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離乳食で下痢!? 便秘!? その原因と対処法

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離乳食を始めたらうんちがゆるくなった、かたくなった、うんちに野菜などが混じるなど、うんちの状態が変わると心配になりますね。なぜそういうことが起こるのか、病院に行ったほうがいいのか、ホームケアはどうしたらいいのか、詳しく紹介します。

離乳食開始後のうんちの変化

おっぱいやミルクだけを飲んでいたころのうんちはやわらかめで、やや酸っぱいにおいがします。けれども離乳食が始まると、うんちの状態がだんだんと変化していきます。

ややかためで形が整い始める

離乳食が始まると、比較的うんちがかためになり、色やにおいも授乳だけのときとは変わってきます。かためになってくる分、形も整い始め、大人のうんちにだんだん近づいてきます。うんちの回数が少なめになることもよくあります。

うんちがゆるめになることも

赤ちゃんは消化機能が未熟なので、飲み食べしたものの量や食材によってうんちがゆるくなることもあります。うんちがゆるくても、元気で食欲があり、体重も順調に増えているなら、授乳の回数を増やしたり水分を十分に与えながら様子を見ていて大丈夫。ただ、様子を見ていてもゆるめのうんちが続くようなら、うんちの様子を写真に撮って、一度小児科を受診しましょう。

心配なうんちの様子

水のようなうんちが1日10回以上出たり、血便、白や灰色のうんちのときは、早めに受診しましょう。また、ゆるいうんちが出るほか、顔色が悪い、元気がない、発熱がある、嘔吐があるなど、全身の様子がいつもと違うときも早めに受診しましょう。

うんちがゆるいときの離乳食の与え方

うんちがゆるいだけでなく全身の様子が悪い場合は、受診して医師の指示に従ってケアをします。うんちがゆるかったり、うんちに野菜などが混じっていたりするけれど、元気がある場合の離乳食の与え方について説明します。

うんちがゆるいけれど、元気で食欲はある

○離乳食を始めたばかりの赤ちゃん
離乳食の量を少なめにして2~3日様子をみます。与えるものは食べ慣れた炭水化物や食物繊維の少ない野菜にしましょう。ミルクは、医師の指示なく薄めることはせず、普段どおりに与えましょう。

○離乳食が進んでいる赤ちゃん
下痢がひどい時は、1~2日間母乳やミルクだけにします。軽い下痢症状が長引くときに離乳食を中断すると、かえって治りが悪くなるときがあります。嘔吐がなく食欲があれば、普段と同じ離乳食を与えます。水分補給は大切なので、母乳やミルクのほか、場合により経口補水液、イオン飲料、麦茶、野菜スープなどで脱水症状を予防します。様子をみながら普段よりやわらかいおかゆやうどんなどの炭水化物やにんじんポタージュ、野菜煮、すりおろしりんご、豆腐、ヨーグルト、白身魚などを少量から与えます。食欲がない時は無理せず、少量にしていつもより回数を増やします。

食べたものがそのままうんちに出てくるけれど、元気で機嫌がいい

赤ちゃんは消化器官が未発達なので、消化しにくいものは、そのままうんちに出てきやすいのです。そのままうんちに出てきても、栄養素はほとんど吸収されているので、機嫌がよく、元気ならそのままの状態を続けて様子をみましょう。ほとんどかんでいないようなら、小さめに切るか、少しやわらかくして与えてみましょう。

うんちの色やにおいが日によって違うけれど、元気で機嫌がいい

うんちの色やにおいは、食べたものによって大きく変化します。にんじんを食べたらにんじん色、ほうれん草を食べたらほうれん草色です。強烈なにおいも、長ねぎなどの香りの強いものを食べればにおいますので心配はいりません。気になるにおいのときは小児科を受診してもいいでしょう。

便秘のとき、うんちがかたいときの離乳食の与え方

うんちがかたいだけでなくおなかが張る、食欲が落ちる、4~5日以上便が出ない場合は、受診して医師の指示に従ってケアをします。うんちがかたいけれど、元気で食欲もある場合の離乳食の与え方について説明します。

うんちがかたいけれど、元気で食欲はある

離乳食が始まると、うんちがかたくなることがあります。またかたくなったうんちが大腸内に長くとどまると、水分が吸収されてコロコロになり、排便がスムーズにできず、うんちの回数がやや減ることもあります。水分をとると腸が刺激されるのでまめな授乳や水、麦茶、野菜スープなどが飲めるなら飲ませます。果汁は、糖分やペクチンがうんちをやわらかくする働きが期待できるので、便秘気味のときに与えても。100%果汁を倍に薄めて1日30mlを目安に飲ませてみましょう。
7カ月以降なら、食物繊維を多く含むいも類などの食材や、納豆、野菜、海藻、プルーンなどを積極的に取り入れるといいでしょう。腸内環境を整えるヨーグルト、オリゴ糖を取り入れてみても。9カ月以降は、食物繊維のほかに油を使用してみましょう。

まとめ

うんちの様子はよその子と確認しにくいこともあって、変化があると心配になりますね。便秘以外の症状(機嫌が悪い、発熱、血便など)もあるときは、写真を撮って、かかりつけの小児科で相談しましょう。(文/ひよこクラブ編集部)

監修
太田百合子先生
管理栄養士。東京・こどもの城にて長きにわたり乳幼児の栄養指導を行う。現在は東洋大学、東京家政学院大学などの非常勤講師として活躍されています。

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