犬と子どもの距離感、気をつけたいこと[ハハのさけび #129]
3歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterとInstagramで描いています。
2年の不妊治療を経て子どもを授かり(連載「モヤサバ妊活」)、たくさんの発見があった妊娠期を経て(連載「妊婦のハッケン」)、出産した私(連載「ハハになった日」)。この連載「ハハのさけび」では、育児をする中での気持ちの変化や、母親になって変わった世の中の見方などを書いていきます。親という共通点を持つみなさんに、共感してもらえたら嬉しいです。
犬と子どもの距離感、気をつけたいこと[ハハのさけび #129]
我が家は柴犬を飼っています。ハハのさけび#126-130では、犬と子どもにまつわるさけびを書いてみようと思います。
ハハのさけび#127では、子どもと犬がお互いに興味がなくて悲しいと書きましたが、たまーに、自ら関わってくれることがあります。ふと気が向いた子どもが、犬にボールを投げてあげたりしていると、とても可愛くて幸せな気持ちに。
でも、ボールをめぐって間違って噛まれたりしないか、ヒヤヒヤしてしまいます。犬がご飯を食べている様子を子どもがじっと見たりすることがあるのですが、間違っても手を出したりしないよう言い聞かせています。
実は以前、少し目を離した隙に、犬が子どもの腕を甘噛みして血が出てしまったことがあるのです。犬はもちろん狂犬病の予防注射をしていますし、子どもは急いで病院に連れて行き大したことはなかったのですが、あの時は本当にショックでした。
子どもが犬をヨシヨシなでていたり、犬が子どもをペロペロなめていたりする光景も、とても微笑ましく、嬉しいことなのですが・・・。毎日お風呂に入れているわけでもないし、子どもには耐性のない菌を持っている場合もあるので、触ったり舐められたりしたらちゃんと手を洗わなければいけません。
家族とはいえ、犬はあくまでも人間とは違う生き物なので、線引きをいつも考えています。線引きをしつつも一緒に暮らしていく、不思議な関係だなと思います。
[わぐり]
2018年4月に息子を出産した37歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(@ninputweet)とInstagram(@ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを更新しています。