いざという時のために…家族で考えよう! わが家の防災対策
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災害はいつ発生するかわかりません。日頃から防災意識を持つことや防災グッズを確認すること、家族が離れている時の行動について家族みんなで話し合い、いざという時に備えましょう。ここでは、口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちから寄せられた、みんなの防災対策をご紹介します。
定期的に防災グッズの確認を
せっかく準備した防災グッズも、足りなかったり、期限が過ぎていたり、電池が切れていたりしたら役に立たないですよね。家族でルールを決めて、定期的に確認をしておきましょう。ママたちも防災グッズの点検時期や普段の備蓄で工夫しているようです。
見直し時期を決めておく
非常持出袋の中身は夏冬でかなり違うので、第一次持ち出し品はいつも年に2回入れ替えをしています。
普段使うものを少し多めに備蓄する
普段使うものを少し多めに備蓄し、順番に使っていっては足すという「ローリングストック」を実践しています。水などもそうですが、果物缶やチョコなども備蓄しているといいそうです。
キャンプで在庫切り替え&点検
わが家は年に1~2回、常備食の切り替え時にオートキャンプで火の起こし方から寝袋での体験など危機管理の再確認を家族でしています。ランタンやバーナーの点検も兼ねてます。
なるほど!防災アイデア
いつも使っているあのアイテムがちょっとした防災グッズに…。みんなのアイデアを参考に、いざという時に応用の効くアイテムを取り入れてみるものおすすめです。
手作り防災頭巾、中身は…!?
防災頭巾を手作りしています。頭巾の表裏面はバスタオル。中身は綿の代わりにハンカチや下着などの着替え。周囲はざっくりと縫って、避難所で解けば各自1~2日分の着替えはなんとかなります。
サイズアウトしたおむつを再利用
おむつは意識して多めに用意しておき、少しいろいろなサイズで揃えておくといいかもしれません。サイズアウトしたものであっても怪我をしたときの応急処置や嘔吐の処理などに使えます。
居場所を知らせる手段や迷子札に
油性ペンやガムテープがあれば、もし避難で自宅を離れていても居場所を知らせる手段として使えるし、子どもの服に貼って連絡先とか書けば迷子にならないよう迷子札の代わりになります。
タオルやビニール袋は即席のおむつにも
タオルやビニール袋はいろいろ重宝します。避難所は体育館や集会所などが多く、床に直接赤ちゃんを置くのが難しい事がありますが、ビニール袋とタオルを敷いてやると少しは違います。また、おむつがなくなってしまったら、タオルをあてた上からスーパーのビニール袋を切り開いたもので包んであげると、即席のおむつになりますよ。
子どもを守る。防災対策
家族と離れている時にそれぞれどういう行動をするべきか。安全に、無事に家族と会えるように、家族で決めておくこと、意識しておくことを日頃から確認しておきましょう。登下校中に災害が発生した場合の行動を子どもと一緒に確認しているママが多くいました。
一次避難場所や危険ポイントの確認を
登下校途中の被災は、一時避難する場所(近くの公園や広い駐車場など)と揺れが収まったら移動する避難先を決めています。通学路にある古い家屋や塀などの危険ポイントも教えています。
普段の持ち物を災害時仕様に
子どものランドセルには、緊急連絡先として私と父親と祖父母と家の電話番号、家と実家の住所、災害時の避難場所、子どもの名前、生年月日、血液型を書いたものを、カードケースに入れてランドセルに入れています。レインコートと折り畳み傘も常にランドセルに入れています。レインコートは災害時の防寒にもなりますから。
もしもの時…の行動を確認
登下校に大きな地震があった時、ランドセルで頭を守る。壁などが崩れてきそうな所にいたら、すぐに離れる。などを言ってあります。あと、家族がバラバラの時は「通っている小学校へ行きなさい!必ず、お父さんやお母さんが迎えに行くから」と伝えてあります。
普段からの防災意識が、いざという時のとっさの判断、迅速な行動につながります。災害から大切な家族を守るために、改めて家族みんなで話し合ってみてはいかがでしょうか。
(文・tamako)
文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。