「食育」にもつながる!? 料理のお手伝い、子どもにやってもらうなら何からやってもらえばいい?

子どもが成長してくると、ママやパパを見よう見まねでお料理のお手伝いをしたい!という子も。少しずつでも料理のお手伝いができるようになると、将来的に子ども自身の役に立ちます。手伝わせたいと思う一方、キッチンは火や包丁など危険なものを扱う場所でもあるので、ちょっと心配…と思うママやパパも。
子どものやる気を応援しながら、まずはどんなことをお手伝いしてもらえばいいのでしょうか。ウィメンズパークの先輩ママ達の体験談を集めてみました。
下準備をお手伝い!
「年中の娘にしめじやエノキをほぐしてもらったり、トマトのヘタを取ってもらったりしています」
「餃子を包むのを一緒にやってました。幼稚園児の頃は、包むというより折りたたむという感じでしたけど」
「主に果物包丁で、野菜を切っていました。子供包丁も買ったんですが、切れないのがかえって危ない感じがして、本物の包丁にシフトしました」
「ポテトサラダのじゃがいもをつぶす、和え物を混ぜる、揚げ物にするものに粉をまぶす(ビニールに入れてゆする)なども簡単でいいかと思います」
「身長と手の長さ次第ですが、味噌をとくのはおすすめです。
そのために味噌こし買いました。中で菜箸動かせばとけるのでテクはいりません。鍋に触らないよう気を付けないといけないので、けっこう集中してやりますよ」
料理器具が使えるようになる!?
「おもちゃのボタンを押すのが好きだったので、炊飯器と、電子レンジの使い方覚えて貰うと、簡単な操作だったら喜んでボタンを押してくれるようになりました。
慣れてきたら、万が一ママが体調が悪くなった時でも、ご飯を炊く位はお願いできるかな…とこちら側に都合よく考えてしまいます(笑)」
「うちの場合便利なものを先に教えました。冷凍食品はどの器に入れて何分チンしたらいいか、お湯はどうやって沸かすのか、たまに無洗米を買って、子どもらに炊飯器にセットしておいてもらったりしてます」
簡単な料理なら作れるように。
「クリスマスはケーキを手作りするのが恒例なので、手伝ってもらいました。デコレーションとか特に喜んでやってました」
「お米研ぎや味噌汁の味噌とき、きのこほぐしたり、ハンバーグこねて丸めたり。あとは、切ったものをフライパンに入れるとか、炒め物を混ぜてもらうとか」
「おにぎりづくり。最初は混ぜご飯の素とかふりかけをまぜてにぎるだけ、慣れてきたら柔らかめの具材を切ったりほぐしたりして包むようにさせました。具材はチーズとか鮭とか皮なしウインナーなど」
「サンドウィッチ作り。パンを薄くスライスするのは母。その後ミミを切ったりハムとチーズを切ってマヨネーズ塗ってのせるとか」
食育も!
「トマト狩りのイベントや、芋掘り、田植え、お米の収穫、酪農の乳搾り、料理教室など、食べ物系イベントはたくさん参加しました。特に料理教室は、ピザ、パフェ、和食、洋食、本格ケーキなど、うちでやろうとすると手間なものに親子でたくさん参加しました」
やはりまずはちぎったり、まるめたりと危なくなくて、簡単にできるものから始めるご家庭が多いようです。できることが増えると「次はこんなことがしてみたいな」という意欲もわいてくるはず。焦らずに、のんびりと一緒に料理の成功体験を増やしていくといいのかもしれませんね。
(文:ふくだりょうこ)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。