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老後破綻が増加⁉︎ 高年出産家庭が将来のために”今すべき”3つのマネー対策

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Tom Merton/gettyimages

多くの高年出産家庭の心配は、教育資金や老後資金がたりなくなるのではないか、ということ。将来のために“今すべきこと”をファイナンシャルプランナー畠中雅子先生に聞きました。

こちらもおすすめ→[妊娠中に夫婦で考えるお金の話]♯2老後の生活費…年金だけで大丈夫?

老後までの時間が短いことを意識して、着実に貯蓄を

平均寿命が延びた分、老後資金はかさむことに。また、年を取るにつれて、急な病気でお金が必要になったり、体の状態に合わせた住居の改善が必要になるなど、予定外のお金がかかってくることも。その結果、老後にお金がたりなくなって、家計がなりたたなくなってしまうケースも増えているそう!

高年出産家庭に老後破綻(はたん)が増加

「高年出産夫婦は二人だけの時代にゆとりのある生活を送っているため、子どもが生まれたあともその生活レベルを維持しがち。でも、子どもが学生のうちに定年を迎え、収入がガクッと減り、気づいたら教育資金も老後資金もたりない……と破綻するケースが増えています。また、教育資金を工面するのに手いっぱいで、自分たちの老後資金まで手が回らないという家庭も……。
 たとえばママとパパが35歳なら、定年まで25年。その間に教育資金と老後資金を貯める必要があると覚悟して。子どもの数に比例して、必要な教育資金は増えていきます」(畠中先生)

教育&老後資金は乳幼児期が貯めどき

子どもが大きくなるほど子どもへの出費は増えるので、お金がかからない乳幼児期は教育&老後資金を貯める最大のチャンス! 子どもが小学生までの間に、たくさん貯められるように計画を。

まずは家計を見直し、不要な出費がないか確認。資金を用意できる期間が長い、若いママに合わせてお金を使っていたら、「後悔先に立たず」に。独身時代~夫婦二人だけの時代に、たくさん楽しい思いをした分、これからは意識改革が必要です。「将来、子どもに負担をかけない」&「老後に困らない」ことを目標に、「堅実かつ確実に貯める生活」にシフトチェンジしましょう。

老後までの時間が短いことを意識した貯蓄のコツ

着実に貯蓄をするために知っておきたいことを、教育費、住宅費、貯蓄の3ポイントにわけて紹介します。

【教育費】国の補助制度を十分活用し、奨学金は借りずにすませたい

公立なら、高校までほぼ授業料は免除(親の所得制限あり)。私立高校も助成があり、無償化の動きも。こうした補助制度で浮いたお金はすべて大学資金に回し、できる限り奨学金を借りずに済むよう計画しましょう。

【住宅費】購入するなら早めに決断。ローンはこまめに繰り上げ返済

購入予定の場合は早めに決め、少しでも早くローンを完済できるようにします。返済中の人は、子どもが小さいうちにこまめに繰り上げ返済をして、将来の負担を減らします。賃貸の人は老後資金を多めにプール。

【貯蓄】まずは学資保険と生命保険。余力があれば「iDeCo」や投資も

教育資金は学資保険で確実に貯めましょう。いざというとき家族を守る生命保険は、夫婦ともにしっかりとしたものが必要。定期預金なども行った上で余裕があるなら、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」や投資も活用して。

関連:子育て家庭におトクがいっぱい・個人型確定拠出年金「iDeCo」を大解剖!

「高齢育児は子どもが育ったあとの親の人生が短いので、大学までの教育資金を用意し、大学入学までサポートしたら『卒母』でいい、というのが私の意見。『卒母』は子どもの自立を促すし、母親が自分の時間を楽しむ姿を見てイヤな気持ちになる子どもはいませんよ」と畠中先生。まずは、家計を見直して、先々のために少しずつ貯蓄を増やしていきましょう!(取材・文/東 裕美、ひよこクラブ編集部)

■監修/畠中雅子先生
ファイナンシャルプランナー。1人目出産の翌年、ファイナンシャルプランナーに。新聞や雑誌などに連載多数。セミナー講師や個人相談、金融機関のコンサルタント業務も行う。第3子を36歳で出産。

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