「読み聞かせがいい」「たくさん話しかけて」というけど……子どもの発語を促すコツってある?『ふうふう子育て #64』
初めての発語はあったものの、まだあまり言葉が出てこない娘・ふーみんのことが心配になってきた青鹿夫婦。自分たちの関わり方が合っているのかどうか、どうしたら発語を促せるのか相談に行くことに……。
どうしたら発語を促せるの⁉︎
「じゃあ、まずママのことを教えてください」
1歳3カ月を過ぎた頃、少しずつ言葉らしきものが出てきた娘・ふーみん。ところが、身振りや手振り、指差しなどで意思表示はするものの言葉が出ないことも多く、少し心配になりました。
こちらからの呼びかけには反応するので、耳が問題というわけではなさそう。そこで、どうにか言葉が引き出せないかと夫婦で試行錯誤することに。
まずは、よく「絵本を読み聞かせてあげるといい」と聞くので、図書館に通って毎日読み聞かせをしてみました。でも、ふーみんは高速でページをめくったり戻したり、同じページを見て指差しすることにばかり熱心で、一冊を通して読むことさえできません。言葉を目的として絵本を読むのは親子で苦痛になりそうだったので、もう楽しむために読もうと思いました。
次に、よく「親がたくさん話しかけてあげるといい」と聞くので、一生懸命に話しかけてみました。当然、ふーみんからの返事はないので、なんだか独り言のようになってしまい、気恥ずかしさもあって「このアプローチで本当にいいのだろうか」と夫婦で悩んでしまったんです。
そこで、自治体がやっている子育て相談室に行くことにしました。娘の発語について相談したところ、やはり最初に言われたのは「ママがお子さんにたくさん話しかけてあげて」。以前は「〇〇してあげて」と言われると、自分がきちんとやれていないのかもと思い、それ以上の相談ができなくなっていました。
でも以前、離乳食について相談した時に、すでにやっている工夫を伝え、その上で困っていることや知りたいことを具体的に伝えたら的確なアドバイスがもらえたので、今回も細かく話したんです。
絵本を通して読むのが難しいこと、自分なりに話しかけているのに効果を実感できないこと。もしかしたら私の話しかけ方が適切でない可能性があるので、コツを具体的に教えてほしいと話したんです。
すると、相談員さんの口から出たのは意外な言葉でした。
「じゃあ、まずママのことを教えてください」
私は娘の出生時のことや発達、性格などについて聞かれるものとばかり思っていたので、ビックリしました。私の情報が役に立つのだろうか……と。(続く)
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(編集協力:大西まお)
漫画家 青鹿ユウさんのプロフィール
漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。
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http://aoshikayu.com/
※この記事は、過去に「マイナビ子育て」に掲載されたものです。


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