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離乳食メニューは毎日変えなくてもOK!?管理栄養士に聞いた献立★組み立て方の極意

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olesiabilkei/gettyimages

赤ちゃんが5,6ヶ月ごろになったら、いよいよ離乳食がスタート! 離乳食を始めたのはいいものの、食べさせられる食材数が増えてくると、どうやって献立を組み立てたらいいか迷うものですね。ついついマンネリになって、同じ献立を繰り返したり、レパートリーが広がらなかったり…。
でも、献立の組み立て方のコツさえつかめば、ラクラク応用できるようになります!
管理栄養士で離乳食教室を主宰する中村美穂先生に、献立の立て方のコツを聞きました。

5,6ヶ月ごろ(ゴックンのころ)は目安量にとらわれない!

5,6ヶ月ごろ(ゴックンのころ)は、どんなふうに献立を考えればいいのでしょうか?

「食材そのものの味に慣れ、ペースト状のものをゴックンと飲み込む練習をする時期なので、食材を単品で用意するのが理想です。

米がゆ(10倍がゆ)から始めて、慣れてきたら、いも類やにんじんなど、食べやすい野菜を加えて2品用意します。野菜にも慣れてきたら、次に豆腐や魚などのタンパク質源を加えて3品を用意しましょう。

離乳食を始めて1ヶ月くらいたったら、離乳食を1日1回から2回にします。そのタイミングで、米がゆ(10倍がゆ)などの炭水化物源で1品、野菜などのビタミン・ミネラル源で1品、豆腐や魚などのタンパク質源で1品と、この3品を1回に食べさせることを意識しましょう」(中村先生・以下同)

苦くて食べにくいほうれん草は米がゆに混ぜるなど、炭水化物源+ビタミン・ミネラル源で1品にしてもOKとのこと。

「厚生労働省が策定した『授乳・離乳の支援ガイド』では、離乳食の1回あたりの目安量が示されていますが、赤ちゃんが実際に食べる量には個人差があるので、この目安量にとらわれなくて大丈夫です。小食の子は無理に食べさせなくてもいいですし、よく食べる子はおかゆやいも類、野菜類の量を増やしましょう」

タンパク質源はむやみに量を増やすと消化に負担がかかり、肉や魚などは脂質や塩分も多いため、目安量の範囲内にとどめましょう。

7,8ヶ月ごろ(モグモグのころ)は副菜を意識!

7,8ヶ月ごろになると、赤ちゃんも食材そのものの味に慣れてきて、メニューがマンネリになりがち。ママ・パパも1日2回の離乳食を作るのが大変になってきます。そうなると、おかゆにおかずを混ぜてしまう“混ぜがゆ”のように、1品で済ませられるものばかりになってしまうことも…。

「5,6ヶ月ごろは食材そのものの味で十分ですが、7,8ヶ月ごろになると飽きてくる子もいるので、だし汁や野菜スープなどを取り入れてみるといいでしょう。わざわざだし汁をとらなくても、かつおの削り節をひとつまみのせるだけでもOKです。

混ぜがゆのような1品ものばかりになってしまう場合は、野菜中心の副菜を1品つけることを心がけてみましょう。きちんと調理したものを出すというよりは、やわらかくゆでた野菜などを食卓で仕上げる感覚でOK。つぶしながら食べさせたり、風味づけをしたりしてみましょう」

9~11ヶ月ごろ(カミカミのころ)は1日のうち1回は3品を目標に

9~11ヶ月ごろになると、離乳食は1日3回に。主食、主菜、副菜の3品を用意するのが理想だけれど、なかなか毎食用意するのは難しいのが現実です。

「忙しい朝は1品でOKですが、1日3回の離乳食のうち、1回は3品用意したいところです。3品用意することで、赤ちゃんの食べる練習になりますし、栄養バランスを整え、成長発達を促すことにもつながります。

ママ・パパが準備しやすく、赤ちゃんがよく食べる時間帯を選んで、無理ない範囲で3品を用意してみてください」

1日1回といえども、3品用意するのは大変というおうちもあるでしょう。毎日献立を考えるのはおっくう…というママ・パパも多いはず! 実は、離乳食は食べる練習の時期なので、毎日メニューを変えてなくていいそうです!

「離乳食は同じメニューが続いていいんです。赤ちゃんにとっては“食べ慣れること”が大切なのです。

米がゆ(5倍がゆ)、おかず、汁物を基本にして、その中に緑黄色野菜が1品、淡色野菜が1品、肉や魚が1品含まれているといいですね。
また、同じようなメニューでも、少しずつ大きさを変えたり、旬の食材を取り入れたりするなど、変化をつけていくと自然とステップアップし、栄養バランスも偏らなくなります。手づかみ食べの練習ができるお焼きなどのメニューにも、チャレンジしてみましょう」

1日3回、離乳食を食べる時期になると、大人の薄味の料理から赤ちゃん用に取り分けやすくなりますし、ママ・パパと一緒に食卓を囲むことで親子のコミュニケーションを深めることもできます。フリージングした離乳食や大人料理からの取り分けを利用すれば、3品用意するのも苦ではなくなってくるでしょう。

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離乳食はつい栄養ばかりに目がいきがちですが、赤ちゃんが楽しく食べることや、食べ慣れていくことも大切。“同じメニューが続いてOK”というのも、意外でした。彩りがいいことも栄養バランスを整える上で大事なポイントとのことなので、目でも楽しめる離乳食をめざしましょう。(文・ひよこクラブ編集部)

■監修:中村美穂先生
管理栄養士・フードコーディネーター。保育園栄養士として乳幼児の食事作りや食育活動に従事したのち、2009年より「おいしい楽しい食時間」主宰。離乳食教室や食育講座を定期的に開催。2人の男の子のママ。

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