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寝返り前からあんよ期まで[0~1歳] 赤ちゃんが”ハマる”おもちゃの選び方&遊び方

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Tom Merton/gettyimages

素材や色合い、人気のキャラクターがついているものなど、巷には赤ちゃんのための多種多様のおもちゃがあふれています。赤ちゃんにおもちゃを買い与えるときに、どんな基準で選んでいますか? せっかく買ってあげたのに興味を持ってくれなくてがっかり…なんてこともあるでしょう。赤ちゃんがハマって、熱心に遊んでくれるおもちゃって、どんなものなのでしょうか? 発達心理学がご専門の白百合女子大学教授・秦野悦子先生にお聞きしました。

【成長期・月齢別】赤ちゃんの発育・発達に合わせたおもちゃの選び方・遊び方

「赤ちゃんのおもちゃを選ぶときに重視したいポイントは、『赤ちゃんがどんなことができて、何に興味を持っているか』、そして、『今、できていることを伸ばすために、どんなふうにかかわればいいか』です」と秦野先生。

そこで、赤ちゃんの発育発達に合わせた、おすすめのおもちゃを教えてもらいました。

寝返り前の赤ちゃん(0~3カ月ごろ)におすすめのおもちゃ

★【このころの様子】

「寝返り前の赤ちゃんは、目の前のものを目や耳でとらえ、自分の世界を広げています。3カ月ごろになると、笑ったり、泣いたりの表情がはっきりしてきます。聞こえてくる声や、音がするほうに顔を向けるようにも。手を触ったり、なめたりして、自分の身体を知っていくようになります」(秦野先生・以下同)

★【こんなおもちゃがおすすめ!】

「振ったら音が出るガラガラなどのおもちゃを、最初は赤ちゃんからよく見えるように大人が振ってみせて音を聞かせます。まずは赤ちゃんの真正面から振って見せて、顔の向きを変えられるようになってきたら、ちょっと右側、左側からガラガラを振って音を出して遊んであげるといいですね。赤など鮮やかな色や、コントラストがはっきりした色合いを好みます。赤ちゃんに絵本の絵柄を見せながら、話しかけてあげましょう」

首が座って、縦抱っこが好きになった赤ちゃん(4~5カ月ごろ)におすすめのおもちゃ

★【このころの様子】

「4~5カ月ごろになると、首がすわり、ものを目で追う力(追視)もしっかりしてきます。自分で頭を動かせるようになるので、目の届くところでうつ伏せ姿勢にしてあげましょう。興味の引くものや音がするほうに反応して体を動かしているうちに、偶然に寝返りをするようになってくるのもまもなくです。また、興味を持ったものに手を伸ばすようになります」

★【こんなおもちゃがおすすめ!】

「腹ばい姿勢になると視界が開けるので、赤ちゃんの目の前で起き上がりこぼしが倒れたり、置き上ったりする様子を見せてあげたり、ねじで動くもの、鳴らして音の出るものを見せてあげると、興味を持って手を伸ばすようになります」

背もたれつきベビーチェアでおすわりができるようになった赤ちゃん(5~6カ月ごろ)におすすめのおもちゃ

★【このころの様子】

「縦抱っこやママの膝が好きな子はベビーチェアを喜びます。おすわりができるようになり、両手を自由に動かせるようになってくるころ。好奇心が広がり、興味のあるものを自分から取ろうなど、主体的な動きが増えてきます。『いないいないばぁ』『一本橋こちょこちょ』などの遊びを喜びます。」

★【こんなおもちゃがおすすめ!】

「おすわりができるようになると、赤ちゃん自身で少しの間、おもちゃを持って遊べるようになります。口に入れても安全なものを選びましょう。押すと音が出たり、が開くようなしかけおもちゃも、変化に対して興味を持ちやすいですね。
手が触れると揺れて音がでる起き上がりこぼしや、赤ちゃんの手のひらで握りやすいサイズの乗り物のおもちゃ
も、おすわりした状態で遊びやすいでしょう」

