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要注意!そのファッション、逆に太って見えちゃうかも!? なかなか戻らない産後の体形カバーの方法は?【スタイリストに聞く】

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彼女の腹に触れるベージュのブラウスの若い女性
Zinkevych/gettyimages

「たまひよ」WEB・アプリユーザーへのアンケートの結果、「産後、元の体重や体型になかなか戻らない!」という声が多く寄せられました。
ママたちの悩みとともに、細見えするファッションについてスタイリストの稲葉美紀さんにアドバイスをいただきました。

ママたちの産後の体型の悩みとは

まずは、産後の体型の変化を嘆くママたちの声をお届けします。

■プレゼントの洋服が入らず気まずい雰囲気に
「妊娠前は夫とジムに通っていたのですが、妊娠で10kg太り、腹筋は無くなり体型もいまだ戻らず…。夫が誕生日に買ってくれた細身のワンピースを着ることができずにお互いに悲しい気持ちになってしまった…」(はるまんま)


■ダボっとした服しか着られない
「産後2ヶ月で、骨盤矯正はしていなくて、ガードルを履いても、妊娠前に履いていたパンツやスカートがはいらないので、ダボッとした服しか着ていません」(なりはち)


■ダイエットする時間がない!
「太ってしまって服のサイズが合わなくなって…。ダイエット目的でエステやスポーツジムなど行きたいけれど、子どもがいると時間がないし、値段も高いと家計もキツい!」(りっちゃん)


■下半身が気になる
「帝王切開だったので、骨盤矯正をするのが怖く、ダイエットもできていないので、下半身が気になる…。でも育休中なので今までできなかった髪色にして、この期間だけ楽しみたい!」(マロン)


■なんだか老けてきた気が…
「仕事をし始めたら着るだろうけど、独身の時に着ていた今は邪魔になっている服を売ろうか悩んでいます。メイクも必要最低限のみになってしまい、老けてきた気がする…」(あおママ)


■ジーンズがパツパツ
「妊娠前まではブカブカだったジーパンを久しぶりにはいたら、パツパツになっていました。しかも、ダメージジーンズだから、ダメージ部分から肉がはみ出て、情けない体になったんだとイヤになりました」(ボスマス)


■好きなハイヒールを履く機会がない!
「産後体型が完全には戻らないので、好きなファッションができないし、もっている服が似合わなくなってかなり捨てることに。子どもがいると好きなハイヒールを履く機会がないのがツライ」(リーカ)

痩せ見えには、シャツワンピースがオススメ

気になる腰やおなかまわりなどをカバーし、スッキリと細見えファッションについてスタイリストの稲葉美紀さんにアドバイスいただきました。

「着痩せファッションは、厳密に言えばデザインや素材によっても見え方が異なりますし、身長や顔の形などなどで変わってきます。
一般的には、襟つきまたは、Vネックの前ボタンで長めのシャツワンピースが体型カバーにはオススメです。シャツワンピースは、腰回りや身体の厚みもカバーし、Iラインの縦長効果でスッキリ見えるだけでなく、羽織りものとしても活躍します。
ワンピースは、落ち感のある素材でAラインのものが、気になるお肉をひろわないのでスッキリ見えます。
スカートは、腰回りをカバーするAラインの少しハリのある素材を選びましょう。
トップスは、ハリがあり首元の開いたコットンやリネンのシャツチュニック。色味は単色無地を選んで、細身のパンツでコーディネートするのもいいですね。ミドル丈のジレにたっぷりしたシャツとパンツというのも痩せて見えます。
おなか周りが気になる人は、テーパードパンツやラップパンツがオススメです。
ただ、下半身やおなか周りが気になるからって隠してばかりだと、逆に太って見えてしまうこともあります。
また、引き締め効果のある黒ですが、全身黒ずくめのコーディネートだと、かえってずっしりと重く見えてしまうのでNGです。今トレンドのオーバーサイズのカジュアルトップスも、上下ともにオーバーサイズコーディネートは、部屋着に見えます。
チュニックは体型カバーにオススメアイテムなのですが、シフォンやギャザーなど素材選びを間違えるとかえって体型を強調させるので注意しましょう。
オススメのブランドは『自由区』と『human woman』。『自由区』は、定番のものやシンプルなものが多く、着回ししやすいブランドです。『human woman』はシンプルカジュアルで、素材や縫製がしっかりしています。
私の一押しブランドは『Do CLASSE』です。値段もリーズナブルで、働く女性やキレイめカジュアルなブランドです。ラクに着られて、ワンサイズ細く見える服なので、アラフォーの方にオススメです。通販がメインですが、ショップもかなり増えていますよ」(稲葉美紀さん)

引き締め効果がありそうな黒をつい選びがちですが、全身黒だと重く見えてしまうとのこと。気になるところを隠しすぎるのも要注意ですね。
(取材/文・酒井範子)

稲葉美紀さん

PROFILE)
スタイリスト。女性ファッション誌を中心に、テレビや広告などで活躍中。

※文中のコメントは「たまひよ」WEB・アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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