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ニヤニヤしながら吐き出します…「うちの子離乳食食べませんでした」選手権

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kuppa_rock/gettyimages
※画像はイメージです
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●【9月10日は和光堂ベビーフードの日】日本で最初のベビーフードを発売

1937年9月、日本で最初のベビーフード「グリスメール」が和光堂株式会社から発売されました。「グリスメール」は白米を一定の大きさの粒に砕いた白米グリースで作られたお粥を缶に詰めたものだったとか。
これに由来して9月10日は赤ちゃんの健やかな成長を願った記念日、「和光堂ベビーフードの日」に制定されています。10日が選ばれたのは、赤ちゃんが一生食べることに困らないことを祈って行われる生後100日の「お食い初め」と和光堂をあわせて「おく(9)い(1)ぞめ・わ(0)こうどう」と読む語呂合わせからとか。

食べてくれなくて絶望するくらいなら、ベビーフードも使っていこう!

今ではお粥以外にもさまざまなベビーフードが発売され、育児を助けてくれています。「赤ちゃんが食べるものは手作りのものがいちばん!」という考え方もありましたが、慣れない育児や離乳食づくりでママが疲弊してしまうより、うまくベビーフードも取り入れられるといいですよね。
口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちも離乳食については試行錯誤しながら進めた経験があるようです。

何よりつらいのは「離乳食を食べてくれない」こと。最初からスプーンを嫌がらず口に入れてくれるのが当然ではありません!
わが子の「離乳食嫌がり」に苦労するママたちの実体験、お聞きください!!

「わが家の第二子、生後6カ月で離乳食始めたばかりですが心が折れそうです。最初は口を開けるものの、ニヤニヤしながら吐き出し、最後の方は口も開けなくなります。ベビーフードも試しましたが、特に変わらず。嫌がって泣くわけではありませんが、とにかく吐き出します」

ニヤニヤで吐き出されるのが余計にダメージが大きい!
離乳食だけでなく、そもそもミルクもろくに飲まなかったツワモノも。

「離乳食どころかミルクも飲まなかった息子です!規定量の半分飲むと眠りこけ、どうにか起こしてチビチビ飲ませて1時間半。結局飲ませきれず、またすぐ授乳時間に…という悪循環でした。離乳食も半分も食べず。口もほとんど開けずイヤイヤ。手が汚れるのを嫌がって自分で食べることもなかなかしませんでした。何が何でも食べさせなきゃ!と思うのをやめ、私が一緒に食べることを楽しむようにしたら少しずつ食べるようになりました。もう小学生ですが、今は人並みによく食べます」

「生後2カ月からミルクの全力拒否が始まりました。母乳もたいして出ないので本当に心配しました。当然、離乳食なんて食べるはずもなく!保健師、栄養士によっては、調理法がどうとか与え方がどうとか、やんわり母親の努力不足をにおわされ…。一方で『体重が減らなければ大丈夫!なんとかなるよ、適当でいーんだよ』と励ましてくれた保健師さんには感謝です。結局、1才までは母乳ばかりでしたが、保育園入園をきっかけに離乳食を食べるようになりました」

「第一子だったので、離乳食の本を買って10倍がゆや野菜ペーストをせっせと作りました。ところが食べない!口に入れると眉間にしわを寄せて、とんでもないものを口に入れられたかのような顔をして吐き出されました。スプーンは気に入ってかじるのを見て『そっちの方が美味しいわけあるか!』と赤子にキレそうになってました。おかゆに色々混ぜて、とりあえず口に放り込むか、吐き出す前提でおみそ汁あげてました。飲み込んだらラッキーな感じで。
疲れて離乳食中断したことも。母乳あげてたら飢え死にはしないし。むしろ高速ハイハイできるくらい元気だったので。最終的に離乳食だけのために努力をするのが嫌になったので、大人のごはんを味を薄くし、細かく刻んであげるように。そんなこんなで気付いたらごはん食べるようになってました。今は7才ですが、給食で困らない程度には色々食べられるようになりました」


