うちの子にピッタリの方法は!?みんなのトイレトレーニング成功談!
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ママの大きなお悩みの一つが、トイレトレーニング。失敗しても寒くない、洗濯も楽チンな夏に開始したいというママも多いのでは? 先輩ママに成功の秘訣を聞いてみました。
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グッズで引き出す! 子どものやる気
「トイレ」という空間がこわかったり、座るのがイヤな子も多いようです。そんなときは、お気に入りのグッズで気を引いて、トイレに誘ってみては?
■好きなキャラクターがトイレで待ってるよ
トイレに行くこと自体を拒否したときは、しまじろうに出てくるトイレちゃんを貼って「会いに行こう」と、促すなど試行錯誤でした。
■自分で選んだグッズとできたよシール
春めいたころ、トイレ専用の踏み台を娘と一緒に買いに行き、トイレでできたらアンパンマンシール、というベタな作戦に出たところ、すんなり行けるようになりました。
■トイレが無理なら、おまるがおすすめ
2歳半のころ、トイレに座らせても出ないので、試しにおまるを買いました。居間に置いておいたのですが、本人は嫌がって座らず、蓋を開けておもちゃを入れる始末でずっと放置されていました。が、3歳1ヶ月のころ、突然「おまるでおしっこする」と言い出しておまるに座りました。
■自分で選んだお気に入りのパンツ
パンツは娘が自分で選んだアンパンマンと、大好きなキャラクターや動物ものに。
最初は失敗ばかりでしたが、おしっこをもらすと自分で選んだ新しいパンツが履けなくなること、おむつと違いおしっこが足を伝う感覚が気持ち悪かったようで、すぐに「おしっこ」と教えてくれるようになりました。
■しっかりした踏み台
はじめは便座に座るのを怖がり、トイレに行くだけで号泣でした。
なんとかしたいと思い、我が家は踏み台を木製のがっしりしたものに変えました。
座ったときに足がちゃんと着くので、怖さがだいぶマシになったようです。
それでも最初は泣いていましたが、座らせた状態で抱き締めたり、手を繋いだりして徐々に慣らしていきました。
なるほど!成功したママたちの工夫
グッズ以外にも、トイレへの誘い方や、トイレ以外の場所での排泄、段階的に行うなど、ママたちのトイレトレーニングの工夫は尽きません!
■ママのおトイレ、一緒に来て!
「ママ、1人でトイレ行けないからついて来て~」と子どもに頼んでみるのも。
子どもは頼られたり、手伝いを頼まれたりするることが好きなので、トイレに来てくれます。そのうち、真似っこしたくなって、トイレに座るようになりました!
■どんなトイレか、見てみよう
うちは女の子なので、お花を飾ったり簡単に工作した物を飾ったり風船を置いたりと、最近あまりトイレに行きたがらないなぁというときは、「今日お花を飾ったから見てみないー?」と誘っていました。
外出中のトイレは、子ども用のトイレがあればその都度誘って、「どんなトイレか見てみよう!」などと言って、○○ちゃん用のトイレがあるねー!よかったねー!なんて気分を乗せてみました。
■あえて誘わない!
イヤイヤ言っている子をなだめておだてて連れていくのが面倒で、「おしっこ行く?」 と言っても行かない時は放置していました。
おもらししたら本人もショックなようで、へこみます。寒い時期なら冷たいし、尚更イヤなよう。そのうちおしっこを漏らして後始末するより、トイレに行く方が簡単だと気づいたようです。
■トイレに座るのが怖い場合は段階的に
うんちは「事前報告する⇒トイレの床にしゃがんで新聞紙の上にうんち⇒トイレに座ってすると段階的にできるようになりました。うんちをトイレに座ってできるようになったのは、うんちをもよおした息子を夫がエイッと便座に座らせたから。
2~3回その方法でやらせたら、息子も「あれ、思ったより怖くない?」と思ったようで、以降は座って平然としていました。
■お風呂でリラックスがよかったようです
うちの子が最初にトイレ成功したのはお風呂の洗い場でした。
お風呂でリラックスしていたおかげか、いい感じに力が抜けたようです。
一般的には「お腹に力入れて出すんだよ」って教えるのでしょうけど、うちの子はそうすると余計に締めてしまって出せなかったみたいです。
逆に「力抜いて~」って言ってた記憶があります。
一回成功してしまえば、次はおまる、次はトイレとすぐにできるようになりました。
夜のおむつはずしは?
昼のおむつがはずれても、夜はなかなか、というお子さんも多いようです。おねしょでパジャマや布団が濡れてしまってママも大変…おねしょ対策、ママたちはどうしているのでしょうか。
■「パンツの上からオムツ」で安心
布パンツの上からおむつを履いています。本人には「布団が汚れると簡単には綺麗にできないから、お守りでおむつも履いておこうね」と話しています。
■夜もパンツ!を応援、おねしょシート
「子ども自身が夜もパンツ!」と思っているので、そのやる気を失わないように、おねしょシートをパンツにつけてパンツで寝かせています。
■防水ズボン&スカートを活用
おねしょ対策には、おねしょ用のズボンやスカートが活躍。あと、布おむつ用の防水パンツもおねしょやちょい漏れ対策に使えるみたいです!
失敗してもしからない、できたら一緒に喜んで
「なかなか『おしっこ・うんち』を教えてくれない…どうトイレトレーニングを進めたら…」というママの悩みに、専門家が回答したアドバイスをご紹介します。
(Q:相談者より)
ーーー1才10カ月の男の子です。「うんち」「ちっち」と言っておしりを押さえるので、一緒にトイレに行きます。便器に座るのですが、おしっこもうんちも出ません。すぐに「終わった」と言って、紙でふいて流します。その動作自体がしたいような気がします。うんちはいきみ出したら、トイレに連れて行くと出ます。「今度はしたくなったら教えてね」と言いますが、なかなか教えてくれません。このあと、どうやっておむつはずしを進めていけばいいのでしょうか?
(A:専門家の回答)
ーーーうんちがトイレで成功したら、「あーすっきりした。うんちさん、バイバイね」などと話して、トイレですると気持ちがよい経験を繰り返しさせたいです。おしっこよりうんちのほうが、トイレでする習慣はつきにくいようです。トイレトレーニングの成功の方法は個人差もありさまざまなので、決め手はありません。おしっこの間隔が2~3時間空くようなら、おまるや補助便座に座らせてみて、うまくできたら喜んであげましょう。たとえ失敗しても、トレーニング中ですからしからないこと。すでに子どもはトイレに親しんでいるので、おしっこの間隔が空いているのなら、うまくいくかもしれませんね。
菅野満喜子先生(元幼稚園教諭・幼児教室こんぺいと代表)
※たまひよnet【専門家Q&A】からの引用です。
子どもが自分でやる気になってくれないとなかなか進まないトイレトレーニング。自分の子に合った工夫を取り入れながら、子どものやる気を待ちましょう。
(文・加藤紗羅)
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■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。