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パパイヤ期真っ最中!父のこと『好き』じゃなくていいから…2児のパパshinさんにインタビュー【育児編】

更新

パパイヤ期で息子に泣かれる… 2児のパパshinさんインタビュー

インスタグラムのフォロワーが2万人超えのshinさんは、妻と2人の子どもたちと4人暮らし。息子と娘に「パパイヤ!」と言われ、ションボリしながらもたくましく育児を続けるパパの目線で描かれた育児漫画は、子育て中のママのみならずパパにも笑いと元気を与えています。

インタビューの前編【妊娠・出産編】では、shinさんの奥様が妊娠・出産した当時のエピソードをお聞きしました。後編【育児編】ではshinさんの現在の育児について教えてもらいました。

プロフィール /shin
息子(5歳)、娘(2歳)のパパ。Instagram(@shinmopapani)で子育て絵日記を公開している。ブログや各WEBメディアで絵日記を連載中。

自信があった2人目育児…息子の赤ちゃんがえりでプラン返上

――育児中に悩んだことはなんですか?

「ダントツで夜泣きですね。産後1年は毎晩ずっとハードな夜泣きで、妻はまともに寝れていませんでした。息子も夜泣きをよくする方で、僕も息子を抱っこして泣き止むまで深夜自宅の周りを散歩したことがありました。今では懐かしい思い出です。2度としたくはないけど……」

息子、9ヶ月のころ

息子の夜泣きに疲弊するshinさん夫婦 2児のパパshinさんインタビュー

<夜泣きにタジタジ…>

――2人目育児で大変だったことはなんですか?

「2人目育児は最初自信があったのですが、いざ始まるともうお手上げ状態でした。当初の予定では僕が息子のお世話をして、妻が娘メインでお世話をするという役割を決めていました。ただ息子の赤ちゃん返りが予想以上で僕がどれだけなだめても効果なし。結局母のところに行ってしまう……。

娘も僕の抱っこは絶対に認めようとせずどれだけ立ち抱っこでユラユラしてもまったく泣き止まず。常に子どもたちがギャン泣きしている状況でした」

子どもたちの泣き声がこだまする!

<お盆休みも子どもの対応に追われたshinさん夫婦>

パパイヤ期に父涙…『嫌いじゃない』と思ってくれたらいい

――息子・娘ちゃんたちに「パパイヤ!」と拒絶されがちなshinさん…。いわゆる“パパイヤ期”といわれる時期にめげずに育児参加するコツは?

「父親というのはこんなものだと思ってある意味諦めています(笑)。どれだけ頑張っても子どもを産んだ母親に敵うはずがありませんしね。子どもたちが父のことを『好き』じゃなくていいから『嫌いじゃない』と思ってくれてたらいいか……というスタンスでいつも接しています」

父はつらいよ…

パパイヤ期で息子に泣かれる… 2児のパパshinさんインタビュー

<息子に拒否されて絶望するshinさん>

――性教育について真剣に考えるようになったというshinさん。子どもたちに性教育が必要だと思うようになったきっかけと、今後どう伝えていきたいかなどお聞かせください。

「小山健さんの『ツキイチ!生理ちゃん』という作品に影響されたことがきっかけです。女の子が昔、性にまつわることで傷ついたエピソードを読み、自分の娘も同じように悲しい想いをすることがないよう、適切な性教育をしていこうと思いました。

性教育は幼児期から始めるのが効果的なので実践中です。ただ性教育ってみんなが一緒に受けないと効果がないんですよね。性教育について発信して同世代の子どもを持つ親御さんたちと共有しながら、取り組んでいきたいと考えています」

性教育の重要さとは?

子どもへの性教育の必要さ 2児のパパshinさんインタビュー

<性教育でトラブルに巻き込まれるのを防ぐ>

たった1日だけど…父を求めて泣いていた息子が尊すぎ!

――最近の2人のお子さんの様子をお聞かせください

「息子は5歳になってだいぶ男の子らしくなってきました。最近はレゴにハマっていて昔は自分で組み立てられなかったのに、今では説明書を見ながらゆっくりですが組み立てられるようになったことに成長を感じます。娘は2歳半になりようやく夜泣きがマシになってきたことが救いです(汗)。

困っていることは息子が娘のおもちゃをふざけて取って、娘がギャン泣きするパターンがよくあるので大変です」

――shinさんのお気に入りのエピソードはどれですか?

「いつも父のことを拒否しがちな息子ですがある日、寝るときに父がいなくて寂しいと泣いたことが1日だけあり、とても尊く感じています。連休中はずっと一緒に寝かしつけをしていたのですが、連休明けに父が仕事で隣にいなかったので寂しかったようです。ただ次の日はふつうに戻っていたんですけどね……」

連休明けのできごと

珍事!パパがいなくて息子が泣いた! 2児のパパshinさんインタビュー

<超レア!息子が父を求めて泣いている?!>

育児はママだけでなく夫婦で乗り越えていく試練

――最後にたまひよの読者のみなさんとこれから出産・育児を経験するパパ・ママたちにひと言お願いします。

「幼児期の育児は『夫婦で乗り越えていく試練』が多いと感じます。育児は僕が想像していたものよりも何倍も大変。ママがメインになる場面も多々あるのですが、1人でするのは不可能だと感じています。

パパの育児参加は必須。とはいう僕も息子が生まれてまもないころ、休日に友だちとふつうに遊びに行こうとして妻に怒られた身なのですが(汗)、男性はすぐに頭を父モードに切り替えれない場合が多いかもしれません。だからママは子どもが産まれる前から旦那さんをパパ化するためにマネジメントしていく必要があるかと思います。具体的に『こういうことはしてね』とか役割分担を決めるなど。育児は24時間休みなし、2人がかりでしないと身がもたないです。

ただ育児に神経質になる必要はなく『大体これぐらいでいいや』というスタンスで取り組むのがいいかなあと思います。手を抜いたって全然OK! うまくいかなくて当然、自分を責める必要も全然なし! 子どもと一緒に親も成長していくという気持ちで取り組んでいってほしいです」

夜泣きに赤ちゃんがえりなど2人目育児には特に苦労をしたというshinさん夫婦。乗り越えた先にあったのは子ども2人による壮絶なパパイヤ期でしたが、多くのパパが「こんなに嫌がられちゃったらもう無理かも……」とリタイヤしていく中、傷つきながらもめげずに育児参加するshinさんを見ていると思わず「頑張って!」と応援したくなりますよね。shinさんのようにたくましく育児に向き合ってくれるパパが多ければ多いほど、いわゆるママのワンオペ育児の解消にも繋がります。

shinさんの漫画は育児だけでなく休日は家事に忙しくしている姿もあり、共感できるエピソードもたくさんあります。ぜひインスタグラムやブログでチェックしてみてくださいね!(文・清川優美)

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