夏秋出産ママのための、肌着ウエア、何を何枚? 助産師の結論はこれ!
夏から秋にかけて、気温がどんどん下がるため「どんなものを、どれだけ用意すればいいの?」と悩むママ&パパが多いようです。お買いもの前に基礎知識をつけて楽しみながら読んでくださいね!
赤ちゃん用の肌着って?
赤ちゃんにとっての“下着”のこと。赤ちゃんの肌はデリケートなので、肌触りがよく、通気性・吸水性に優れた綿100%の素材がおすすめ。赤ちゃんの首がすわる生後3カ月ごろまでは、着替えさせやすい前開きタイプを選んで。
まずは肌着とウエアの種類と特長を知ろう!
【短肌着】
基本形のベビー肌着。着丈が短くほかの肌着やウエアを重ね着させやすいのが特徴です。オールシーズン使えます。
・着丈が短い
・おむつ替えしやすい
・重ね着しやすい
【コンビ肌着】
・足まで覆ってくれる
・足を動かしてもはだけない
・短肌着と重ね着できる
【ボディ肌着】
・おなかとおしりを覆う形
・体にフィットする
・かぶせタイプは生後3カ月から
【長肌着】
・コンビ肌着の裾が分かれていないもの
・おむつ替えしやすい
・脚まで保温できる
【ツーウェイオール】
股下のスナップボタンの留め方で、2通りの着せ方ができるウエア。おむつ替えが頻繁な新生児期は、ワンピース型で着せておくと便利。脚がよく動くようになったらズボン型に。
・ワンピース型とズボン型2通りの形に変わる
・成長に合わせて長く使える
【カバーオール】
・二股に分かれるズボン型
・脚を動かすようになるころに
・サイズは60cmや70cm~が多い
【ベビードレス】
・おむつ替えの多い新生児期に
・扱っている店舗は少なめ
・サイズは50cmのみが多い
秋冬生まれの赤ちゃんのために、妊娠中に最低限用意すべきList!
■8・9月生まれの結論!
短肌着6枚、コンビ肌着6枚、半袖ウエア2~3枚、長袖ウエア2~3枚
――Q. ボディ肌着やかぶりもののウエアは新生児期から着せても大丈夫?
A. 前開きでない肌着やウエアは、首すわりごろの3カ月くらいからが◎。新生児期はとくに、ママやパパもお世話に慣れておらず、赤ちゃんも首がすわっていないので、前開きでないと着替えに手間取ってしまうことも。どうしても着せたい場合は、生後3カ月以降で、体がしっかりしてきてからの方がいいでしょう。
――Q. 35度以上の猛暑日でクーラーをつけても暑い…。それでもウエアを着せた方がいいですか?
A. 室内であれば肌着だけで過ごしてもOK! 肌着+半袖ウエアという選択も。赤ちゃんは自分で体温調整が苦手なので、肌着だけで過ごしてもOKですが、調整用に掛け物も用意すると◎。また、取り扱いブランドは少なめですが、半袖のウエアもあるのでチェックしてみて。
■10・11月生まれの結論!
短肌着6枚、コンビ肌着6枚、長袖ウエア6枚
――Q. 大人の体感で寒いと感じたら、厚手のウエアなどに替えた方がいい?
A. 赤ちゃんは暑がりで汗っかき。室内は暖かいので着せすぎに注意。室温が適切に保たれていても、意外と汗をかいています。なので、あえて寒い季節用にと厚手の素材を選ぶ必要はありません。おくるみなどの掛け物や薄手のウエアを重ねて調整するのが◎。
――Q. 赤ちゃんの肌着やウエアは大人の服と一緒に洗っても大丈夫?
A. 必ずしも分けなくていいですが、肌にやさしい洗剤を使うと安心。赤ちゃんの肌はデリケートなので、洗剤やとくに柔軟剤の成分が、肌への刺激になってしまう可能性も。蛍光剤、漂白剤、着色料などが無添加の洗剤を選ぶようにするのがおすすめです。
構成/たまごクラブ編集部
初めてママ&パパはとくに、何を何枚用意したらいいかがわからないと思います。まわりの友だちなどに聞いても、生まれ月が違うと必要枚数が違ったりして、生まれてからたりない!という事になってしまう場合も…。同じ生まれ月の先輩ママたちや助産師さんの意見を参考に、必要なものと枚数を用意してくださいね!