【ママ5549人に聞く】本当に効果がある!?「節約のコツ」
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限りある収入で家計をやりくりして、ライフステージに合わせて貯金もしていく必要が。まれに「節約なんて必要ない」という恵まれた家庭もありますが、多くの家庭では「節約」が欠かせません。でも、やろうとも思ってもなかなかうまくいかないのが「節約」。『ウィメンズパーク』のママたちが実際に気を付けていることや効果がある節約方法、ぜひ参考にしたいです!
2018年9月11日~2018年9月25日に、全国のウィメンズパーク会員5,549名に実施した「節約で気を付けていることは?」というアンケートを元にしています。
節約を心がけてる?
第1位 時々心がけている 2734人(49.3%)
第2位 毎日心がけている 2222人(40%)
第3位 あまり心がけていない 535人(9.6%)
「全く心がけていない」と答えた人は58人(1%)。「時々」であっても心がけている人がほとんどということですね。
「毎日心がけている」人たちは、
「今が貯め時!と思っている」
「少しでも子どもにかけるお金に回したいから」
「年々、電気代やガス代、食料品の値段も上がってきているから」
など先を見越して、気合いを入れて節約しているよう。
「時々心がけている」人たちも、もちろん「節約」はしたいわけですが、
「週末や連休で家族がそろって居るときや外出していると、毎日節約してるからとつい気がゆるんでしまいます」
というのが本音?
「毎日では疲れてしまうので」
「全く気にしていないわけではありませんが、無理はしていません」
「普段の生活は質素に。旅行などでしっかり使う。メリハリ家計を心がけています」
と、むしろ長く節約を続けるために「毎日」ではないのかも。
節約で気を付けていることは(複数回答)
第1位 こまめに電気を消す 3117人(56.2%)
第2位 出来るだけ安いお店を見つける 3055人(55.1%)
第3位 水筒・お弁当を持参する 2703人(48.7%)
第4位は「風呂水の再利用」1948人(35.1%)、第5位は「外食を控える」1850人(33.3%)、第6位は「家計簿をつけて収支を把握する」1671人(30.1%)でした。
第1位「こまめに電気を消す」は、
「ちょっとしたことも大事だと思う」
何事もコツコツ積み重ねることが大事ですね!
第2位の「出来るだけ安いお店を見つける」の具体的な方法としては
「チラシを見て、特売を見つける。献立もたいていスーパーへ行ってから」
「食費を少しでも減らす為に安い野菜を購入したり、惣菜が値引きしたときを見計らって購入しています」
ということ。
しかし、単に「価格が安いもの」を買えばいいわけではないというコメントも。
「安い物=節約とはせず、価格が高めでも底値を把握し、計画的に購入していく」
第6位の「家計簿をつけて収支を把握する」はやろうと思ってもなかなかできない人も少なくないですが……
「収支を把握していないと入っている保険を払えるか心配なのでつけてます。把握しておけば抑える所は抑えられますしね」
やはり現状把握は大事ですね……。
一番効果が高いと思う節約は?
第1位 外食を控える 1896人(34.2%)
第2位 出来るだけ安いお店を見つける 721人(13%)
第3位 家計簿をつけて収支を把握する 608人(11%)
第1位はダントツで「外食を控える」でした。
「夫と息子がよく食べるので、外食に行くとかなりのお金がかかってしまうからです」
家族の人数や世代によってはたった1回でも驚きの出費になるもの!
「我慢が出来る一番金額が高いものだと思います」
「家族で数回外食すると月末苦しいです」
外食する・しないで食費に大きな差が出るのは確かかも。
第4位は「住居費を抑える」499人(9%)。
「賃貸から実家暮らしにしたら貯金額が増えた」
二世帯住宅などで家賃が0円になれば、やはり家計には大きいですよね。
第5位は「水筒・お弁当を持参する」489人(8.8%)。
第1位と似ていますが、外で飲み物・食べ物を買うとどうしても高くつきますよね……。
「たかがペットボトル飲料でも、毎回買うと結構な額になる」
なお、「その他」にも気になるコメントが。
「住居費を抑える」と同じく毎月かかるお金として「固定費の見直し」をあげる人も何名かいました。
また、
「買い物に行かない!」と、お金を使う機会を減らす方法も。
そして、出ていくほうを減らすことに目が向きがちですが、
「働いて稼ぐのが一番」
長く元気で働くためにも、
「健康に関するものはケチらず病気をしないこと」
これも大事なことかもしれません。
オススメの節約方法があれば教えて
「無駄な出費」を削るのは節約でマストです。
そのためには「お金を使う」機会を減らすのがいちばん!
「頻繁に買い物に行かないことかな……」
「食料品の買い物は週1回だけ」
「飲み会を控える」
もちろん「お金を必要以上に持たない」こともありますね。
「ATMで必要な分だけおろし、たくさん現金を持ち歩かない」
「クーポンを使う」「値引き品を買う」などもありましたが、
「安いからといって、余計な物まで買わないこと」
これも忘れてはいけません!
「レジに行く前に『本当に買わなければ困るのか』と自分に問いかけてみて、少しでも迷いがあれば買わないようにする」
衝動買い防止も習慣にできるといいのかも。
買い物だけでなく生活習慣全般を見直すことが節約につながることも。
「習慣を変えること。なんとなくコンビニに行ったり、なんとなく外食したりをなくすだけで、かなり違うと思います」
「早く寝る」
早く寝れば電気代の節約にもなり、健康維持にも役立ちます!
つい外食してしまう人は家でのごはんを楽しいものに。
「子どもたちにお料理を手伝わせると楽しくごはんが作れるので子どもたちもあまり外食したがらない」
「ホットプレートなどを使って子どもと一緒にごはんを作るとイベント感があって、外食回数が減ります」
また、意外なところで「お金を使う」ことが結果的に節約になることも。
「家電(特にエアコン)は新しいものの方が消費電力が抑えられる」
今までと生活は同じなのに、自然と節約になるものを取り入れるのは結構重要。
「シャワーをよく使う人は、節水シャワーヘットを使うと、いつもどおりなのに節水していることに」
「格安SIMを使う」
「スマートフォンは家にいるときは絶対にWi-Fiを使う。これが結構大きいです」
とはいえ、どんなにいい節約方法でも、続けられなければ意味がないわけで。
「無理なく続けられることを探す。(人によって違うと思うので)」
「ふるさと納税は選ぶのが楽しいので節約しているという感じがなくおすすめです」
自分なりに「これなら!」と思えるものが見つけられるといいですね。
住宅購入や教育資金、老後資金を貯めるなど目的がある場合は「○年後までにいくら貯める」のか目標をはっきりさせることも欠かせないかも。目標に向かって無理なく節約を続けられるのが理想的ですよね。
(文・古川はる香)