幼少期からの英語教室、やっぱり外国人講師がいい?
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●5月18日は「国際親善デー」
1899年(明治33年)5月18日に、ロシア皇帝ニコライ2世の呼びかけにより「第1回平和会議」がオランダのハーグで開催されました。この会議では日本を含む26か国が参加し、国際紛争平和的処理条約や陸戦の法規慣例に関する条約などが結ばれ、平和に向けた世界的取り組みがなされました。これを記念して国際交流を通して平和を実現することを目的に「国際親善デー」が制定されました。
楽しくなければ続かない…。外国人講師の質を見極めて
日本も国際化が進み、ママたちの英語教育に熱が入ってきています。すでに英語教室に通われているお子さんもいることでしょう。その英語教室は、外国人のネイティブ講師ですか? それとも日本人講師?小さいうちから本場の英語に触れられるネイティブ講師、先生の話を理解しながら学ぶ日本人講師、どちらもメリットがあり悩みます。
「4歳の娘が英語を習いたいと言うので体験を受けに行きます。日本人の先生コースと外国人の先生コース、どちらが適しているのか判断ができません…」
口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちはどちらを選んだでしょうか?その決め手は?
「どうせ英語を勉強するならネイティブスピーカーのような発音を身につけて欲しくてネイティブの先生に習いました。3年目ですが期待し過ぎでした。海外旅行で外国人の人と話すことに抵抗がなくなったくらいかな?」
ネイティブスピーカーと英語で話ができた体験は、自信となってプラスになるようです。その自信は、この先の英語の勉強にもつながっていきそうです。
「中学生の息子は幼稚園の頃から外国人講師でネイティブな発音を聴いていました。確かに発音はいいですよ。耳も慣れているのでヒヤリングの点数もほぼ満点です」
語学の習得には個人差はありますが、子どもの順応性が高く、耳が慣れるのも早いのかもしれませんね。
そうなるとネイティブの先生の方が良いような?
「最初は外国人の先生の教室を選んでいましたが、外国人というだけで決めるのはダメだなと思いました。娘は日本人でノリノリの先生にテンションを上げてもらうことで、英語が楽しいって思えるようになりました。でも、外国人でもノリノリじゃない先生の時は英語が好きではなくなってしまいました」
「幼稚園の娘は絵本の王子様が大好き。王子様系の外国人の先生だったので目がハートになって、毎週楽しみにしていました。先生にも好かれたくて予習までしていましたよ(笑)」
小さいお子さんは、ネイティブにこだわらず授業が楽しいかどうか、そして先生との相性が大事ですね。楽しくなければ続きません。まして、嫌いになられたら本末転倒です。
「教室に何を求めるのか。英語に慣れることか? 外国人に慣れることか? 日本人講師なら発音はどうか? そして、外国人講師なら日本語力はどうか? 子どもが講師に日本語で話しかけたときに、同じ内容を英語で繰り返してくれるのが理想だと思っています。外国人講師に習いましたが、子どもの質問を理解している先生だと習得が早かったです」
「中学生の息子です。幼児期から小学校低学年まではバイリンガルなネイティブの講師で耳と口で発音を覚え、外国人への抵抗もなくしておき、高学年以上になったら外国人か日本人かにこだわらず教えるのが上手な先生の教室を選びました」
日本人か外国人かはそれぞれに長所と短所があるようです。幼少期ならどちらも体験してみて、子どもが楽しめる教室を選ぶといいかもしれませんね。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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