「食べない子」はママのメンタルがツラいですよね…。
「○○しか食べなかった」「○○だけ食べた」ということも。

「うちも下の子が全然食べませんでした。手作りもベビーフードもダメ。固さをアップしたら少しは口にいれてくれるようになりました。2才5カ月の今でもほとんどたべません。茶碗蒸しだけは離乳食のときから大人と同じ量食べます」

「長女は粉末のコーンスープぐらいしか口にしませんでした。他はスプーンですくって一口食べてから、かき混ぜて、手を突っ込んで遊んでおりました。離乳食はご飯に豆腐味噌汁ぶっかけたのを喜んで食べてました。生後10カ月検診で相談したところ『いいよいいよ。食べるなら何でもいい。身長も平均より高いし、一人で上手に歩いて走ってすごい活発だし問題なし』と言ってもらえて安心しました」


離乳食のスタートといえば「10倍がゆ」や「野菜ペースト」などドロドロしたものですが、その「ドロドロしたもの」が苦手な赤ちゃんもいるようなのです。

「実母からは『3才まではお供え物』と言われてました。が、上の子が最初から3人前食べる子で食べない悩みとは無縁で、下の子の離乳食を始めた時は、消化器官に病気でもあるのか!?と思いました。うちの子はとにかく離乳食のドロドロが嫌だったみたいで、試行錯誤の結果、赤ちゃんせんべいとかカリカリした食感のものは食べることが判明。7才の今でもおかゆやおじやは嫌がります」

「上の子も下の子も食べなかったです 全部吐き出すか離乳食の皿を投げるかどっちかでした。壁に離乳食が飛び散って悲惨でしたよ。いま4才の上の子いまだにおかゆが嫌いなんだそうです」


特にひとりめとなるとママも様子がわからず頑張ってしまうもの。でも思った通りに食べてもらえないとイライラモヤモヤが募ります。
適度に手を抜くことで、ママが穏やかになれれば、それが食べるきっかけになることも。

「うちは第一子からベビーフード多用してます。最初は手作りしてましたが、あまりに食べてくれなくて心が折れました。」

「離乳食は最初だけはりきって作りましたが、娘が食べてくれず私が挫けてしまい、ずっとベビーフードを愛用してきました。ベビーフードは種類も豊富ですし、量もさまざま。たまーに作りましたがそれ以外はベビーフードに頼りました」

「私なんか主食のおかゆがベビーフードでした。お湯を入れるとおかゆになるという粉末のです。腐らないし、量を加減できるし、お湯の量によって固さを変えられるし、外食の時もそれを持って行ってお湯やスープさえあればいつでも離乳食♪という感じでした」


そもそも主食であるおかゆを作るのが結構手間なんですよね。そこは粉末タイプを使ったり、カンタンに調理できる容器を使ったりしてるママが多かったです。

「西松屋で買った炊飯器で一緒に炊いておかゆが作れる容器で作ったおかゆに野菜フレーク振りかけて混ぜただけでした。おかゆも小分けして冷凍・解凍するだけの日も。しまいにはご飯にみそ汁の上澄みをぶっかけて食べさせたことも。上の子と自分用のうどんを取り分けて細かく切って、野菜フレークかけただけなんてのもありましたね…」

「お粥は炊飯器で炊いて、製氷皿で冷凍。おかずは大人の味付け前に取り出してきざむ。もともと味付けが苦手なので、カボチャやじゃがいもをただ潰して冷凍するのは楽しかったです」


赤ちゃんが食べるものだからこそ、市販品を使うのがいい!という考え方も。

「海外だったのと時代もあったのでしょうが、今は大学生の息子が赤ちゃんの頃は、離乳食は既製の物のものを使ったほうがいいという小児科医に言われました。なので息子の離乳食はすべてフリーズドライやレトルト、瓶入りのものに。作るといってもインスタントのおかゆやパン粥を粉ミルクでといたぐらい息子は好き嫌いもなくすくすく育ちました。日本だったら周りから怒られそうですね」

「離乳食ってこういうもの」という考え方も、時代や国によって変わっていくのが当然。そして赤ちゃんによって好みも違いますし、進み方も違うのを改めて実感しました。
「このくらいの赤ちゃんはこういうもの」という常識にしばられて、しんどい思いをするママがひとりでも減りますように!
(文・古川はる香)

■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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