これぞ魔法の言葉!子どもを成長させるほめ方
「ほめる」とひと言で言っても、そのやり方は十人十色。その子にはその子に合ったほめ方が、きっとあるはずです。わが子を成長させるほめ方、見つけてみませんか?
「ただほめればいいの?」と迷ってしまうことも。
「ほめて伸ばす」を実践しなくてはと、ほめること自体にプレッシャーを感じていませんか?無理してなんでもベタほめするのではなく、それぞれのママ&子どもに合った方法を見つけることがたいせつです。
ただほめちぎるだけで本当にいいの?
義母は「ほめて育てなさい」とよく言うのですが、そこまで?と正直思うことがあります。祖父母ならべたほめで構わないけれど、親として、言いたいことを胸にしまって、ほめちぎるだけでいいのかなとも思いました。
このままほめ続けて良いものか...
小学1年生の女の子です。小さいころから「すごい!すごい!」と周囲から言われて育ったため、とても自信家です。ただ最近、うぬぼれとも取れる言動が気になってきました。このままほめていたら、娘は自信過剰になり、そのうちまわりから鼻につく存在になってしまうのではないかと心配しています。
実践してよかった!おすすめほめフレーズ5選
ほめ方はいろいろあるけれど、どんな言葉が子どもに響くのか...。ここでは、口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちがわが子に実践した、おすすめの「ほめフレーズ」をご紹介します。
「ありがとう」
息子さんが何かをするたびに、「ありがとう」と言い続けてみることをおすすめします。どんなにささいなことでも「ありがとう」。「ありがとう」って最高のほめ言葉らしいですよ!
「えらい!」「すごい!」
習い事のエレクトーン。へたでグダグダでも「こんなに難しいのにあきらめなかったのはえらい!」「こんな難しいの、お母さんは小学生のときでも弾けなかった」とほめ、1回でも奇跡的に成功したら、抱っこしてクルクル回り喜び合います。
「がんばったね」
「認める」言い方をしています。はっぱをかけておいてがんばったときは「やるね!」「がんばったな」という具合にほめています。
「うれしい」
興味を持って「うれしい」と素直に喜べばいいと思いますよ。子どもはごほうびのためにがんばるわけではないし、「お母さんはうれしい」と素直に表現し、父親にも伝えて家族みんなで喜んで応援するのがいいと思います。
「YEAH!」とハイタッチ!
いい結果を出したら「やるやんけ」「YEAH!」とハイタッチですね。子どもはうれしそうな表情をするので「よっしゃ、伝わった」と感じます。
ほめるときに気をつけておきたいこと
ほめることで子どもを成長させるには、気をつけたほうがいいこともあります。これからご紹介する先輩ママからのアドバイスを、参考にしてみてくださいね。
ほめる≠偽ること
ほめるときは本当にほめられるべきところをほめないと、やはり誤解しちゃいそうですよね。たとえば歌がへただったら、「じょうず~」じゃなくて、「元気な声だね~」とか、本当にほめられるところを探してあげないと。ほめるって偽ることじゃなく、いいポイントを探してそれを成長のためのモチベーションにつなげていくことだと思います。
とにかく「ほめなきゃ!」と気負うのではなく、まずは普段のわが子を見つめ直してみれば、自然とほめてあげたいところが見つかるものです。そして、そんなわが子をここまで育ててきた自分のことも、一緒にほめてあげてくださいね。
※文中のコメントは「ウィメンズパーク」からの引用です。
※この記事は「ウィメンズパーク」で過去に公開されたものです。