猫とシンクロ、15時間喋りっぱなし、会った瞬間にわかったなど。結婚を意識した些細なきっかけは?
「些細なことがきっかけで結婚を意識した、という体験ありますか?」という声が、口コミサイト「ウィメンズパーク」に届きました。相手の何気ない言動のほかに、意外に多かったのが「会った瞬間」でした。
彼の何気ない言葉や仕草に結婚を直感したエピソード
「出会いはサークルでした。合宿でコテージに泊まり皆で夕飯を作る際に、当時友達だった夫が、いきなり私の大好きなきのこソテーを作り始めたんです。
食の趣味が合いそうと思いつつ、誰に言われなくても調理を始めた家事スキルから、意識する存在になりました。
そして初デートでのトレッキングで、夫が『山の挨拶では、挨拶されたら挨拶を返す派』と知り、『適度な人見知りだー、私と同じー』と、一気に親近感をもち結婚を意識するようになりました。
皆さんも、結婚を意識した些細な出来事ありまふか?」
『ありまふか』は、投稿主さんの誤字だったのですが、スレッドのキーワードとなって大いに盛り上がります。
またエピソードでは「彼」と表記していますが、すべて現夫のお話となります。
「ありまふ! 私の猫が首をかしげたとき、彼が真似をして首をかしげたんです。
角度がまったく同じでシンクロして、一匹世話するのも二匹(?)世話するのも同じと、結婚の文字が頭に浮かびました。
現実はそんなことないんですがにゃ」
「ありまふよ♫ 付き合っている時に飲食店に入ったらテーブルに玩具の知恵の輪が置いてありました。
料理を待っている間、それぞれやっていたんです。私、こういうの苦手で苦戦していたら、彼が『ねぇ見て』と、言うので顔をあげたら『ほら』って知恵の輪がポロリと外れたんです。
ほらっていう表情と動作にすごいワクワクしたんです。小さい頃、父が同じように知恵の輪をといて見せてくれた記憶がぱぁっと蘇って。
この人と一緒にいたら父と同じようにワクワクさせてくれるに違いないって、直感しました。
結婚10年。いろいろありましたが、直感は正しかったようです」
「彼(夫)側の話ですが良いですか?
付き合い始めた当初、彼と私の職場はバス停ひとつ分くらいの距離で、割と近所でした。ひねくれていた私はその先のバス停2つ分歩いていたら、前方から見覚えのある人が……会社へ戻る途中の彼でした。
私は偶然だねーって感じでしたが、彼は私とわかった瞬間に、脳内に恋愛ドラマのBGM(チャン、チャラチャラチャラチャラ〜♫)が流れだし『この子と結婚する』と、思ったそうです。
その後彼からプロポーズされましたが『冗談やめて〜』と、笑い飛ばし、2回目のプロポーズでようやく本気と悟った私との温度差がすごかったです(笑)
もう20年以上一緒に暮らしておりまふ」
「ありまふ! 当時はただのクラスメイトでしたが、二人で飲みへ行くことに。
女子寮のピンク電話から待ち合わせについて連絡したら、そのまま3時間おしゃべり。
翌日夕方6時に居酒屋で待ち合わせて閉店まで居座り、それでもしゃべり足りなくて24時間営業のファミレスで、電車の始発までしゃべり続けました。
前日の3時間と合わせて合計15時間喋りっぱなし(笑)
『こんな話の合う人は他にはいない』と、結婚を意識するように。彼も同じだったそうです。
今じゃ子どものことなど、必要最低限の会話しかない夫婦です(笑) あ、仲良しですよ」
「ありまふよ。私の場合は本当に些細なことの積み重ねでした。
まだ友達だった大学時代、数人で彼の家へ押しかけたら本棚の本が、私のコレクションと共通するタイトルが多かったこと。
はるばる彼の兄が大学に遊びにきて対面したら、親戚に会ったような感覚だったこと。
