【板野友美】「お産にむけての予習は少なめ。でも、会陰ケアは念入りに
たまひよ新創刊アンバサダー・板野友美さんのスペシャル連載「ともちんの妊娠・出産・育児NOTE」。ここでしか読めない、妊娠・出産・育児のエピソードや、ママとしての本音もたっぷり♡ 第3回は、妊娠後期から出産までを振り返ってもらいました。板野さんがお産に向けて準備したこととは…!?
妊娠後期は、人生初の家でダラダラ生活を経験!数歩しか歩かない日も…(笑)
―――妊娠後期になって体調の変化はありましたか? 出産までどのように過ごしていましたか?
板野さん(以下敬称略) 妊娠中期までは目立たなかったおなかが、妊娠後期になると驚くほど大きくなりました! すごい圧迫感で、膀胱(ぼうこう)も胃腸もギュウギュウと押されているような感じ。トイレも近くなるし、胃腸も気持ち悪いし…。落ち着いていたつわりもまた復活。食欲は出てきて食事はしっかり食べていましたが、口の中がまずいというか苦いというか、不快な感覚があるのが気になりました。
ちょうど妊娠後期になったタイミングで、新型コロナウイルスの感染者数が急増したので、気分転換の外出もやめて家にこもっていました。母と「赤ちゃんが生まれたらなかなか旅行に行けないから、温泉でも行きたいね~」と計画していたのですが、それもキャンセル。
出産までの2カ月くらいは、ほとんど家から出ずに、映画やドラマを見て過ごしていました。これまで仕事で忙しかったし、外に出るのが好きだったので、こんなに長い期間家でゆっくりしたのは人生初だったと思います。ストレスたまるかな…と思ったけど、ドラマ「コウノドリ」を見て大泣きしたり、恋愛バラエティー番組を見たりして、なかなか楽しかったです。ダラダラしすぎて、「あ、今日は室内を数歩しか歩いていない…」という日も(笑)。
お産については「なるようになれ!」とあまり予習せず。会陰(えいん)マッサージだけはしっかり
―――お産のために軽い運動やストレッチをしたりしましたか? お産にむけて予習したことや、安産のためにしたことは?
板野 運動はほとんどしていません。早産になっても困るし…と思って、予定日が近くなるまでは動きすぎないようにしていました。夫に立ち会ってもらえるよう計画分娩を予定していたので、分娩予定日の前日だけ室内を歩き回ってみました(笑)。
お産の予習は、先輩ママに体験談を聞いたり、YouTubeを見たくらい。でも、私は「行き当たりばったり、なるようになれ!」というような性格なので、そんなに熱心に予習はしませんでした。
お産が不安というのもあまりなくて、赤ちゃんに会えるのが楽しみという気持ちのほうが強かったです。「新生児の1日」がテーマの動画を見てお世話のしかたを覚えたり、出産関連の絵本を見て「赤ちゃんとの初めての共同作業だから頑張ろう!」とワクワクしながらイメトレしたり。
ただ、会陰切開はできればたくさん切りたくないな…という気持ちがあったので、出産予定日の2カ月くらい前から会陰のマッサージをしていました。「ワフィト」のインティメイト オイルという、腟(ちつ)ケアのオイルを使っていました。そのおかげか、会陰は少ししか切らずに済んだみたいで、産後、会陰切開の痛みはほとんどなかったです。
お産に関してもかなりの安産だったと思います。計画分娩ということもあって、わりと落ち着いて臨めたのもよかったみたい。つわりは本当につらかったけれど、お産は想像していたよりも平気でした!
出産準備品はアカチャンホンポで爆買い! お産入院に持っていってよかったのは、お気に入りの飲み物と授乳のケアアイテム
―――出産準備はどうしましたか? お産入院のときに持って行ってよかったものがあれば教えてください。
板野 抱っこひもやベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッドなどの大型アイテムはいろいろ調べて早めに購入。哺乳びんや紙おむつ、肌着などは、母と一緒にアカチャンホンポに行ってまとめて買いました。コロナ禍でずっと家にいた時期だったので、買い物は1日にまとめて。久々の買い物だし、赤ちゃんのもの…と思うと張りきりすぎてたくさん買っちゃって。今思うと、こんなに必要なかったな…というものもあります。
お産入院のときは、飲み物をたくさん持っていきました。スポーツドリンクと、あと、私はお茶が大好きなので、ノンカフェインの緑茶も。お産のときだけでなく、産後も授乳をするとのどが渇くから、飲み物は多めに持っていってよかったです。おなかもすくから、おやつも持っていけばよかったな~。
あと、最初は授乳で乳首が痛くなるから、乳首のケアアイテムは絶対必要。赤ちゃんがなめても大丈夫なケアクリームなどを用意しておくのがおすすめです。搾乳器もすごく便利だったから、2人目を産むことがあれば絶対持っていこうと思っているアイテムです。
会陰のケアに使っていたワフィトのオイル
出産の2カ月くらい前から、「ワフィト」のインティメイト オイルで会陰のマッサージをしました。
出産準備グッズは、母と一緒にアカチャンホンポへ行ってまとめ買い
母と一緒にアカチャンホンポへ。肌着やおむつ、雑貨など、必要なものを一気に購入しました。
赤ちゃんのために用意したウエア類
赤ちゃんのもの…と思うと、つい張り切ってたくさん買いすぎちゃいました(笑)。
妊娠後期にはマタニティフォトをセルフ撮影
出産前にマタニティフォトも撮影。知人に紹介してもらったプライベートスタジオに夫と2人で行き、自分たちで撮影をしました。
夫婦でマタニティフォトも♡
夫婦2人の写真も撮影。妊娠中の思い出に撮っておいてよかったです!
愛犬たちとも撮影♡
愛犬たちとも一緒に♡ コロナ禍でも、プライベートスタジオなので安心して撮影できました。
撮影/アベユキへ、スタイリング/高野夏季 ヘアメイク/平野琴恵 取材・文/渡辺有紀子、ひよこクラブ編集部
※衣装は左手のリングは板野さん私物、そのほかはすべてスタイリスト私物
コロナ禍で外出できず、人生初ののんびり生活を楽しんだという板野さんでした。安産の秘訣(ひけつ)は「ポジティブ&平常心」かもしれないですね。
次回は、たまひよ読者の皆さんから寄せられた質問に答えていただく、“Q&Aスペシャル”を予定しています。お楽しみに!
※掲載している情報は2022年7月現在のものです。
板野友美さん(いたのともみ)
PROFILE
1991年7月3日生まれ。2013年にAKB48を卒業後、歌手・女優として幅広く活躍。2021年1月にプロ野球・東京ヤクルトスワローズ投手の高橋奎二(たかはしけいじ)さんと結婚、2021年10月に第1子女児を出産したことを発表。