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子育てで夫婦お互いの新たな一面を知ることができた!『ふうふう子育て #28』

更新

妊娠中は「子どもが生まれると、子育てが大変過ぎて夫との関係が悪くなるのでは……」と心配していた青鹿さん。でも実際に子育てがスタートすると、確かにケンカは増えたものの夫婦は険悪にならず、むしろお互いの新たな一面を知ることができたそう。


夫の知らなかった一面が見られるように













子育てってトータルでいいもの!

ある日、私を少しでも休ませようと、娘・ふーみんを連れてお散歩に出かけた夫が「お祭りやってたよ〜」とおみやげ片手に帰ってきました。

それから娘が眠りやすいよう暗くした部屋で二人で話していたら、自然と互いの子ども時代のエピソードがポツポツ出てきたんです。これまで何年も一緒にいてたくさんおしゃべりしてきたのに、知らなかった話がたくさん出てきて、「へぇ! そんなことを考えていたんだ」「そんな子ども時代だったんだね」と互いの新たな一面を知ることができました。

子育てのよいところといえば、「子どもがかわいい」ってことですよね。でも、さらに子育てという経験を通して、パートナーである夫の新たな一面を知ることができるし、自分の新たな一面を知ることもできるところも素晴らしいと思います。夫婦共通の優先すべき大切な人(赤ちゃん)越しにみる、夫の新しい一面や魅力。子育てって大変なことも多いけど、トータルでいいものだなと思っています。

そして、産前に想像していた「夫婦のバランス」は、シーソーの両端にどちらかが子どもを抱っこして乗るようなイメージだったんですが、産後は大きなバランスボールの上に家族全員が座っているイメージに変わりました。

赤ちゃんを育てるということはとても大変ですが、ボヨンボヨンと弾むバランスボールの上から家族で見る世界もとっても面白いことに気づいたんです。夫とぶつかることも増えたけど、それは自分を有利にするためではなく、共に乗っているバランスボールのバランスを整えるための作戦会議のようなものだということにも気づきました。

こうして、ふーみんが生まれてきてくれて、私は「お母さん」という顔が、夫は「お父さん」という顔が増えました。今後も、まだ見ぬお互いの顔を知ることできるのがとても楽しみです。

『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む

漫画家 青鹿ユウさんのプロフィール

漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。

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http://aoshikayu.com/

※この記事は、過去に「マイナビ子育て」に掲載されたものです。

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