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本当に変われる⁉不安があった子どものいる生活 ~夫婦のじかん大貫さんの「ママ芸人日記」#11

更新

2018年3月に男の子を出産した、お笑いコンビ「夫婦のじかん」の大貫さん。イラストレーター兼漫画家としても活躍中です。よしもと芸人・イラスト業・ママと毎日大忙しの大貫さんによるのコラム連載「ママ芸人日記」、第11回は「不安があった、子どものいる生活」のお話です。

【第10回】スタートダッシュが肝心!旦那の父性を目覚めさせる大作戦!

本当に変われる⁉不安があった子どものいる生活

元々私はかなりのインドア派で、夜型人間でした。
家の中にどれだけいても暇だと感じたことがなかったため、「家にいて何もすることがない」と言っている人の気持ちが全くわかりませんでした。
漫画を読んだりゲームをしたり、映画を見たり、お茶を飲んでお菓子を食べたり、いくらでも好きなことができる無限の空間のように感じていたからです。
芸人の仕事は深夜までかかることが多く、イラストの仕事も深夜の方が捗ったため、自然と夜型の生活になり、それが自分にも合っているとも思っていました。

そんなこともあり、子どもが生まれてからの生活を想像すると、本当に不安でした。
公園に遊びに連れて行ってあげることはできるのか…。
朝一緒に起きて、朝ご飯を食べることはできるのか…。
想像すればするほど、できないことだらけなのでは…と思えてきました。

しかし出産後、私の予想はまんまと裏切られることとなりました。

完全なる夜型人間だった私ですが、産後に夜遅くまで起きているという体力はありませんでした。
特に新生児期の頃は、2、3時間置きに母乳をあげなければならず、慢性的な睡眠不足で、遅くまで起きて自分の時間を過ごすという発想さえ浮かびませんでした。
必然的に朝型になり、夜はもう22時や23時頃には眠くなってしまっていました。
出産前の私は、早く寝ようと思ってもなかなか寝付けず、どうやらスマートフォンやパソコン等のブルーライトが安眠の妨げになっているらしいということを知り、寝る前にはブルーライトを浴びない生活を試みたりもしていましたが、撃沈。
もしかして不眠症…?と疑うくらい眠れなかったのです。
しかし出産後、「あぁ…以前の私はただ単に疲れてなかっただけだったんだなぁ…」とわかりました。日中、本当に体力を使い切ると、すぐさま眠れます。
それを産後に思い知り、また、体力を使い切ってから眠る気持ちよさも知ることができました。
あの程度で不眠症かも…と思っていた自分を、一発殴ってやりたいくらいです。

そして、インドア派な私でしたが、出産後はめちゃくちゃ外出しております。
はっきりと断言しますが、一切無理はしていません。
むしろ率先して外へ行きたいと思うようになりました。
自分一人だけでは勿論外へ行きたいとは思わないのですが、子どもと一緒だと、公園やスーパーへ行くだけの外出が、非常に楽しいレジャーへと変わるのです。
子どもの反応がかわいくて楽しくて、時には泣いて困ることもあるのですが、それもまたかわいらしく、最高の時間です。
息子はまだ1歳ですが、これからどんどん大きくなり、いろんな場所へ出掛けられるようになったら…と想像すると、ワクワクが止まりません!

絶対に変わらないだろうし、変わるつもりもないと思っていた私のライフスタイルを、自然な流れで180度変えてくれた息子に、ありがとうを何度言っても足りません。

子どものいる生活が想像できず、結婚や出産に踏み切れない皆様、安心してください。想像している何百倍も子どもはかわいく、怠惰な生活を送っている人なら尚更、考え方も生活も何もかも良い方向へ変えてくれることでしょう。

夫婦のじかん大貫さんの「ママ芸人日記」 今までのお話はこちら

夫婦のじかん大貫さん プロフィール



よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属/夫婦お笑いコンビ「夫婦のじかん」の嫁担当。イラストレーターとしても活動中。相方は元・トンファー山西章博。息子(2018.3生)と夫との3人暮らし。2019年3月にコミックエッセイ「母ハハハ!」(PARCO出版)を発売。

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