ドキドキの子連れ飛行機、飽きない・泣かない工夫は?気を付けたいことは?
●8月12日は「航空安全の日」
1985年(昭和60年)8月12日、日本航空のジャンボ機123便が、羽田から大阪に向かう途中、機体の損傷によるトラブルで操縦不能となり、群馬県御巣鷹山(おすたかやま)に墜落。乗客乗員に多数の犠牲者を出しました。空の安全が問われる中で、このような事故を二度と繰り返さないようにと、この日を「航空安全の日」に制定されました。
子どもを飽きさせない工夫とは?
航空安全に思いをはせるのももちろんですが…実際に飛行機に乗るとなるとひとつ心配なのが子連れの飛行機。今は、夏休み真っ只中なので帰省や旅行を計画している方も多いことでしょう。
騒いだらどうしよう…。泣きやまなかったらどうしよう…。
そこで、口コミサイト『ウィメンズパーク』で投稿された、子連れ飛行機の乗り切り方を紹介します。持っていってよかったものは?気をつけないといけないことは?
「子どもが喜びそうなおもちゃを事前に用意し、飛行機の中でプレゼントしたり、開けさせたりして時間稼ぎをしました。大事なのは、新しい物を内緒で用意することですね。大抵の子は新しいものが大好きです」
「3歳と1歳の子を連れて飛行機に乗りました。ポータブルDVDは一番活躍しました。荷物になるなら携帯電話に子どもの好きな動画をダウンロードして」
フライト中に飽きさせない小道具は必須。
離陸と着陸は地上が見えるので、窓側の席であれば外の景色を見せて少し時間稼ぎができますね。その後は、小道具で勝負です!
「飛行機に乗る前にたくさん歩かせたり遊ばせたりして眠くなる作戦。飛行機の中でコテっと寝てしまうことが多かったです」
「空港に早めに行き、キッズスペースでたくさん遊ばせてから乗ってます。国内ならなるべくお昼寝の時間帯のフライトを選んだり。お昼寝するお子さんなら、この手が使えます」
乗る前に遊ばせて疲れさせる! フライトがお昼寝の時間帯に合わないようなら、起床時間を早めて調整することも。
「片道2時間の実家に娘と二人で毎年帰ってましたが、やってたのはお昼ご飯食べる時間帯のフライトを選ぶこと。機内でご飯をゆっくり食べさせれば時間稼ぎになります」
好物をたくさん作って、お昼ごはんをゆっくり食べれば2時間ほどのフライトならあっという間かも。
「子連れは優先搭乗させてもらえるけど、先に乗ると座って待っている間ですでに飽きちゃう。うちはあえて搭乗は最後の方にしていました」
あの手、この手で飽きさせない工夫をしても、大変な経験をしたママも…。
「0歳児の時に地獄を見ています。空港までの電車の中で少し寝てしまい、中途半端に寝たせいか飛行機内でギャン泣きされ、何してもダメで最後は前方で立ってあやし続けることに」
「膝乗せで地獄を見ました。2歳半、ギャン泣きするということはないので大丈夫かと思ったら、座席は3列の真ん中、そこに膝乗せ。身動きが取れず、足を少しでもピョンとしたら両側の人の足を蹴ってしまう。足元には、おやつやおもちゃのバッグ。でも、バッグに手を伸ばすこともままならず。お金に余裕があれば1席確保が安心です」
「一番気をつけたいのは、前の席へのキック。1歳半から年に2回は乗っていますが、3~4歳の時が一番足の動きに気を使いました。子どもって浅く座ったり、前の座席に足を突っ張ってしまったりするんです。ちょっと押されるだけでも結構気持ち悪いものですから」
「テーブルが要注意。ちょっと癇癪起こしてテーブルをバンバンしたりすると、前の座席に相当響きます。ちょっとのことでも振り返られたりして居心地の悪い思いをしました」
席を予約するときは、前に座席のない席を指定すると安心ですね。
航空会社によっては、子連れ優先席があり、まわりも子連れの可能性が高く、子どもが苦手な人はその席の近くを避けると思うので、そのようなサービスのある航空会社を選ぶといいでしょう。
飛行機の子連れ旅はドキドキですが、どうか楽しい夏休みを。
(井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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