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生後12日から噴水のようにミルクを吐き続ける娘 飲ませ方が悪いの?悩む日々に告げられた病名とは

更新

赤ちゃんが吐き戻しをするということは耳にしたことはありますが、毎回吐いてしまうとなるととても心配になりますよね。新町糸さんが描いた「娘が幽門狭窄症になった時の話」という投稿が、Twitterで多くの反響を呼びました。ミルクを吐き戻してしまう娘に対して、自分のミルクの飲ませ方が問題だと試行錯誤する日々……、実は原因は“肥厚性幽門狭窄症”だった!? 新町糸さんの体験談をお聞きしました。

▼肥厚性幽門狭窄症とは?
https://st.benesse.ne.jp/word/byouki/content/?id=55414
参考:日本小児外科学会
http://www.jsps.or.jp/archives/sick_type/hikousei-yumonkyousaku

■プロフィール /新町糸
2020年8月生まれの娘・タマさんの母。Twitter(@kaogakyutai)で育児観察日記を投稿している。

新町糸さん

生後12日目で突然吐くようになった

――娘さんは、いつごろからどのような様子でしたか?

新町糸「生後12日目で急に飲んだものを吐くようになりました。それまでは全く吐いたりしていなかったので本当に突然吐き始めた感じでした。吐く以外は『機嫌が悪い』や『グッタリしている』などもなく、特に変わった様子はないように見えました」

「娘が幽門狭窄症になった時の話」(1)

<生後12日頃から吐き戻しが増え……>

「娘が幽門狭窄症になった時の話」(2)

<検診では特に問題にならなかった>

――いくらミルクを飲んでも吐いてしまうことに対し、当時の新町糸さんの心境はどのようなものでしたか?

新町糸「授乳のたびに娘が苦しそうにたくさん吐くので本人も可哀想でした。私も目の前で見ているしかなく、どうすることもできず、正直その時はパニック状態でした。産院や小児科で相談しても『ゲップをしっかり出して』としか言われず、プロがそう言うのだから『自分たちのやり方が悪いんだ』と気持ち的に追い詰められていました」

「娘が幽門狭窄症になった時の話」(3)

<病院でゲップのさせ方を指示してもらう>

「娘が幽門狭窄症になった時の話」(4)

<夫婦ともに限界が近づいていた>

病気だとわかってホッとした反面、こみ上げる悲しさ

――幽門狭窄症とわかったときの新町糸さんの気持ちは?

新町糸「『やっぱり病気だったんだ!』とまずは思いました。そしてやっとこの辛い状況を何とかして貰えると心底ホッとしたのを覚えています。娘を病院に任せて家に帰ってから、娘が病気であることの実感が湧いてきて、悲しくなりました」

「娘が幽門狭窄症になった時の話」(5)

<大学病院でついに病名が発覚した>

「娘が幽門狭窄症になった時の話」(6)

<治療方法を選択しなければならなかった>

「娘が幽門狭窄症になった時の話」(7)

<手術の処置を終えた娘の痛々しい姿>

「娘が幽門狭窄症になった時の話」(8)

<娘はそのまま入院。隣にいない寂しさを実感>

娘の小さな体にメスを入れることになるのが怖かった

――手術をすることになった娘さんが入院しているときの、新町糸さんの心境をお聞かせください。

新町糸「医師から薬物治療よりも短期で治療できる手術をすすめられ、早く治って欲しいという思いであまり迷いなく手術を選択しましたが、やはり娘の小さな体に全身麻酔とメスを入れることになるのはすごく怖かったです。

手術後、同じように大量に吐いた時には『治ってない!?』と不安になりましたが、術後すぐは何回か吐くことも珍しくないようでした。その後は順調に飲めるようになり、手術から7日目で退院になりました。退院後は1週間後と2ヶ月後の診察で、順調に体重が増えており傷口もふさがっていると言うことで通院も卒業になりました」

「娘が幽門狭窄症になった時の話」(9)

<他の子が「ママ」を呼ぶ声とわが子を重ね合わせた>

「娘が幽門狭窄症になった時の話」(10)

<生後間もない小さな体で頑張った手術>

「娘が幽門狭窄症になった時の話」(11)

<手術は無事に成功!授乳も順調でひと安心>

「娘が幽門狭窄症になった時の話」(12)

<手術後の初授乳。手術したのになんで?>

現在は元気に回復!傷もほとんど目立たず

――現在のお子さんの様子をお聞かせください。

新町糸「ありがたいことに、今は病気したことを感じさせないくらい元気に育っています。現在では吐くことも全くなくなりました。少し気になっていた、手術の傷跡もよく見たら分かる程度で、ほとんど気にならないくらいです」

「娘が幽門狭窄症になった時の話」(13)

<たまに吐くことはあったけれど、無事に回復>

「吐き方のちがい」

<娘さんの場合、手術後は比較的静かに吐くようになったそう>

※漫画を全てみたい方はこちら▼「娘が幽門狭窄症になった時の話」
https://twitter.com/kaogakyutai/status/1488128434589302784?s=20&t=tdZJfpRKpV4ttDn7a8kESw

――最後にたまひよの読者のみなさんにひと言お聞かせください。

新町糸「当時、娘が病気になったことで、症状を動画で撮っておく大切さと、親が自分からどんどん動いていかないと解決しないということを痛感しました。

うちの娘の症状はほんの一例でしかありませんが、この漫画を通じてこういう病気があることと、大まかですが診断後の流れを知って参考にして頂けたら幸いです」

毎回ミルクを吐き出すという赤ちゃんの症状で、肥厚性幽門狭窄症という病気がわかったという新町糸さんの体験談でした。毎回ミルクを吐き出すだけでも心配なのに、生後間もない小さな体に手術するというのは、本当につらい決断ですよね。今は病気を感じさせないぐらい元気にすくすく育っているようで安心しました。赤ちゃんのうちは心配事がたくさんありますが、気になったことは何度でも病院で確認することが大切ですね。(文・清川優美)

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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