入園準備を機にミシン買う? 買わない?
●語呂合せから3月4日は「ミシンの日」
「ミ(3)」「シ(4)」「ン」の語呂合せから3月4日は「ミシンの日」。
1990年にミシン発明200年を記念して、現在の日本縫製機械工業会が制定しました。
イギリスのトーマス・セイントが世界で初めてミシンの特許を取得したのは1790年でした。日本は江戸時代の頃ですね。
日本にミシンが入ってきたのは、あのペリーが2度目に日本を訪れた時に将軍徳川家定にミシンを贈ったのが始まりと言われています。
そして、このミシンを初めて使った人は、徳川家定の正室である篤姫なんだそうです。
納得のミシンの価格は?
ミシンといえば、ちょうど入学準備でミシンが大活躍する時期ですね。みなさん、ミシンは持っていますか? 手芸好き、洋裁好きではない限り、意外と持っている人は少なく、入園準備を機に購入を検討するママが多いようです。
でも、いくらくらいのどんなミシンを購入すればいいか迷ってしまいますよね。
口コミサイト『ウィメンズパーク』で実際にミシンを購入したママの意見を聞いてみました。
「今のミシンって、糸もひょいって通せるし、糸切りもボタン押すだけで自動で切ってくれて、すごい進化でビックリ! 高機能のミシンを先に見てしまったので5万円台のを購入。でも、結局は使いこなせていません…」
「私は被服科を出ていて、家でもミシンはよく使いますが、ネットで3万円台で良いものが出てますよ。あったら便利な機能は、直線縫い、ジグザグのテンセン縫い、ボタンホール、厚手の物が縫えるパワー、これだけあれば充分です。かなりの高機能の高額なミシンは持ってますが、はっきり言って直線縫い以外はほぼ使用しません」
「液晶パネル付きを購入しましたが、便利でかっこいいけど年数が経つと液晶パネルが黒くなってきて修理が必要に。のちの修理代を考えたらシンプルな機能の方がいいと思います」
「2万円台のミシンです。購入してから5年経ちますが故障もなし。ただ、比較をしたことないけど、パワーはないなとは感じています。でも、雑巾やタオルくらいは縫えるし入学グッズなんかも問題ありませんよ」
「9800円のミシンを使っています。スイッチボタンで操作、糸通し機能のみ、あとはボタンホールが作れるくらいですが、デニムや帆布など厚地も結構縫えます。プール用のタオルも余裕で縫えました」
1万円くらいでも入園グッズやのちの雑巾縫いくらいなら充分なようですね。高くても3万円ほどなら、高い機能も備わっているようですし。
この先、ソーイングに目覚めミシンが登場する出番が多くなるようならそれなりのものを、入園グッズで燃え尽きそうならお手軽な1万円ほどのミシンに抑えておいた方がいいようですね。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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