9/17 敬老の日に向けて、何か準備してる?【3635人調査!】
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9月の第3月曜は「敬老の日」。その由来は、兵庫県の多可町で行われていた「としよりの日」という敬老会が起源だとされています。
昭和22年9月15日、村長が「老人の知恵を借りて村づくりをしよう」と、村のお年寄りを集めて敬老会が行われ「としよりの日」と呼ぶようになりました。これが後に「敬老の日」として、国民の祝日となったそうです。
そんな「敬老の日」になにか準備している?お祝いはあげている?
口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちに聞いてみました!
2017年8月24日~2017年8月27日に、全国のウィメンズパーク会員3,635名に実施した「9/18敬老の日に向けて、何か準備してる?」というアンケートを元にしています。
敬老の日、誰をお祝いする?
第1位 誰にも何もしない 2109人 58.0%
第2位 自分の親 865人 23.8%
第3位 夫の親 722人 19.9%
集計によると「誰にも何もしない」が抜きんでて1位に。
「母の日に、父の日、誕生日をやれば充分かと。気づかぬふりをしています」
「準備しないととは思っているけど、いまひとつお互い盛り上がらないイベントです」
「忘れてた~。義実家には知らんぷりしちゃおうかな」
じいじやばあばには感謝しているものの、それほど重きをおいていないイベントのようです。お祝いされるじいじやばあばも、
「両親から『本当に歳をとった気になるから何にもしないで』と言われたので」
「敬老というと『まだ若いから!』と、義母がへそを曲げました」
「老人と思われるのが嫌そうなので、あえてやめておきます」
と、当のご本人たちも敬遠気味。ならば、若めのじいじとばあばにはスルーした方がいいのかもしれません。何もやらないのも気が引けるし、やっても心象を悪くしそうだし、そのさじ加減が難しいところですね。
お祝いするとしたら、何をする? 何をあげる?
第1位 飲食物をあげる 509人 13.9%
第2位 手紙や似顔絵をあげる 319人 8.8%
第3位 お花をあげる 221人 6.1%
母の日のカーネーションと違って、敬老の日は“これ”とお決まりのものがないので、みなさん贈り物には頭を悩ましているようです。その結果、お手頃なお値段で、趣味に合わないというリスクがない飲食物やお花を選んでいるようです。
第2位となった「手紙や似顔絵をあげる」。
「子どもが絵を描けるようになったので、じいじ、ばあばの絵を描かせて送っています」
「子どもの写真付きはがきに子どもたちから一言書かせて送っている」
ほかにも、「子どもの写真付きカレンダー」や「子どもたちのフォトブック」など、子ども関連の手作りプレゼントが多数。
ママが用意するのはちょっと面倒だけど、保育園や学校によっては、図工の時間に敬老の日用の絵や工作を作らせたり、手紙を書いたり、じいじたちを招いての行事などもあるようで、助かっているみたいですね。
「まだ若い!」と、気分を害するじいじばあばもいるけれど、子どもの写真やお手紙ならきっと喜んでくれるかも。
(文・井上裕紀子)