そして義父に会ったらなぜかゆで卵をすすめられ、私は固ゆでの黄身が食べられないと言ったら『白身だけ食えばいいよ』と、気楽に言われたこと。
そのたびに、彼と人生を過ごすのはいいかもって感覚になりました。
ちなみに今では本の趣味が全然違います」
「車でのドライブデートで、渋滞にはまりました。隣の車線から車が強引に割り込んできて私が『危ないなぁ』と、不満をもらしたら、彼は『みんな余裕ないんだよ』って言ったんです。
こういう風に考えられる人と結婚したいと思いまふた」
「ありまふよ。付き合う寸前の一番楽しい時期。朝までファミレスでおしゃべりしていたとき『あ、私この人の子どもを産む』と、なぜか結婚すっ飛ばして出産が閃きました(笑)
全然子ども好きじゃないのに、不思議でした。
今では子ども二人に恵まれて、20年変わらず夫が大好きです。直感って大切」
意外に多かった、初めて会った瞬間に結婚を直感編
「初めて会った瞬間でふ。目があった瞬間に、なんというか、探していた鍵が見つかってぴったりハマったような、すっきりした感覚になりました。あ、結婚するって思いました。
お付き合いから結婚まで、とんとん拍子で話が進みました」
「私も出会った瞬間『あ、この人と付き合ったら結婚する』と、わかりました。“感じた”のではなく“わかり”ました。
霊感はないし超常現象をまったく信じない私ですが、本当に不思議だけどわかったんです。
彼からすぐ告白されたけど断って、3年間放置しました。だって付き合ったら絶対に結婚になるから、もう少し独身を謳歌したくて(笑)
3年間友達関係を続けて3年目に付き合い、半年後には婚約。現在結婚25年でふ」
「ありまーーーふ! 会った瞬間に『感じた』ではなく『わかった』という感覚は、私も同じです。ストンとわかる、という感覚です。
結婚願望0な私だったので、本当に不思議でした」
「私も会った瞬間に『結婚するかも』と、思ったタイプです。
なんでだろうと自分なりに考えたのですが、彼の体臭が歴代の彼氏の中で一番好みだったので、会った瞬間にフェロモンをかぎ分ける潜在能力が発動した? と、勝手に思っておりまふ」
「私も匂いです。会った瞬間に『結婚する』と、感じた理由のひとつが、彼の匂いが好きだったことです。
何かで『本能的に好きな匂いの男性とは相性が良い』ということを聞き、これは結婚するしかないと、ますます強く思いました。
子どもが生まれたばかりのまだ短い結婚生活ですが、今のところ幸せでふ」
「私も初対面でビビビ(古!)。友人と連チャンで飲み歩いていた時期、会社の同期が連れてきたのが彼でした。
遅れてやってきて席に座るまでの一連の動きがスローモーションになり(今でもはっきり覚えています)、『私は絶対、またこの人と会いたくなる』と、思いました。
付き合う前、浮気の話になったら彼は『相手(パートナー)がかわいそうだからしない』と、言ったのも印象的でした。
『忙しくでそんな暇ない』『女に相手にされない』という答えなら『じゃあチャンスがあればやるのね』と、ひねくれて考える私なので『これだ!』と、思いました。
当時、遠距離恋愛だった彼とは速攻で別れ、付き合い始めて結婚しました。
あ、ありまふ! 言うの忘れた」
「みなさん、ありがとうございまふ。
一番目のレスの方の誤字だと思い、みんな悪ふざけしすぎーって自分のスレッド読み返したら(恥)(恥)(恥)
優しく乗っかっていただいて感謝です。そして幸せなエピソードを楽しく読ませていただきました」
と、投稿主さんは〆ました。
『ありまふ』のツボにハマった、幸せいっぱいのほんわかなスレッドとなりました。
文/和兎 尊美
※文中のコメントは「ウィメンズパーク」の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。