思わず共感!読んでみたい子育てマンガ5選
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つらかった妊娠を経てやっと出産。これでひと安心……かと思いきや、授乳で眠れない日々が続いたり、産後の体に慣れず日常生活にも苦労しますね。赤ちゃんと向き合うのも大切ですが、ただでさえしんどい毎日、少し息抜きもしたい!
そんなとき、子育てマンガはいかがでしょうか。
「ああ、あるある」とうなずくことしきりの子育て漫画
自分と同じようにママになったマンガ家さんたちの描く、ときにコミカルで、ときにシリアスな赤ちゃんとの生活に笑ったり共感したり、癒しになること間違いなしです!
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なかよし兄妹日記
「産む前と後ではマジで世界観が180度変わった!」という作者の吉川さん。子育ての酸いも甘いもコミカルに描いた吉川さんのマンガは、子育てを知った今こそ読みたい一冊です。
娘のえっちゃんを産む前は、Facebookに自分の子供の写真をアップする友人に白い目を向けていたけど、いざ生まれたら自分も同じことをしてる! そんな「あるある」エピソードがたくさん描かれています。
イライラして思わず赤ちゃんを怒鳴ってしまった、泣くえっちゃんといっしょに泣いたなどのエピソードに共感すること間違いなし。出産したからといって、すぐに“お母さん”に変われるわけではないんです。
人気コミックエッセイストである伊藤さんの旦那さんは、同じく人気マンガ家の吉田戦車さん。はたらくママとパパが思いきり赤ちゃんをかわいがる様子や、コミックエッセイの書き手ならではの視点で赤ちゃんと一緒になってふざけるさまが、かわいさ満点!
収録されている吉田戦車さんの「おとうさんの扉」というエッセイは、冷静な語り口で妻のマンガにツッコミを入れたり、パパ視点の子育てを語っていてこちらも興味深いです。全7巻。
著者の渡辺大地さんは、産後サポート会社「アイナロハ」代表。パパになった自分自身の苦い経験を元に、パパの視点で子育てを描いています。「イクメン」という言葉はすっかり定着しましたが、パパが考える「イクメン」は、実はまったくママの助けになっていなかったことも…。
このマンガが教えてくれるのは、「とにかくパパとママはきちんとコミュニケーションを取ろう」ということ。パパにもぜひ勧めたいマンガです。産後のセックスレスのお話もあり、リアルな問題を突きつけられますが、語り口はコミカルでやさしいので気軽に読めますよ。
「子どもが生まれたのに、『なんてかわいいワタシのベビー』って思えない!」。
育児マニュアル本を読んでは、自分のふがいなさに落ち込んでしまう、そんな経験のあるママも多いことでしょう。
妊娠中にパニック障害を発症し、産後はうつになった青柳さんのマンガは、「お母さんはこうあるべきもの」という幻想から自由にしてくれます。
産後うつやパニック障害と付き合いながらの青柳さんの子育てエピソードを読むと、「辛い時期は必ず終わる」という希望を抱くことができます。
実際、青柳さんもこのマンガのなかで、自身の病気とうまく付き合えるようになり、2人目を出産するまでに至ることを記しています。
パリ在住のマンガ家・かわかみじゅんこさんの描くパリの生活エッセイマンガです。第2巻で、かわかみさんと旦那さんフィリップのあいだに「赤子」ちゃんが誕生。まるまるしたシルエットで描かれるかわかみさん一家のほんわかしたパリの日常に、癒されること間違いなしです。
子供はどこの国で育っても同じ子供。共感するところもありつつ、パリのオシャレな文化に触れることで、旅行気分も味わえるかも。(全9巻)
いかがでしたか?育児はときに楽しく、ときに辛く、でもひとつも決まった正解なんてなくて、家族の数だけ笑いや涙があるもの。
ここで紹介した育児マンガを読めば、「今のままの自分で十分頑張っているんだ!」と思えることでしょう。
たまひよではたくさんの育児漫画を連載しています。
こちらもお楽しみください