自宅でできる!育児ストレス解消にオススメヨガポーズ5選
iStock.com/miya227
待ちに待った赤ちゃん。可愛くて可愛くて仕方ないんだけど、お世話はとっても大変で、ストレスもたまっちゃいます。そんなママ、実は多いんです。ヨガインストラクターの沖田京子さんに育児ストレス解消におすすめヨガポーズを教えてもらいます。
赤ちゃんはママの笑顔が大好き
楽しいはずの赤ちゃんとの生活。でも気がつくといつもしかめっ面になってるってことありませんか。忙しくて、どんどん気持ちに余裕がなくなってきてしまうこともあるんです。最近、大声で笑いましたか?
思いっきり笑う、ラフターヨガ
iStock.com/violet-blue
笑う! それだけ! 赤ちゃんの顔を見て、ワッハッハー! と、できれば声にも出して笑いましょう。ママが笑うと、赤ちゃんも笑うんです。
無理矢理にでも笑っていると、そのうち気がついたら、なんだか本当におかしくなって心の底から笑えるようになります。そんなママの楽しそうな顔を赤ちゃんに見せてあげてください。ぜひ赤ちゃんと一緒にたくさん笑ってくださいね。
赤ちゃんのお世話は大変だから…
育児中の日常は、目が回る忙しさ。重いベビーカーの持ち運びに、抱っこしたままでの移動や家事など、前のめりな姿勢が多く、肩こりになりがちです。
両肩をゆるめる牛面のポーズ
iStock.com/deeepblue
まずはあぐらや正座など、楽な姿勢で座ります。
右手を頭の後ろから背中に手を回し、左手を下から背中に手を回し、背中で手と手ををつなぎます。最初、手が届かないようでしたら、まずは、両方の手を背骨に触れるように伸ばします。慣れてきたら、背骨を伝って手と手の距離を縮めていきます。5〜10回ほどゆっくり呼吸を繰り返したら、今度は左手を上から、右手を下から回して同様に行います。
抱っこって腰が痛くなる時もありますよね
出産で骨盤の状態が不安定になってしまったままの場合もある上、育児に関わる動作は、猫背で腰が曲がりがちのことが多く腰痛になり易いので、たまには腰を反らしてあげましょう。
のんびりしながらのスフィンクスのポーズ
iStock.com/fizkes
うつぶせになって、ひじをついて上体を起こし、息を吸うとお腹の膨らみが感じられるくらいゆっくりと5〜10回ほど腹式呼吸を繰り返します。腰痛がひどい場合は一気に起き上がらず、ゆっくりと四つん這いになった後、正座の状態になってから立ち上がって下さい。
親子でも楽しんでみましょう
時々、自分が楽しむことに罪悪感を持ってしまうママがいます。それなら、親子でヨガを楽しんでみませんか。赤ちゃんも楽しめる上、お腹周りが気になってる方のエクササイズにもぴったりです。
赤ちゃんも楽しめる橋のポーズ
iStock.com/fizkes
仰向けになって膝を立てたまま、お尻を上げたり降ろしたりするポーズです。膝を立てて仰向けになった自分のお腹の上に後ろ向きに赤ちゃんを座らせます。赤ちゃん自身がママの膝にしがみつけると良いですが、落ちないように手で支えてあげてくださいね。そしてゆっくりとママはお尻を持ち上げます。その上下運動に合わせて赤ちゃんも浮いたり沈んだりする感覚を楽しむことができます。普段あまりすることがない動きですが、ママと密着することで安心して楽しんでくれると思います。
可愛いけどストレスもたまってしまうから(シャバアーサナ)
ちょっとした隙間時間で家事までこなさなければならなかったり、いろいろなことが気になって、体もだけど、気持ちが疲れたりしているママもとっても多いんじゃないでしょうか。
ヨガの究極のポーズはシャバアーサナ
iStock.com/fizkes
心身共に完全にリラックスした状態を作る、ヨガの一番最後にすることが多いポーズです。大の字になって、ゆっくりと鼻から息を吸い、口から細く長い息を少しづつはき出して、全身の力を抜いてリラックスします。眠たくなったら赤ちゃんの横でそのまま眠っちゃいましょう。
余裕がなくなっている時の顔は、ちょっと固まってるもの。頑張ってる自分を、時には頑張れない自分だって褒めてあげください。ヨガをして感じて欲しいのは、いっぱいいっぱいの心に隙間を作ってあげること。自分に優しい気持ちになれたら、きっと赤ちゃんにもパートナーに対しても、優しい表情を向けることができると思います。ここに上げている回数は目安ですので、状況に合わせて増減してもらっても大丈夫です。ぜひ、楽しんでヨガをしてみて下さいね。(文・沖田京子/ヨガインストラクター)
署名
Peaceful yoga
沖田京子
https://peacefulyoga.amebaownd.com
https://www.facebook.com/peacefulyogatokyo
関連記事
・妊娠中におすすめの運動(マタニティスイミングやヨガ、エアロビクス)と注意点
・10分で育児ストレスも解消!「目元スチーム温熱リラックス法」って?
・たまにはひと息つきませんか? 育児疲れを癒やす10の方法
・0~1歳までにやっておきたいこと