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フードマエストロ発★野菜をパクパク食べる子になる⁉素材にこだわった離乳食

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▲赤ちゃんの離乳食セット(7,8カ月ごろ向け)

ママを悩ませる、赤ちゃんの離乳食。7、8カ月ごろから赤ちゃんの好みが出てきて、さらに成長すると、好き嫌いや「イヤイヤ」が爆発することも。ママの悩みの中には「赤ちゃんが野菜を食べてくれない」という声も少なくありません。調理法を変えたり、食事のタイミングを調整したりと、試行錯誤しているママも多いのではないでしょうか? でも実は、味つけをほとんどしない離乳食は、素材の力がとても重要なんだそうです! 

「素材そのものにしっかりとうまみが感じられれば、赤ちゃんも進んで食べてくれる」というコンセプトを掲げた、“おいしさ”にこだわった野菜をたっぷり使った離乳食イベントに参加してきました♪ 
主催の『ギリークラブ』は、自社農園も所有し、食に関するイベントや試食会をたくさん行っているクラブです。今回はフードマエストロ・齊藤美絵さんのアイデアをもとに、初めての離乳食イベントを企画されたとのこと。非会員ママも参加OKの、カジュアルな雰囲気で行われました。

赤ちゃんを抱っこしたまま片手で食べられるランチ♪

▲ママ向け手づかみランチ

この日のイベントは、お昼どきにママのランチ会からスタート。参加したママは全員が、0~2才の赤ちゃん連れです。そのため、出てくる食事は、ほとんどが赤ちゃんを抱っこしたまま片手で食べられるメニュー。
じゃがいものオムレツや玉ねぎのピザなどに加え、離乳食9~11カ月ごろ以降の赤ちゃんも食べられる食材で作られた、しっとりとした食感のたっぷりお野菜と鶏ささ身ハンバーグも。

▲2~3才ごろの幼児食の例

「赤ちゃんが欲しがったら食べさせてもOK」の気軽さもうれしい♪ 参加者は初対面がほとんどでしたが、同じくらいのお子さんを持つママ同士、会話がはずんでいましたよ。

今回のメニューは、ご自身も1才7カ月の女の子のママである、フードマエストロ・齊藤美絵さんが発案し、学士会館の総料理長である大阪 勝シェフのアイデアを組み合わせたオリジナル。「子どもを抱っこしながらお料理を食べているときに、ナイフでお肉を切ったりするのは、とても怖いですよね。ワンハンドで食べられるメニューがあれば助かるかも!と思い、提案したんです」(齊藤さん)

素材にこだわると、赤ちゃんの食欲がアップ!

▲バターナッツかぼちゃのポタージュスープ

ママたちのランチのあとは、月齢別・赤ちゃんの離乳食&トークタイム。野菜をたっぷり使った色とりどりの離乳食プレートを、赤ちゃんたちもパクパク。

齊藤さんの娘さんは、離乳食をスタートさせてから、これまで野菜を嫌がったことはほとんどないそうです。
「味つけも食べさせる食材もゆったりとしたペースで進め、親子で無理はしない離乳食を意識しています。そして子どもに野菜を食べてもらうには、なんといっても素材の力が大切。おいしい野菜を使えば、味つけは薄めでも素材自体のうまみ・甘みで食が進むんですよ。
また、いちばんおいしいのはやっぱり旬の食材。栄養素も豊富です。冬が旬の根菜は、体を温める効果も。そういった自然の恵みを意識して、日々の食事を作るようにしています。

また、今回のママ用メニューの中にある、バターナッツかぼちゃと玉ねぎのポタージュは、赤ちゃん用に作ったレシピに少量の塩を加えただけ。それでも、バターナッツかぼちゃのうまみと甘みで、大人でも十分においしいんです。
このように、赤ちゃん用に作ったメニューを、大人が“逆取り分け”のような形で食べられるのも、いい食材を使うメリットかも。わが家でも、私も夫も以前より健康的になりました! 作り分けなくてもいいのでママもラクですし~(笑)」(齊藤さん)

おいしさに徹底的にこだわる野菜「エビベジ」

▲エビベジのにんじんがたっぷり入ったケークサレ

齊藤さんが娘さんに食べさせる野菜は「エビベジ」をメインに使っているそう。その“エビベジ”とは、栃木県の農家・海老原秀正さんが作る野菜。有機肥料のみを使い、農薬をほとんど使わない野菜作りを行っています。野菜のおいしさに徹底的にこだわり、一流のホテルやレストランでも使われているんだそうです。

「少し値段は張りますが、いい野菜を使うと、食品ロスがとても少ないんですよ。余った根菜の皮なども捨てることなく、すべて野菜スープなどにして使えます。うまみがしっかりしているので調味料もあまり必要ありません。トータルで見ればおトクだな、と思うんです。もちろんすべての野菜をこだわり野菜(もしくは、エビベジ)に変えよう、と言っているわけではありません。でも、素材の力を食卓に取り入れ、赤ちゃんが野菜を食べてくれるようになれば、離乳食のストレスが少し軽くなるかも。そのことで、ママたちの気持ちが少しでもラクになればいいなと思って“エビベジ”を使った離乳食を提案したんです♪」(齊藤さん)

「家庭でおいしい野菜を購入するためには、まずは顔が見える生産者の野菜を選ぶことが大切。そのためには、いちばんは生産者と直接つながること。難しければ、信頼できるスーパーマーケットなどできちんと選ばれた野菜を買うのがポイント。食の安心・安全にもつながりますよ」(海老原さん)

今回のイベントの離乳食に使われていたのは、すべて“エビベジ”の野菜。やはりおいしかったのか、参加した赤ちゃんもママもニコニコしながら、しっかりと野菜を味わう姿が印象的でした。おいしい野菜を使うことで「離乳食作りが楽しみになりました」という齊藤さん。赤ちゃんの健康にもつながるちょっとした投資、1回トライしてみてはいかがでしょうか。(取材・文/松田明子、ひよこクラブ編集部)

■取材協力/エビベジ
■齊藤美絵さん インスタグラム
@saitomie

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