って本当に、全方位のスキルが求められますよね・・・。料理や洗濯ちゃんとしないと生活が回らないし、慣れない離乳食や栄養を考えたり、子どもが怪我しない空間を整えたり。病気になれば、病気の種類や看病の知識が必要になり。当然高いコミュニケーションスキルが必要で、どう伝えたらいいのか苦心したり、子どもが自分で考えられるように導いたり。遊びに歌にダンスにお絵かきに、勉強が始まればいろいろな知識が必要に。そして、子どものお手本となるような言葉遣いや態度や生活スタイル・・・挙げればキリがない!
自分がうまくできないことなんて山ほどあって、それをちゃんとやっている人を見るたびに、「自分って育児向いてないかも・・・」と思って自信をなくす日々。
なお私の場合、よく落ち込むのは、素敵なご飯を子どもに作っている方や、家をきれいにしている方、知育に力を入れてる方を見る時ですね・・・。
多岐にわたるがゆえに、やろうと思えばいくらでもやることがあるのが、育児。どれだけやっても、これでOKという正解がない、育児。
毎朝変わりばえのしない朝食。保育園から帰ってきて、遊ばせる元気がなくてついつけてしまうテレビ。万年床に、収納に入りきっていないオモチャたち。思い切り遊んであげたいと思いつつもゴロゴロしてしまう休日・・・。子どもにとって誇らしいお母さんになりたいのに、理想と現実が常にかけ離れているのが、育児。
完璧な育児なんて不可能、と分かってはいるのですが、ネガティブな性格なので、もっとやらなければ・・・自分はダメな母親だ・・・と追いこんでしまいがちだったなあと、振り返ると思います。子どもを3才まで元気に育てただけで、100億点満点なはずなんですけどね?!?!
なにかと自信をなくしがちな毎日ですが、生きてりゃOK!の精神を、常に持っていたいものです。
[わぐり]
2018年4月に息子を出産した36歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(@ninputweet)とInstagram(@ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを、ほぼ毎日更新しています。