わたしの、あなたの「育業」を17文字の川柳に込めて! 東京都×第一生命保険コラボ「育業川柳コンクール2022」の受賞作が決定!!【東京都「育業」応援プロジェクトレポート②】
2022年6月、東京都が育児休業の愛称を「育業(いくぎょう)」とすることを発表しました。育児は「休み」ではなく、「未来を担う子供を育てる大切で尊い仕事」ととらえ、社会のマインドチェンジを目指す取り組みのひとつです。その愛称と理念を広く浸透させ、誰もが育業しやすい社会を目指すため、東京都が企業・国・インフルエンサーとコラボして2022年から様々な「育業推進キャンペーン」を実施中。そのコラボ企画の1つが2022年9月30日~10月31日に第一生命保険と実施した「育業川柳コンクール」です。育業中や育業経験のあるパパやママを中心に応募総数は1375作品。その中から「大賞」「優秀賞」をはじめ28句の授賞作品が発表されました。
1/31〆切迫る!「たまひよ」でも育業応援プロジェクトを実施中です。育業をして気づいたこと、嬉しかったこと、大変だったことなど、あなたの育業スト―リーをぜひ教えてください!
1987年からつづく第一生命「サラ川(※)」のスピンオフ企画「育業川柳コンクール」
第一生命が1987年から毎年実施している通称「サラ川(※)」。その年の世相を巧みに表現した作品が毎年話題になり日本の風物詩的なイベントに。今回は、東京都の「育業推進キャンペーン」とコラボした特別スピンオフ企画として「育業」をテーマに川柳コンクールを実施。くすっと笑える体験から、思わずうなずくあるあるまで、1375句の育業川柳が集まりました。
※サラ川=「サラリーマン川柳コンクール」の略称。近年、幅広い方からのご応募が増えたことを受け、2022年より名称を「サラリーマン川柳コンクール」から「サラっと一句!わたしの川柳コンクール」に改名
大賞1作品、優秀賞4作品はこちらに決定!
通常の「サラ川」では、男性の応募者が多いそうですが、育業川柳コンクールの応募者は男性、女性が半々くらいだったとのことで、パパ、ママそれぞれの叫び、望み、喜びを17文字に込めた名句が揃いました。
佳作23句も今の世相を反映した名作ぞろい
こちらも育業とコロナ禍、副業、テレワークなど今の時世を反映したキーワードや赤ちゃんのお世話に奮闘するパパの姿など、タイムリーでリアリティのある句が出揃いました。
― たまひよ編集部員にも受賞川柳の感想を聞いてみました —
受賞作を見た編集部でも大盛り上がり。さまざまな感想の声があがっていました。
どの川柳もママと一緒にパパが一生懸命育児に奮闘している様子が目に浮かびました!個人的には「抱っこひも エプロンつけて 照れワーク」が、こんなかわいいパパだったら嬉しいなと思いました(編集部員I)
以前は、育児は「母親が中心になってするもの」でしたが、徐々に「夫婦で分担するもの」と変わってきているのを感じます。 「パパ挑戦 両手震える 子のお風呂」という川柳がありましたが、私はママの立場ですが、娘が生まれたばかりのころのお風呂は慣れるまで手が震えていたな~と思い出しました。「オムツ替え 替えた直後に もう一枚」なども、よくありました!替えた直後どころか、替えている途中にもう一枚必要になることもありますしね。「育業を 苦行にしない 家族の輪」という川柳のように家族で育児を楽しめるような育業が定着するといいなと思いました(編集部員K)
「パパ奮闘 手替え品替え オムツ替え」 「抱っこひも エプロンつけて 照れワーク」 「パパ挑戦 両手震える 子のお風呂」 など、赤ちゃんに触るのもドキドキわくわくのパパが、実際に赤ちゃんのお世話をしている姿が想像できてほっこりしました。今はもうお世話にも慣れて堂々とされているんでしょうね。 余談ですが、「育業(ikugyou)の 頭文字には 愛(I)がある」 ほんとだ―と!座布団1枚って思いました(編集部員M)
「2児のパパ予備軍」さんの「人不足 深刻なのは 家のほう」に共感!ほんと、赤ちゃんがいると家の中は、名もなき家事、名もなき育児であふれますよね。これから「育業」が当たり前になっていくような未来を感じられる作品がいっぱいだと感じました。会社や制度に後押しして欲しいという気持ちが感じられる作品もあったので、23年4月からの制度変更に期待できそうですね(編集部員N)
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育業しやすい社会やサイクルをつくるのは制度だけじゃない
日本では1992年に「育児・介護休業法」が施行されて以降、育児休業の制度整備が進められてきました。
2022年4月から改正「育児・介護休業法」が段階的に施行。有期雇用における育児休業の取得要件の緩和や産後パパ育休制度など、法制度の面での環境整備は進んでいますが、育児休業取得率は男性13.97%・女性85.1%と、特に男性では1割強にとどまっています(※) 。その理由として「育休=仕事を休むという意識」や「職場に迷惑をかけたくない」「職場で前例がない」「キャリアで不利になる不安」など、制度が整ってもその制度を使うことに二の足を踏む当事者の心情や職場環境の課題が見えてきます。
そこからも制度改正とあわせて、今回のような社会全体で「子どもを育てる意義」や「育児休業制度の認知、理解」を深める取り組みはとても大切。そして、育業した人が自身の体験を発信し、次の人につなげることも、育業に対してポジティブな社会気運やサイクルを作っていくうえで重要な役割を果たしています。
※厚生労働省「令和3年度雇用均等基本調査」
TOKYO MXも東京都とコラボ!「育業エール~企業探訪~」放映中
TOKYO MXの朝の情報番組『堀潤モーニングFLAG』は、2022年11月3日から育業応援コーナー「育業エール~企業探訪~」を放映中。毎週木曜日の番組内で育業推進に取り組む様々な企業の好事例や子育て世代の声を紹介しています。第1回目の第一生命保険株式会社を皮切りに、コンビ株式会社、株式会社フューチャーフロンティアーズなどなど様々な事例を紹介。東京都こどもスマイルムーブメントのWEBページにてアーカイブ配信していますので、ぜひチェックしてみてください。
【放送番組】『堀潤モーニングFLAG』
【タイトル】育業エール~企業探訪~
【放送日時】2022年11月~2023年3月 毎週木曜日7:00~8:00番組内コーナーで放送
【ホームページ 】https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
間もなく締切!東京都×たまひよ「育業応援プロジェクト」泣いた!笑った!「#我が家の育業ストーリー」投稿キャンペーン
育業をして気づいたこと、嬉しかったこと、大変だったことなど、あなたの育業ストーリーを教えてください。
いただいた投稿の中から7名の審査員が共感したエピソードを選考。プロのマンガ家によるマンガ化+アマゾンギフトカード10万円分をはじめ、80名さまへの素敵なプレゼントも! 応募は、1月31日(火)までとなります。ぜひ、たくさんの育業ストーリーをお寄せください!