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子どものおもちゃが増えてきた!親子で一緒にお片づけしよう

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iStock.com/ronstik

1歳児ともなると、行動範囲も興味の範囲も広くなり、目を離せないのがママの悩み。
子どもの成長に任せて自由に遊ばせてあげたいけれど、おもちゃが散らかっていて危ないし…
成長に合わせて、知らず知らずのうちに増えてしまうおもちゃ。
増えてしまうと管理も大変!どうしたらママも楽に、子どももご機嫌におもちゃを収納することができるでしょうか?どんな持ち方をし、どんな収納の仕方をするのか、「我が家流」を考えることから始めましょう。

著者・宮崎 佐智子
整理収納アドバイザー。「暮らしのコーディネート ソートフル」代表。「片付けられない」「片づけ方法がわからない」女性とシニア世代の心に寄り添い、快適な空間、心地いい暮らし作りを支援。企業・団体での講座を数多く開催。また、高齢者や障がい者の生活空間を工務店と介護士などの間に入ってアドバイスするリフォームスタイリスト、服や小物などのコーディネートを個人的にアドバイスするパーソナルコーディネーター、セミナーの講師などとしても活躍。

気づいたらおもちゃがたくさん!その理由は?

子どものアイテムは、洋服・靴・おもちゃ・絵本などたくさんあります。その中でもおもちゃは人からもらったり、成長とともに色んなバリエーションが増えてごちゃごちゃになりやすいもの。整理をする前にまずはその理由を明確にしてみましょう。

おじいちゃんおばあちゃんのプレゼント合戦はルールを決めて!

おもちゃを買うのはイベントの時だけと親は決めていても、祖父母はお構いなしに買ってくることもあるのでは?
祖父母に買ってこないようにと強く言うと関係性が悪くなることも。子どもは、厳しい人もいる、甘い人もいるということを家族関係の中から学びます。
必要な物を指定して買ってもらうなど、プレゼントにも工夫をしてみましょう。買い方・もらい方をルール化することで無駄なく必要なモノだけで済ませればだいぶスッキリしますよ。

使わないおもちゃも一緒に収納してない?スタメンアイテムをメインに!

0か月~6カ月、6カ月~1歳くらいまでは成長が早いので、あっという間に使わなくなるおもちゃもありますね。すべて一緒に収納しておくと、探す時全部をひっくり返すことになってしまいます。今の年齢で使えるものと、子どものお気に入りアイテムをスタメンとして、子どもが自分で取り出せるように、いつも遊ぶ場所に取り出しやすいカゴ等に入れて置いておくといいでしょう。

年齢に応じて収納方法も変わる。子どもと一緒に片付け上手へ!

子どもは勝手に片付けができるようにはなりません。ママも片付けを習った、教えてもらったという経験がある方はほとんどいないでしょう。子どもが自分の物全部を、すぐにできるようにはなりません。興味があるものから片付けるようになり、必要なものを、段階を追って、片付けるようになっていきます。
片付けのタイミングを教えながら、「片付けなさい」ではなく、「ママと一緒に片付けようか。」と、親子で片付けを楽しむ気持ちが大切です。

ママはまずお気に入りをしまう場所を作ってあげよう!

1歳児では、まだカテゴリー(仲間)分けという認識がありません。全部「おもちゃ」なので、ママが分けて収納していても、片付ける時は何でも関係なく投げ込んでしまうものです。
そのため、0~3歳くらいまではママがおもちゃの場所を用意してあげましょう。自分の好きなおもちゃ、大事なおもちゃは、「おもちゃの帰る場所」を作ってあげようね、と片付けにワクワクする言葉かけをしてあげるといいでしょう。
お人形、おままごと、積み木・ブロックと認識ができるようになる3~5歳くらいからママと一緒に分ける練習をし、お人形はこのかご、おままごとはこの棚、と収納していくのがおすすめです。

面倒くさい収納は片付けにくい!シンプル収納でママも楽ちん!

iStock.com/KatarzynaBialasiewicz

買った時の箱にきれいに戻したり、蓋つきのケースで中が細かく仕切ってあったりすると、子どもは面倒で片付けをしたがりません。
自分で取り出せる高さの棚に収納し、出しやすい収納グッズにしましょう。カゴ等に入れて、並べておくだけでもOK。大きなおもちゃはカゴに放り込む、棚に並べるなどシンプルな方法で収納しましょう。多少、決めた通りに戻すことができなくても、そこは気にしません。片付けをしてくれたことに感謝する気持ちを持ちましょう。

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1歳児は3分勝負!ゲーム感覚で子どもが楽しく片付けできる習慣を!

未就学児のお子さんは、集中できる時間が限られています。3分間は集中できる時間です。
砂時計が全部落ちるまでとか、3分間の好きな音楽を用意して「終わるまでにカゴに入れてね。」とゲーム感覚で楽しく習慣化しましょう。
3分でできないときは、もう一回と3分×2回で繰り返すと効果的です。3分がどれくらいか体感できるので、大きくなってから時間管理にも通じます。

たくさんほめて片付け好きな子どもに育てよう!

大人でも命令されるのは嫌なものです、1歳児でも同じです。「片付けなさい。」ではなく、「片付けてくれるとうれしいな。」「時計の針が〇のところに行ったらおやつにしようか。それまでに片付けしてくれるとママ助かるわ。」とお願い口調で言うと、子どもも素直に聞いてくれるでしょう。
1歳児くらいは、「すごいね、よくできたね。」とほめることも大事です。片付けはコミュニケーションツールとして活用し、家族関係の構築にもとても効果的です。

片付けは単にきれいにする、空間を整えることではなく、子どもの生活力(必要な物だけを選び取る力、無駄遣いしない)、生きる力(選ぶ・決める・選択する)、コミュニケーション力(自分の気持ちを伝える、相手のことを受け入れる、人はみな違うということを受け入れる等)を養うことに通じます。片付けることのポジティブな目的を意識して子どもに伝えるといいでしょう。

1歳児~未就学児くらいまでは、細かく分けるのではなく、ざっくり収納の方が、子どもが楽しく片付けをしてくれるでしょう。
ママも片付けは楽しいと感じ、子どもと楽しむ気持ちが大事です。子どもの年齢に応じて片付けが段々とできるように、親は援助者としてサポートしていきましょう。「ありがとう」は魔法の言葉です。子どもに感謝の気持ちを忘れないことも大事です!

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