SHOP

内祝い

  1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 【専門家監修】「小1の壁」大量のプリントへの対策、何ができる?

【専門家監修】「小1の壁」大量のプリントへの対策、何ができる?

更新

TAGSTOCK1/gettyimages

我が子が小学生になって「学校から配布されるプリントがあまりに大量でビックリ!」とは、ママやパパたちからよく聞く声です。
それもそのはず。学校と家庭をつなぐのは、基本的に学校が配るプリントと子どもが持ち帰る連絡帳のみなのです。ちょっとわからないことがあったからといって、学校にひんぱんに連絡するわけにもいきません。共働き家庭はこの大量のプリントに、どう対処しているのでしょうか?先輩ママからの体験談(※)をもとに見ていきましょう。

※2017年11月~2018年6月までの間に、 小1の壁を経験した都内の小学生ママに編集部で取材したものとなります。

プリントは緊急度と重要度で仕分け

プリント対策は共働き家庭に限った壁ではないかもしれません。ただ、働くママやパパは家にいる時間が少ないので、短時間でプリントの管理をしなければなりません。
まずやりがちなのが、持ち帰ったプリントをファイルに綴じ込んで保管するという方法。でもこれではすべてのプリントを読んで、毎日ファイリングする必要があります。
先輩ママやパパたちの多くが実践しているのは、プリントの重要度による仕分けです。
多くの学校で月に1回程度発行されている学年だよりは、その月に行う行事やその季節の過ごし方、注意点、必要な持ちものなどが記載されています。この学年だよりと1年間の行事予定表はもっとも要チェックのプリントです。
また同様に見落とせないのが、必要事項を記入して学校に提出の必要があるプリントです。入学直後に配られるものでいえば、緊急連絡網連絡先、緊急時引き取り者一覧表、結核問診票などです。
これら大事なプリントとあまり緊急度の高くないプリントに分け、大事なプリントには当日目を通して必要なら写真で保存、その他のプリントは週末などにゆっくりと読むというママやパパが多いそうです。

「慣れてくると、何が大事で何があまり大事でないかわかってきますが、最初は判断がつかないので、上級生のママに聞くのがオススメ。『学年だよりや学級だよりは月に一度、月のはじめに配られる』などと発行のペースが決まっています。その時期は入念にチェックしていれば大事なプリントを見逃すことはなくなってきます」

そもそもプリントが家に持ち帰られているかも問題

Sasiistock/gettyimages

小学生ママの体験談をまずご紹介。

「保護者会で我が子の机をのぞいたら、プリントがクシャクシャになって大量に押し込まれていました。こんなにも持ち帰らないプリントがあったなんて…」

「週末にランドセルをチェックしたら、教科書とノートに押されて、底のほうにじゃばら状になったプリントを発見。子どもって気にならないのね!」

子どもは、学校で配られるプリントがいかに大事かはわかっていません。入学当初は「先生の言う通り、プリントはたたんで連絡袋にいれなくちゃ」と思っていても、だんだんと面倒くさがる子どもも増えてきます。また「折りたたむのが苦手だから、うまく袋に入れられなくてイヤ」という理由でやらなくなるケースもあるのだそう。
プリントが学校の机の中やランドセルにたまっていても、頭ごなしに叱ったりせずに、「なぜプリントが親の手元に届かないと親は困るのか」を伝え、袋に入れるコツなどを家で子どもと実践してもいいですね。

重要なプリントを見逃さないための先輩ママからのアドバイス

「年間スケジュールで該当するイベントをマーカーでチェック。その少し前や学年だよりなどが配られる時期になってもプリントが届かない時は、ママ友に『最近、おたよりきている?』と聞くようにしています。特に男の子はプリントを持ち帰らない子が多いので、女の子のママ友がいるといいですね」

「学校で配られたものは、家に帰ったら必ず保護者に渡す」という習慣は、低学年のうちに身につけておきたい生活習慣。けれども、こうした習慣は黙っていても身につく子とフォローが必要な子と様々です。
子どもは遊び始めると目の前のこと以外は忘れてしまいがちなので、帰ってすぐにプリントを出して置いておく場所をリビングに作っておくなど、各家庭にあった工夫をしましょう。
(取材・文/bizmom編集部 橋本真理子<メディア・ビュー>)

監修/普光院亜紀さん

小学校入学準備記事一覧

初回公開日 2018/11/25

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

赤ちゃん・育児の人気記事ランキング
関連記事
赤ちゃん・育児の人気テーマ
新着記事
ABJマーク 11091000

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第11091000号)です。 ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら→ https://aebs.or.jp/

本サイトに掲載されている記事・写真・イラスト等のコンテンツの無断転載を禁じます。