子どもに囲碁をやらせてみませんか?
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「1(い)」「5(ご)」の語呂合わせで1月5日を「囲碁の日」
1月5日は「囲碁の日」。
公益財団法人日本棋院が囲碁の普及と発展を願い、「1(い)」「5(ご)」の語呂合わせで1月5日を「囲碁の日」と定めました。
囲碁は、2000年以上も前から東アジア中心に親しまれてきました。チェス、シャンチーと並ぶ世界三大棋類の一つです。
古代中国の皇帝が、子どものしつけのために囲碁を教えたという話や占いに使ったという話もあります。
プロの囲碁棋士の収入は1億5000万円!?
囲碁といえば、7大タイトルをすべて獲得するという快挙を成し遂げた、井山裕太さんへの国民栄誉賞検討のニュースが記憶に新しいですね。
最近では、漫画「ヒカルの碁」の人気からも囲碁を始める子どもたちが一気に増え、街の囲碁教室も盛んになってきているようです。
囲碁は頭を使うゲームなので、親としても積極的に薦めたい遊びですよね。
あのメジャーリーグのイチロー選手も小学校では囲碁部に所属。地元の囲碁教室にも通い、自宅ではお父さんと対局するほどの大の囲碁好きだったとか。
口コミサイト『ウィメンズパーク』にも、そんな囲碁にハマっているお子さんが多数いました。
「5年生になって、教室に置いてあった『ヒカルの碁』を読んでハマったようです。碁盤と碁石を買ってあげてから、毎日一人で打っています」
ただ、地域にはまだ囲碁教室が少なく、せっかく夢中になっているのに習うところがないというのが実情のようです。
「教室がないので、DSやヤフーのゲームで見知らぬ人とネット対戦して腕を磨いています」
「教室はないけれど、近くの囲碁サロンに通っています。おじいさん相手に教えてもらいながら楽しんでいるようです」
「実践は大事なのですが、基礎として問題集をやっています。ほか、有料ですが子どもでも楽しめるアプリもあります」
井山七冠の影響で囲碁界がもっと盛り上がり、今後は教室が増えてくれるかもしれません。
そうなれば、お子さんも将来は囲碁界のヒーローなんてことも?
ちなみに、親としては気になるプロ棋士の気になるお給料は…。
棋士の収入は対局料です。でもプロだからといって対局だけで食べていける人はほんの一部だそう。
ちなみに、日本棋院HPによると7大タイトル戦の優勝賞金は、
棋聖戦 4500万円
名人戦 3300万円
本因坊戦 3000万円
王座戦 1400万円
天元戦 1300万円
棋聖戦 800万円
十段戦 700万円
この7大タイトル全部を取ったとしたら1億5000万円!
これなら、プロ棋士の夢に、賭けてみててもいいかも?
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』の投稿からの抜粋です。