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里帰りする派 or しない派?里帰り出産のメリットとデメリット

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Liderina/gettyimages

暮らし慣れた故郷で、家族に産前&産後の手助けをしてもらう“里帰り出産”。最近ではやむをえない理由以外でも、里帰り出産をしないママも多いようです。今回は、里帰り出産のメリットとデメリットを踏まえて、事前準備しておいたほうが良いことをチェックしていきましょう!

こちらもおすすめ→ [里帰り出産]or[里帰りしないで出産]向いているのはどんな人?

里帰りをしない理由ってなに?

あえて里帰り出産をしないという選択したママは、どのような考えで里帰り出産をしなかったのでしょうか? 「なるべくパパと一緒にいたい」「一番安心できる場所が今の家だ」というかたもいれば、住んでいる地域の産院でママ友づくりをしたいという意見もありました!

夫と一緒にいたかった

1人目のときは実家が遠く、夫の実家も別の市ですぐに頼れる人がいない状態で出産&子育てをしました。産休まで仕事していましたし、夫といたかったので里帰りは選択肢になかったですね。
出産してから1週間は母が来て、手伝ってもらいましたが、残りは夫にできることはやってもらいながら、手抜きで生活していました。現在2人目を妊娠中ですが、今回も里帰りはしません。

今の家が一番落ち着く

私も1人目、2人目ともに里帰りしません。
・夫が新生児のときからめんどうをみたいと言っている。(あくまで2人の子どもなので)
・周りで相談してみると、頼れる人がいても里帰りしない、という人が意外と多い。
・孫フィーバーされるのが怖い。
実家にサポートしてもらうことによって、なにか言われたりするのが私は堪えられないかもと思い、信頼できる、今の家、今の家族で、初めから子育てをスタートしました。

夫の立会い出産&産院でのママ友づくり

1人目は里帰りをしなかった理由として、夫の立ち会い出産がどうしてもしたかったことと、近くに知り合いがいないので母親学級や出産後の入院中にお友だちができたらいいなと思ったことが大きいです。
実際そうしてよかったと思います!出産から2年経ちましたが、同じ悩みを共有したり遊んだりできているので。

里帰り出産のメリットとデメリットは?

里帰り出産はいろんな人の手を借りて、安心して出産・産後を迎えられるということもあり、メリットはたくさんありますが、なかにはデメリットもあるようです。里帰り出産&里帰りしないで出産、両方経験したというママは、里帰り出産のメリット・デメリットをこのように分析しています!

親のアドバイスにイライラ…

<メリット>
・慣れたところで精神的に不安が少ない
・産後ゆっくりと体を休められる
・赤ちゃんのお世話に専念できる

<デメリット>
・夫と長いこと離れるので、父親になる実感がわきにくい
・親のアドバイスに、イライラしてしまうことがある
・滞在中の生活費、赤ちゃんの雑費などで気をつかう

夫の“父親”としての実感がわきにくい

<メリット>
・赤ちゃんと一緒に寝られる
・家事をしなくてもよい
・赤ちゃんのことだけ考えていられる
・わからないことは実母に聞いて安心できる
・ゆっくりと親と昔の話や子育ての話ができる

<デメリット>
・出産まで暇すぎる
・動かないので体力なくなる
・夫→父親としての実感があまりわかない

戻ってからの生活にすぐ慣れない

<メリット>
・安心して出産まですごせる
・産後の体に無理をさせなくてすむ
・周りがサポートしてくれるので、気持ちに余裕が生まれる
・赤ちゃんが生まれてから触れ合う人が増える

<デメリット>
・産後直後の夫と赤ちゃんの触れ合いの時間が少ない
・戻ってからの生活がたいへんに感じる
(昼間1人の孤独感や頼る人がすぐ近くにいないことに、より不安を感じそう)

事前準備しておいた方が良いことって?

里帰りしないと決めたら、周囲のフォローが少ない分、事前準備は徹底しておきたいですよね。また、夫がどこまで、どのように協力してくれるかで、ママへの負担のかかり具合も違うようです。先輩ママたちのアドバイスを覗いてみましょう!

上の子の面倒&家事は夫に

上の子のことはすべて夫にお願いしました。産前半月前から2ヶ月間の時短勤務(7時半に自宅を出て、18時に保育園のお迎えに行ける)に落ち着き、また産後3日間の特別休暇は取れるので、夫が対応することで調整しました。洗濯はもともと夫が担当でしたので、問題は食事。入院中は簡単なものをつくったり、外食したり、お弁当などを買って対応。退院後は、買い物はネットスーパーで、簡単な調理は私がやりました。夫が帰りにお惣菜を買ってくることもありました。
自治体のサービスもいろいろ登録はしましたが、夫だけでなんとかなりました。

行政のサービス&ネットスーパーの登録

上の子のお世話関係と、入院期間中の手配、1ヶ月間で使えそうな行政の制度やサービスを調べました。
うちの地域では、ファミリーサポートと産後ヘルパーがあったので、登録や手続きをすませておきました。ファミサポは、おもに上の子のお世話をお願いするためです。あとは、宅食とネットスーパーの登録もしました。
あとは、入院中のために夫と上の子のごはんを作りおきしました。夫に頼みたいこと、最低限やってほしい家事の説明書なども用意しておきました。

陣痛タクシーの登録&赤ちゃんの肌着の水通し

産前にやっておいたことは、自分の入院準備と陣痛タクシーの登録、赤ちゃんの肌着の水通しくらいだったかな。あとはふだんから自家製の冷凍食品を仕込んだりしていたので、産後食べられるようにちょこちょこ作っていました。宅食も検討しましたがこの値段なら、仕事帰りの夫にスーパーやコンビニで惣菜でも調達してもらえば良いかな?

日用品を買いだめ!

1人目のときは産後1ヶ月くらい里帰りしてから自宅に帰ってきました。出産前はとにかく腐らない日用品は買いだめしました。1ヶ月分と言わず3ヶ月分は買いだめしておきました。
洗濯用の洗剤と柔軟剤、シャンプー・トリートメント・ボディソープや洗顔フォーム、化粧水などのスキンケア用品、食器洗い用洗剤やトイレットペーパー、ごみ袋やキッチンペーパー、ティッシュなどなど…。とにかく食品以外は買いだめしました。
結果的によかったです。3ヶ月日用品を買いに行かなくてすんだので楽でした。食品系はネットスーパー利用すればなんとかなったので、それほど買いだめはしませんでした。

里帰りしない場合も、自宅近くで手伝ってくれる人やサービスを探しておきましょう

里帰り出産をするかしないかで悩んでいるママからの質問に、助産師の中村明子先生が回答したアドバイスをご紹介します。

「産後、実家に頼らず、夫婦で赤ちゃんを迎えようと考えているのですね。その気持ちを大切にしていいと思います。里帰りをしなければならない、ということはありませんし、夫婦2人では無理ということもありません。ただ、そう考えていてもお産で体調を崩してしまう可能性もあります。また、精神的に大変なとき、話せる人がいると安心です。自宅の近くでSOSを出せる場所、相談先を見つけておくといいですね。」

※たまひよnet【専門家Q&A】からの引用です。

どのママからも聞こえてくるのは、里帰りしない場合「夫の協力がとにかく必要!」との声でした。また、夫が新生児とたくさん触れ合えるというメリットもあります。まずは慎重に選択したうえで、里帰りをしないと決めたママは、行政サービスの下調べもしかり、パパの協力を事前にしっかりと仰いでおきましょうね!
(文・清川優美)

■関連:【里帰り出産】しないで乗りきる派の「ここに困った!」 ランキング

■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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