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みんな、いつから、どうしている? 共働き家庭の習い事

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joey333/gettyimages

子どもが小学校に入ると、保育園時代よりも多彩な環境の子ども同士のコミュニケーションが増えていきます。そうすると、「◯◯ちゃんみたいに、バレエが習いたい」「スイミングスクールに行きたい」と子どもから言い出だすことも。
親としては、子どもの好きな分野を伸ばしたり、得意なことを増やしたりもしたいし、いろいろな世界を見せてみたいと思うもの。
平日は毎日学童クラブへ行っている共働き家庭では、習い事はどうしているのでしょうか? 共働き家庭にオススメの通わせ方や人気の習い事事情、習い事の続け方などについて「ベネッセ教育総合研究所」顧問八木義弘さんと「保育園を考える親の会」の普光院亜紀さんに伺いました。

小学生の習い事の基本は自分で通えること

「子どもに習い事をさせたいという気持ちははやるかもしれませんが、理想をいえば「子どもがやりたい」と言いだしてから検討したほうがいいでしょう。小学1年生になったからといって急に成長するわけではなく、まずは学校生活を大事にしたり、友だちと遊ぶ時間を持つことのほうが大切。そうした重要性を子どもに伝えて、もう少し成長するまで習い事を待たせる親の姿勢も必要です。」と八木さん。

「学童クラブに通っている小学1年生は、学校と学童という新たな2つの環境が始まったため、毎日とても疲れています。1学期中はその小学校生活に慣れるだけでいっぱいいっぱいなのが現実。
また、平日に習い事に通うのなら、学童を早退する必要も。注意しておきたいのは、早退や行かない日の多い子どもは『保育の必要性が低い』と判断されて、継続がむずかしくなることがある」と普光院さん。

共働き家庭では平日の習い事の送迎はむずかしい場合が多いでしょう。習い事をスタートさせるのなら、土日に行けるところを探すか、平日でも1人で通える場所を選ぶとよいようです。

先輩ママは習い事どうしたの?

「お友だちに誘われて、小1の10月から土曜日に小学校の校庭で活動している地元のサッカークラブに入りました。通い慣れている道なので安心ですし、子どもが出ている間に家事などをすませられるので、帰宅してからゆとりを持って子どもに接することができました。普段は話したことのない地元のママ友もできて良かったです」

「週に2回、学童を4時に上がって習い事に行くようにしたのですが、学童で遊びだすと途中で抜けるのはつまらないそうで、3カ月ほどでやめてしまいました。習い事は時間も持ちものも自己管理が必要になるので、もっと成長してからでいいと思いました」

※2017年11月~2018年6月までの間に、 小1の壁を経験した都内の小学生ママに編集部で取材したものとなります。

低学年に人気の習い事、王道は「スイミング」「ピアノ」「英会話」

senaiaksoy/gettyimages

習い事は大きく分けると、スポーツ系、芸術系、学習系に分けられます。

小さいうちから、体操やサッカー、武道などを習わせる家庭もありますが、泳ぐ能力が身につく上、体力づくりにも役立つということで人気なのがスイミングです。送迎バスがある施設も多いので、通いやすいのも魅力かもしれません。
スポーツ系はその他に、野球、テニス、ダンスなどがあります。

以前ほどではありませんが、芸術系ではピアノは根強い人気があります。音楽的な基礎が身につくので、成長してから別の楽器を習う時も役立つといわれています。芸術系はピアノやその他の楽器など音楽に関わる習い事の他、絵画教室、習字などがあります。

小学校でも2020年度に始まる英語教育の影響もあって英会話も人気です。親が英語の必要性を痛感していることも多く、小さい頃から英語環境に慣れさせたいという理由が多いのだとか学習系は従来のような学習塾に加えて、理科実験教室やプログラミング教室などもじわじわと人気に。

「どの習い事も、体験入会などを行っているので、親子でいろいろと見学してみましょう。
立地や時間的に通い続けることができるかだけでなく、習い事の雰囲気が子どもにあっているかも大事。習い事によって、個人レッスンとグループレッスンの違いはありますが、通っている子どもが楽しくやっているかは重要な見学ポイントです。」と普光院さん。
さらに習い事先の目指すものについてチェックしてほしいと言う普光院さん。「習い事先が『楽しみ優先』なのか『高い技術を身につけさせようとしている』のか、『試合やコンクールなどに積極的に参加しているのか』などのカラーの違いもあります。そのカラーと子どもがあうかもぜひ事前にチェックしたいポイントですね。」

子どもが習い事をやめたいと言い出したら

子どもが習い事をやめたいと言った時にどんな対応をすべきか、迷いますね。

「その気持ちがどれだけ、逼迫しているかにもよるので一概に言えませんが、まずはその理由を聞きたいもの。
子どもなので、その理由を上手には言い表せないでしょうが、先生とあわなかったり、どうしてもあわない子どもがいたりといったことは、話を聞いているうちに窺えるでしょう。
そうした場合は、話しあって他の習い事先に変えるというのもひとつの方法です。」と八木さん。

では単純に「つまらない」「やめたくなった」という時は、どうしたらいいでしょうか。

「子ども時代に多様な経験をさせたいとはいえ、イヤなことがあるたびにやめてしまうという経験はさせたくないもの。「言えばすぐにやらせてもらえる」とか、「いつでもすぐにやめさせてもらえる」という考えはさせたくないので、そのイヤだと思う理由の解決方を親子で考えてみましょう。その上で、「後2カ月やってみて、どうしてもイヤだったら、やめる」などと相談を。
これまでも短期間でやめた経験があるのなら、始める前に「必ず1年間は続ける」などの約束をするのもひとつの手。「続けてみたら楽しくなった!」と思えるようになるかもしれませんし、たとえ、やめても「約束した1年間はやりとげた」という実感は持てるはずです。」と八木さん。

とかく親は先回りしがちですが、子どもには何にでも適齢期があります。
習い事を始めるのも、選ぶのも、ゆとりを持って、決められるといいですね。
水泳や楽器、英会話、体操、ダンスなどには親子でレッスンを受けられるところもあります。ママやパパの休日に「親子で料理教室に行っています」という体験談も。
子どもの負担に配慮しながら、楽しい習い事ライフをしましょう。
(取材・文/bizmom編集部 橋本真理子<メディア・ビュー>)

監修
八木義弘さん
公立小学校校長、東京都算数教育研究会会長、公立幼稚園長、大学講師などを経て、現在は株式会社ベネッセコーポレーションの「ベネッセ教育総合研究所」顧問を務める。

普光院亜紀さん
「保育園を考える親の会」代表。仕事と育児の両立に役立つ出版物の発行や会員の情報交換、イベントなどの活動を行っている。
著書に『「小1のカベ」に勝つ』

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