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【歯科健診の前に知っておきたい!】赤ちゃんの歯の生え方&歯磨き方

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Seregraff/gettyimages

赤ちゃんの歯ぐきに小さな白い歯を発見すると、ママ・パパは成長を感じてうれしくなりますよね。一方で、「乳歯の生え方が気になる…」「歯磨きはどうしたらいい?」と、歯が生えてくると同時にいろいろな悩みも出てくるよう。赤ちゃんの歯の生え方&歯磨きについて、「ひよこクラブ」の人気連載「すくすく成長日記」監修でおなじみ、小児科医の若江恵利子先生に聞きました。

関連:子どもをむし歯から守る!仕上げ磨きのやり方はコレ

赤ちゃんの歯の生え方について教えて!

歯が生え始める時期は、一般的には6~8ケ月ごろ。個人差が大きく、3ケ月ごろから生え始める子もいれば、1歳を過ぎてから生える子もいます。下の前歯から生え始める例が多いですが、上の歯や横の歯が先に出てくることも。乳歯は永久歯と比べて小さく、生え方も異なるため、最終的な歯並びは永久歯が生えそろうまでわかりません。歯並びやむし歯について気になることがあれば、1歳6ケ月健診の際に医師に相談するか、早めにかかりつけの小児歯科を見つけて、診てもらうといいでしょう。

Q ママ・パパの指を口に入れてカミカミするのはなぜ?(6ケ月・男の子)
A 口に物を入れる動作は順調に発達している証拠です

6ケ月ごろになると、赤ちゃんは、近くにあるものを手に取り口に入れることで、形状を学習するようになります。ママ・パパの指を口に入れる動作も、おしゃぶりがなくて口寂しいわけではなく、発達のサイン。歯が生えてくる時期なので、歯ぐきがムズムズしてかゆい可能性も考えられます。

Q すきっ歯は成長とともに治りますか?(10ケ月・女の子)
A 永久歯が生えそろうまで歯並びはわかりません

乳歯は歯が小さいので、すきっ歯の子はよく見られます。乳歯と永久歯では大きさも生え方も違うので、乳歯がすきっ歯でも永久歯がすきっ歯になるとは限りません。永久歯の歯並びには、あごの大きさや歯の大きさなども影響するので、最終的な歯並びは生えそろうまでわからないでしょう。

Q 下の歯のほうが前に出ているよう。受け口なの?(1歳2ケ月・女の子)
A まだあごの関節がやわらかいため、判断できる時期ではありません

受け口(反対咬合)は、本来のかみ合わせとは逆に、下の前歯が上の前歯より前に出ている状態です。この時期はまだ、あごの関節がやわらかいので、自分でおもしろがって前に出している場合も。2~3歳でかみ合わせが定まってくるので、小児歯科に相談してみて。気になる場合はまず、1歳6ケ月健診で相談してみるといいでしょう。

赤ちゃんの歯磨きについて教えて!

赤ちゃんの歯が生えてきたら、ママ・パパの指にガーゼを巻いて歯ぐきをふくなど、歯のケアを始めましょう。慣れてきたら、ベビー用の歯ブラシで歯磨きを始めても。目安としては、上下4本ずつ歯が生えそろったら歯磨きを始めて。乳歯がむし歯になると永久歯にも影響するため、嫌がられても仕上げ磨きはていねいに。歯磨き粉は、赤ちゃんが味を好んで歯磨きに積極的になるようなら使ってOKですが、とくに必要はありません。赤ちゃんが自分でやりたがる場合は、必ず座らせてストッパーつきの歯ブラシを持たせ、ママ・パパはそばから離れないようにしましょう。歯磨き中にストッパーのない歯ブラシを口に入れたまま立ち歩くと、歯ブラシでのどを突く事故につながります。

Q 歯磨きに苦戦中。口を開けてくれません…(11ケ月・男の子)
A いったん仕切り直しを。口元に触れられることから慣らしましょう

歯磨きを嫌がる場合は、いったん仕切り直してみて。まずはママ・パパが口元をちょんちょんと触り、口への刺激に慣れさせることから始めましょう。慣れてきたら、口を「あーん」と開ける練習から。その後、ママの指にガーゼを巻いて歯をふく→歯ブラシを口に入れる、というように赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ段階を踏んで進めていきましょう。

Q 歯だけでなく歯ぐきや舌も磨いたほうがいい?(1歳1ケ月・女の子)
A 歯磨きだけでOK。食後にお茶や水を飲ませる習慣を

1歳ごろは歯を磨いてあげるだけで、口腔内の環境を衛生的に保つことができます。歯ぐきや舌のケアはとくに必要ありません。歯磨き粉もつけなくてOK。歯磨きの習慣とともに、食後やおやつの後にお茶や水を飲んで、口の中をきれいにする習慣をつけてあげるといいでしょう。

Q 仕上げ磨きがきちんとできているか心配です(1歳4ケ月・女の子)
A 小児歯科でチェック。磨き方や食事の指導も受けるといいでしょう

2歳くらいになると、虫歯になる子も出てきます。仕上げ磨きがうまくできているか心配なら、小児歯科でチェックしてもらうと安心。歯科衛生士に磨き方のコツやむし歯にならない食事なども指導してもらえます。むし歯は、砂糖を含むお菓子が原因になることが多いので、歯磨きと同時におやつの内容も見直してみて。

赤ちゃんの歯の生え方、生える時期には個人差があります。乳歯がむし歯になると永久歯にも影響するので、上下4本ずつ歯が生えそろったタイミングで、ママ・パパはしっかり仕上げ磨きをしてあげましょう。また、1歳になったら、かかりつけの小児歯科を見つけることも忘れずに。歯にトラブルがなくても、定期的に歯科健診を受けておくと安心です。歯は一生もの。赤ちゃんの歯の健康もしっかり見守っていきましょう。(取材・文/前田ユリ、ひよこクラブ編集部)

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監修/若江恵利子先生
医療法人恵徳会あさかクリニック理事長。小児科医。東邦大学大森病院新生児科、愛育病院小児科を経て、栃木県で開業。

参考/「ひよこクラブ」2018年6月号「赤ちゃん37人のすくすく成長日記」より

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