子どもにもらったお祝い金 どうしてる?【1041人調査】
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「わが家の家計は余裕、余裕」なんてご家庭は少ないですよね。食費に教育費、家のローンへと「家計が厳しい…」と感じているご家庭の方が多いかと思います。
ならば、どこで家計を締める? ローンや食費は削れない…。となると、削れるのはパパのお小遣い。
2017年8月31日~2017年9月3日に、全国のウィメンズパーク会員3,939名に実施したあなたの家庭は「おこづかい制」?というアンケートを元にしています。
あなたの家庭は、おこづかい制?
第1位 おこづかい制ではない 414人(39.8%)
第2位 (妻が家計を管理し)夫はおこづかい制 396人(38.0%)
第3位 夫婦ともにおこづかい制 131人(12.6%)
集計によると、意外にもおこづかい制ではない家庭が最多に。
次点でほぼ同率が、妻が家計を管理して、夫がおこづかい制に。
妻に家計を管理されると、楽な反面、おこづかいの賃上げ交渉も難しくなりそうですね(笑)。
ちなみに、新生銀行発表の調査によると、サラリーマン全体のお小遣いの平均額は37,428円(2017年度)とのこと。
「ん? うちはあげ過ぎか!?」
「パパに少な過ぎたかな…」
と、思うところもあるでしょうが、月に4万円近く自由になるお金があれば充分ですよね。これはあくまでも平均。子育て世代となると教育費への負担が多く、もう少しパパにはがまんしてもらうしかありませんね。
子どもにもらったお祝いなどのお金、どうしてる?
第1位 子どものために貯金している 904人(86.8%)
第2位 子どもの欲しいものを買ってあげる 113人(10.9%)
第3位 家族のために使っている 81人(7.8%)
子どもがもらった入学祝やお年玉。まだ小さいうちは「ママが預かっておくからね」というパターンに。
ママたちは、そのお金はどうしているのでしょうか?
「子どもの欲しいものを買ってあげる」
「子どもの入学祝いだったら欲しがっているものを一つだけ、一緒に考えて買ってあげる」
「お祝いの品をひとつ買って、残りを子どもの貯金とお祝いの食事代にする」
自分のお祝いでもらったお金、やはり欲しい物はひとつ買ってお祝い気分を味わわせてあげたいですものね。
「お小遣い程度なら渡すけれど、入学祝いや特別な祝いで高額な場合は、親が将来のために貯金をしています」
「お札は貯金、小銭はお小遣い」
子どもたちも幼稚園以上になると、お金をもらったこともわかり、それがまったく自分の手元に還元されないと「???」となったり、不満が湧いたり。
小銭やおこづかい程度のお金を渡してあげると納得するかもしれませんね。
9割近くのママが、基本、貯まったお金は、将来の大学資金や習い事など子どものために使うための貯金に。
でも、中には「家計の赤字埋めに使って、いつのまにかなくなってしまってます。ごめんよ息子…」と、使い込み!?も。子どもが高校生くらいになったとき「ママに預けてたお金は?」なんて聞かれて困った話も聞きますよね(笑)。
パパも少ないおこづかいでがんばっているようなので、多少の使い込み!?も許してもらいましょうかね。
(文・井上裕紀子)