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第1子の“習わせすぎ”に注意!お金のしわ寄せはあとからやってくる

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SerrNovik/gettyimages

子どもの習い事は、1人目のときは経済的に余裕があったり、周囲に流されたりしてあれもこれもと習わせがち。習い事は一度始めるとやめにくい傾向があり、月々数千円の月謝でも、道具の購入や交際費なども含めトータルで見るとかなり大きな金額に! そのため第1子に習い事をさせるときは、“本当に必要か?”を慎重に考えることが大切。2人の女の子のママでもある、ファイナンシャルプランナー・鈴木さや子先生に、月謝が負担にならない習い事選びのポイントを聞きました。

関連:子どもの習字教室はいつから始めるのがいいの?メリットは?

あれもこれもはNG!本当に必要な習い事か見極めよう

習い事は子どもの成長に従い、1つから2つ、2つから3つと増える傾向があり、毎月の習い事費も年齢が上がるとともに増えていきます。ベネッセ教育総合研究所「学校外教育活動に関する調査2017」のデータによると、年齢別・毎月の習い事費の平均は以下のようになります。
●3歳 3200円
●4歳(年少) 4800円
●5歳(年中) 7900円
●6歳(年長) 9800円
●小1 1万1600円
●小2 1万1900円 
●小3 1万4800円 

習い事費が最も高くなるのは、受験のため学習塾に通う子が増える中3で月額2万5900円!年間約31万円の出費になります。受験前の塾通いなど学習に関する出費は避けては通れませんが、幼少期の習い事は見直すことが可能。ポイントは次の通りです。

FP鈴木さや子先生が教える!習い事見直し3つのポイント

point1.習い事費は、手取り月収の3~5%が目安
習い事の予算は未就学の場合、きょうだい分も含めて手取り月収の3~5%が目安。それ以上だと家計を圧迫する原因に!

point2.第1子にお金をかけすぎない
習い事費は、第1子のほうが高くなる傾向が。きょうだいでまったく同じ習い事をする必要はありませんが、下の子に不公平感を抱かせないように注意しましょう。

point3.子どもの意思を尊重しよう
乳幼児期は、親の趣味や希望で習い事を選びがちですが、子どもが「○○を習いたい!」と言い出したら本人の希望に耳を傾けて。子どもが嫌がっているのに「みんな習っているから!」と無理に習わせるのは考えものです。

関連:あの習い事、いくらかかる? どんな内容?実態大調査!

紹介した毎月の習い事費の平均金額を参考に、たとえば3~6歳の4年間、習い事をしなかった場合は約30万8000円の出費が抑えられることに! また習い事によっては、月謝以外にユニフォーム代、教材費、施設運営費などがかかったり、学年が上がると月謝が上がったりするケースも。「こんなはずでは…」とならないように、どのぐらい費用がかかるのか、子どもは楽しめるのか、無料体験を利用するなどして入会前によくリサーチをしましょう。(取材・文/麻生珠恵、ひよこクラブ編集部)

監修/鈴木さや子先生
ファイナンシャルプランナー。株式会社ライフヴェーラ代表。家計管理や資産形成、キャリアなど、主にママ・パパ向けに講演を行う。2人の女の子のママでもあります。

参考/ひよこクラブ2018年5月号付録「第2子 妊娠/出産/育児“こうすればうまくいく”見通しBOOK」より

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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