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“赤ちゃんが下痢!”受診の目安は?考えられる病気は?

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Antonio_Diaz/gettyimages

赤ちゃんは消化機能が未発達なので、離乳食や水分を多めにとるだけで、一時的に軟便になることも。食欲があって機嫌がよく、体重が順調に増えていれば、うんちが多少緩めで回数が多くても心配しないで。
とはいえ、ほかの症状次第では、受診を要するケースも…。それはどんな症状で、考えられる病気は何か。受診の目安などとともに、小児科医の山中龍宏先生に解説してもらいました。

関連:赤ちゃんが下痢になってしまう原因は? 通院が必要な症状とは?

“下痢になった”ときの受診の目安

「水のようなうんちが1日10回以上出る」
「血便が出る」
などのときは、至急受診を。

「発熱や嘔吐などほかの症状がある」
「顔色が悪い、元気がない」
など、全身症状がある場合も、ウイルスや細菌感染の恐れがあるので、受診が必要です。

毎日きちんとうんちが出ていても、
「量が少ない」
「かたくて出すのが苦しそう」
などの様子があれば便秘と考えて受診を。また、
「自力でうんちが出せない」
「いつもおなかが張っている」
という場合も、受診して相談を。医師が便秘や下痢を診断するとき、うんちを見せることはとても有用。でも、実際のうんちは時間の経過とともに状態が変化するので、デジタルカメラや携帯電話のカメラ機能で撮影しておきましょう。

“下痢になった”ときの受診の目安とタイミング

赤ちゃんの症状ごとに、受診の目安をまとめました。チェック項目の症状に1つでも当てはまったら、該当するタイミングを参考に受診を!

★診療時間外でも受診
☑元気がなく、ぐったりしている
☑下痢の回数・量が多い
☑水分がとれない
☑38度以上の熱がある
☑唇や口の中が乾いている
☑6~8時間以上おしっこが出ない
☑嘔吐が続く
☑眠れずウトウトしている
☑血便が出たなど

★診療時間内に受診
☑元気があって、下痢の回数は多いが1回の量が少ない
☑元気があって、1回の下痢の量は多いが回数が少ない
☑比較的、軽い下痢が数日間続いている
☑白っぽいうんちが出たなど

★おうちケアでOK
元気があり、1日だけ少量の下痢をした

“下痢になった”とき医師に伝えたいことは?

受診の前に、赤ちゃんの様子や状況をもう一度チェックして、医師に伝えましょう。

1.下痢の回数や量は?
2.最近のうんちの状態は?
3.機嫌のよしあしや食欲は?
4.発熱や嘔吐など、ほかの症状はある?
5.おしっこの回数は?
6.抗菌薬の服用の有無は?
7.普段と違うものを食べた?
8.以前からの体重の変動は?
9.周囲に似た症状の人がいる

“下痢になった”ときに考えられる病気は?

□胃腸炎
□腸重積症
□食物アレルギー
□薬による副作用など

関連:離乳食で下痢!? 便秘!? その原因と対処法

赤ちゃんが下痢をすると、普段よりおむつ替えが頻回。座浴などでおしりをきれいにしておかないと、おむつかぶれも心配です。ワセリンなどでおしりを保湿してあげると、肌の保護になるといわれています。試してみて。(文・ひよこクラブ編集部)

■監修/緑園こどもクリニック 院長 山中龍宏先生
1974年東京大学医学部卒業。同小児科講師、焼津市立総合病院小児科科長、こどもの城小児保健部長を経て99年から現職。日本小児保健協会 傷害予防教育検討会委員長、NPO法人Safe Kids Japan代表など。

■参考:「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)

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