ずりばい、はいはいができるようになった赤ちゃん(7~8カ月ごろ)におすすめのおもちゃ

★【このころの様子】

「腹ばいの姿勢からずりばいやはいはいで、興味のあるものに向かって自分から移動しようとします。容器の中から布や積み木を出す、積み木で机を叩いて楽しむなど、遊び方にバリエーションが出てきます。好奇心がさらに高まり、欲しいものに手さしをしたり、声を出して大人に訴えたりするなど、意思表示も増えてきます」

★【こんなおもちゃがおすすめ!】

プルトイを赤ちゃんの前方で引っ張ってあげると、ずりばいやはいはいを遊びながら促すことができます。パペットで誘うのもいいですね。部屋の中に興味を引きそうな玩具を置くと、自分で取りに行こうと手足をばたつかせ移動します。大き目のブロックの積み木を赤ちゃんの目の前で積んであげると、手を触れて崩すことを楽しんだり、小さいものを持ち替えて遊ぶでしょう。」

つかまり立ち、つたい歩きができるようになった赤ちゃん(9~11か月)におすすめのおもちゃ

★【このころの様子】

「つかまり立ちやつたい歩きをするようになると、目に見えるものや手が届くものが増え、遊びのバリエーションがグンと広がります。まだ言葉は出てこないですが、日常で大人の言うこともわかってきているので、コミュニケーションがとりやすくなってきます」

★【こんなおもちゃがおすすめ!】

「人とのやり取りが一層楽しくなってくる時期です。箱を開けると飛び出してくる仕掛けおもちゃ、引っ張ると揺れる、押すと動く、玉が滑り台をゆっくり回転しながら落ちてくるなど、視線で動きを追いやすいおもちゃは、、原因・結果や、手段・目的がわかりやすく、繰り返して楽しみます。段ボールなどの手ごろなサイズの箱におもちゃを入れたり、出したりするだけでも楽しいころ」

1人で歩けるようになった赤ちゃん(1才ごろ~)におすすめのおもちゃ

★【このころの様子】

「まだおぼつかない足取りですが、一歩、二歩と歩き出す子が増えてくるころ。最初の一語が出る赤ちゃんもいます。手指の動かし方も器用になってきます。大人のしたことを覚えていて、まねすることが増えます」

★【こんなおもちゃがおすすめ!】

「1才を過ぎたら、遊べるおもちゃがグーンと増えます。目と手が協応し、手指の調整が少しずつできてくるので、試行錯誤しながら形を合わせて遊ぶはめこみ・形合わせで遊べるように。吹いても吸っても音が出ラッパや叩くと音が出るたいこなども使い方を理解して遊べるようになります。絵本は野菜や果物など身近なものが題材のものが興味を持ちやすいのでおすすめ。ママが食べるまねをしながら読み聞かせると、まねするようになる子もいます。ぬいぐるみを寝かしつけたり、おっぱいをあげるまねをして遊ぶようになる子も。大人が相手をしてあげれば、ボールをつかったやりとり遊びもできるようになり、遊び方にも個性が出てきます」

赤ちゃんの発育発達を理解すると、自然と赤ちゃんが興味を持つおもちゃが見えてくるものですね。でも、赤ちゃんにおもちゃを与えただけでは、赤ちゃんはどう遊んでいいのかわかりません。赤ちゃんは大人の様子を見ながら、遊び方を覚えていくので、ママやパパが一緒に遊んであげることがいちばん! たくさん一緒に遊んで、赤ちゃんのできることを延ばしてあげましょう。 (取材・文/白鳥紀久子、ひよこクラブ編集部)

■監修:秦野悦子先生
臨床発達心理士。白百合女子大学教授。専門は発達心理学(言語発達、障害児のコンサルテーション、子育て支援)。わかふじ幼稚園園長。著書に「心と体が育つ親子遊び」「最新しつけ大百科」(ベネッセコーポレーション)。

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