1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 【小児科医・若江恵利子先生に聞く!】乳児健診前に食べさせすぎてしまい…

【小児科医・若江恵利子先生に聞く!】乳児健診前に食べさせすぎてしまい…

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

LightFieldStudios/gettyimages

赤ちゃんの発育状態や運動・精神の発達を、専門医にチェックしてもらう乳児健診。先天的な病気の有無についても確認するので、必ず受けておきたいものです。乳児健診には定期(無料)と任意(有料)や、個別健診と集団健診など違いがあり、受ける月齢・年齢によって確認項目も異なります。ママ・パパたちにとっては、疑問や気がかりも多いはず! 乳児健診について、「ひよこクラブ」の人気連載「すくすく成長日記」監修でおなじみ、小児科医の若江恵利子先生に聞きました。

関連:【乳幼児健診】1ケ月健診ってどんなことをするの?準備はいるの?

乳児健診 どんなことをするの?

乳児健診(乳幼児健診)には一般的に1ケ月健診、3~4ケ月健診、6~7ケ月健診、9~10ケ月健診、1歳健診、1歳半健診、2歳健診、3歳健診があり、そのうち3~4ケ月、9~10ケ月、1歳半、3歳については自治体が無料で行っていることが多いようです。専門医が赤ちゃんの体の発育状態をチェックするほか、運動や精神発達も確認するため、健診を受けることでママ・パパは赤ちゃんが順調に成長しているか知ることができます。かかりつけ医に見てもらう個別健診のほか、保健センターなどで行われる集団健診もあり、専門家の意見を聞くことで今後の育児に参考になることも多くあります。

すべての乳児健診で共通して診ること

身体測定、問診、視診(姿勢、動き、顔色、皮膚の色、表情、視線が合うか、目で物を追うか)、音への反応、聴診(心臓の音、呼吸の音を聴く)、触診(おなかを触ってかたくないか、肝臓や脾臓に異常なしこりがないか、陰のうに異常はないか、首にしこりなどはないか、大泉門の状態)、こまかい部分の視診(あざ、湿疹、性器の状態、手足の指)、口の中の視診(舌やのどに異常がないか)

月齢ごとの健診で診る内容

【1ケ月健診】おへその状態、筋肉の緊張状態、股関節の状態、首の動き具合、目の動き、生まれながらの反射(原始反射)が見られるかどうか、うんちの色 など
【3~4ケ月健診】首すわりの状態、目の機能、耳の聞こえ、股関節の状態 など
【9~10ケ月健診】おすわりの様子、方向転換・はいはい・支え立ちの様子、反射の発達、指先の発達 など
【1歳半ケ月健診】1人で歩けるかどうか、遊び方の様子、指さしの有無、言葉の出方 など ※歯科健診を同時に行う自治体もあります

乳児健診 受ける前にしておくことは?

定期で行われている乳児健診(無料)の場合、事前に自治体から案内が郵送されることが多いようです。当日は健診の問診票と母子健康手帳を必ず持っていきましょう。個別健診の場合は、健康保険証と診察券も忘れずに。授乳のセットとおむつ替えセット、汚れた時に備えて着替え1組とビニール袋、タオルなども必須。グズった時のために、音が鳴らない小さなおもちゃがあるといいでしょう。日ごろ気になっていることや専門医に聞きたいことがあれば、事前にメモにまとめておくといいでしょう。赤ちゃんの体調も整えておいて。

Q 健診前に確認しておいたほうがいいことはありますか?(1ケ月・女の子)

A 直近の1週間の授乳と排便の状況を確認しておきましょう
健診前に、ここ最近の1週間の授乳と排便の状況を把握しておいてください。1日のおっぱいの回数や授乳間隔、ミルクの場合は1日の回数とトータルで飲んだ量など。排便は、どのようなうんちで1日に何回出たか、うんちの色や状態は母子健康手帳に記されている写真の何番に相当するかをチェックしておきましょう。

Q 健診前の食事は何時間前がいい?(10ケ月・男の子)

A 空腹時や食事直後に受けるのは避けて。食事は健診の1時間前に済ませるといいでしょう
空腹だと赤ちゃんの機嫌が悪くなるので、空腹時の健診は避けたほうがいいでしょう。食事直後だと、おなかを診察する際に吐いたり、口を診る時に食事が残っていたりするのでなるべく避けて。待っている間にグズるからと、授乳をしたりお菓子を与えたりするのも控えましょう。検診のタイミングとしてちょうどいいのは、食後1時間ほどたったくらい。健診の日は、食事時間を調整するようにしましょう。

Q 健診に行く時の理想的な服装は?(1歳0ケ月・男の子)

A すぐに脱がせられるタイプの衣類を選びましょう
クリニックの待合室は比較的室温が高いので、赤ちゃんはすぐに暑くなり機嫌が悪くなります。待合室に入ったら、すぐに上着は脱がせましょう。診察では裸になるので、衣類はすぐに脱がせられるタイプを選び、待合室にいるときに肌着のボタンを外しておきましょう。ママやパパも診察が受けやすい服装や身だしなみにすることで、健診がよりスムーズに進みますよ。

関連:乳幼児健診で医師に「様子を見ましょう」と言われたら、どうすればいい?

乳児健診は、赤ちゃんの成長を確認できるだけでなく、ママ・パパが安心して育児をするためにも大切なもの。事前にしっかり準備を整え、親子ともに体調を万全にして受けたいですね。(取材・文/前田ユリ・ひよこクラブ編集部)

監修/若江恵利子先生
医療法人恵徳会あさかクリニック理事長。小児科医。東邦大学大森病院新生児科、愛育病院小児科を経て、栃木県で開業。

参考/「ひよこクラブ」2017年3月号「もうほかの子と比べない!ちゃんと知っておきたい乳児健診のこと」「赤ちゃん18人のすくすく成長日記」より

■おすすめ記事
理解できる言葉がドンドン増えている1・2歳ごろこそ、考える力の伸ばしどき!

赤ちゃん・育児

更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

赤ちゃん・育児の人気記事ランキング

関連記事

赤ちゃん・育児の人気テーマ

新着記事