「まさか、ここまでとは!」子育て家庭の想定外エピソード!寝不足・体力不足を乗り切るには!?
出産をして、子どもとの生活が始まると、想定外のことがたくさん起きませんか?
今回はそんなエピソードの数々を、「たまひよ」アプリユーザーへのアンケート結果から紹介するとともに、子育てアドバイザーの高祖常子さんにお話をうかがいました。
出費、寝不足、体力的大変さの声が多数
まずはアンケートに寄せられた声からご紹介しましょう。
「出費がふえる」(さくら)、「光熱費が高くなった」(そうママ)などの声が多い他、こんな声が寄せられました。
「こんなにも寝不足になるとは思わなかった!」(むーちゃん)
「こんなにも体力がいるのか!」(725)
「1日24時間じゃ足りない!!」(おっま)
「自分のことはどうでもよくなった。赤ちゃん優先!」(haru)
「自分の気の短さに驚きました。いつも怒ってばかりで嫌になります…」(いか)
想定以上の大変さに驚いているママが多いですね。
でも、こんな微笑ましい「想定外」も。
「夫が想像以上に子どもにデレデレになっている」(みぃる)
「思った以上に子どもが可愛い!!」(おっま)
「子どもの成長が早すぎてビックリした。昨日できなかったことが、今日にはできるようになってる」(オカミホ)
「通りすがりのおばあさんとかスーパーの店員さんとか、とにかく、みんなが話しかけてくれて優しい」(はまなな)
2人以上の子どもを持つママならではの声も。
「末っ子のあざとさ…」(K.K)
「子どもたちが一斉にママに話しかけて来る。そして、何とか聞き取って返事ができること」(ふぅゆママ)
また、こんな声もありました。
「赤ちゃんは何でもいい匂いと聞いていて期待していたら、うちの子はくさかった!笑」(みんと)
「子どもがあまり好きではないと言っていた夫が、とても子煩悩であることに驚いた」(Shiori☆)
「ネットで見るような余計なことを言ってくる他人が本当に存在する…」(ぴよ)
「大変さはずっと続くわけではない」と専門家
楽しいエピソードも多かったですが、大変さがうかがえるエピソードもたくさん寄せられました。子育てアドバイザーの高祖常子さんに、ご自身の子育て経験も踏まえて、「大変な今」を少しでもラクにできるアドバイスをいただきました。
「『こんなにも寝不足になるとは思わなかった』というのは私自身もそうで、長男が生まれてからは、これが永遠に続くような感覚に陥りました。
そんな時はぜひ、ちょっと先の未来を想像してみましょう。『半年後には一緒に歩いてお散歩できるかも』など、成長を楽しみにするのがおすすめです。
『こんなにも体力がいるのか!』というのは、特に第3子の時に思いました。妊娠中、体重がどんどん重くなり体力的にも大変で、『産めばラクになる!』と思っていたのですが、産後も体力が続かず…。
友だちに嘆いたら『それは前回の出産から、3年あなたが歳をとっているからだね』と言われ、妙に納得した経験があります。
その後は、なるべく体力温存できるように心掛けました(笑)。公園に行った時は、『あの木をタッチして戻ってきて』とか。自分が動かないで、子どもが楽しく遊びながら体力を使ってくれる方法を考えたり、食事作りも疲れた時には冷凍食品や市販のお惣菜に大活躍してもらいました。
微笑ましい『想定外』も素敵ですねー。楽しい想定外も、困った想定外も、ぜひパートナーと共有したり、写真とともにエピソードを残しておくのがおすすめです。子どもがちょっと大きくなった時に、『あの時はこんなだったねー』と語りあえると、とても楽しい家族の時間になると思います」
体力が低下している自分が、体力を持て余している子どもに向きあうために、可能な限り体力を温存する工夫をしたいと思いました。
(取材/文・橋本真理子)
高祖常子さん
PROFILE
子育てアドバイザー、キャリアコンサルタント。保育士、幼稚園教諭、社会教育主事、ピアカウンセラーなどの資格を持つ。NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事、NPO法人ファザーリング・ジャパン理事ほか。全国13万部発行の「育児情報誌miku」編集長として14年活躍。育児誌を中心に編集・執筆を続けながら、子どもの虐待防止と、家族の笑顔を増やすための講演活動、ボランティア活動を行う。3児の母。著書多数。
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。