ランチ会への手土産が「無料の井戸水」に「傷んだ野菜」?! こんなママ友とどう付き合えばいいのでしょうか?
monkeybusinessimages/gettyimages
子どもが小さいうちは、外食が難しくて、自宅にママ友が集まってランチやお茶をすることもありますよね。口コミサイト「ウィメンズパーク」の会員3,864名に「ママ友とのランチ会、頻度はどれくらい?」というアンケートを行ったところ、約3割の人が「数カ月に1回」もしくは「月1回程度」は、ママ友とランチをしているようです。
第1位 ほとんどない 23.2%
第2位 数カ月に1回 22.6%
第3位 ママ友はいない 12.2%
第4位 月1回程度 11.1%
第5位 1度もない 9.3%
第6位 半年に1回 9.1%
第7位 月2回程度 5.6%
第8位 年に1回 4.3%
第9位 週1回程度 2.1%
第10位 その他 0.5%
「自宅に招くのは気を使う」「毎回、お菓子やお茶を準備するのが負担」と思いつつ、ママ友との関係を壊したくなくて、なかなか切り出せないという人もいるようで……。今回は、ウィメンズパークに寄せれらたママ友とのランチ会にまつわるお悩みとそれに対する先輩ママのアドバイスをご紹介します。
ママ友好きだけど手土産が……
「ママ友のAさんと月に1~3回ほどお茶やランチをしています。最近は、うちに赤ちゃんがいるので、私の家で会うことが増えました。Aさんは義父母と同居、平日の昼間に家にいるのが苦痛でできるだけ出かけたいそうです。お昼ごはんもうちで出すことが多く、人に出すと思うと夕食並みに手間をかけて作るので、正直いつも大変です。食後には、コーヒーを何杯も出し、お菓子も2、3種類用意しています。
そして、私の心が狭くてすいません! Aさん、手土産がしょぼいんです。お金がないわけではなさそうなのですが、無料の井戸水や、ご主人がつくる商品にならない小さくて少量の傷んだ野菜など。
子どもたちも仲良しで、この先もお付き合いがあると思うので、無下にはしたくはないのですが、みなさんならどうしますか?」
このお悩みに対する、先輩ママのアドバイスを見てみましょう。
相手はラッキーとしか思っていない
「そんな図々しい人いるんですね!びっくりです。時間潰しに使われるだけでも嫌なのに、人の分のお昼ごはんの用意なんて絶対嫌ですよ。私は、お邪魔する時間がお昼にかかるなら『お昼買って行くけど何がいい?』と聞きます。はっきり『お昼は買って来る?』か『お昼はすませて来て』と言った方がいいですよ」
確信犯かど天然タイプか
「確信犯もしくはど天然なんでしょうね(汗)。しょっちゅうお付き合いがあるなら、だんだんとくだけた関係になってきた、を装って、閉店間際のパン屋さんで買ったパンとか、インスタントラーメンをお昼に出してみては? もし確信犯だった場合、いち早く察知してターゲットを変えるか、せめて何か持ってくると思います。ど天然なら言えば気がついてくれると思いますよ」
あの手この手でとにかく断る
「そのママ友さんは、フレンドリーで楽しい人なんでしょうね。でも、図々しすぎる。まず、自宅に呼べないなら人の家も遠慮すべきだし、ごはん用意してもらって手土産がそんなのなんてありえないですよ。
私は図々しい人はいくら親切で優しくてもダメなので『子どもが夜泣きして、寝不足で頭が痛い』とか、『午前中に掃除洗濯して、その後はひと休みしないと身体が持たない』とか理由をつけてとにかく断ります。それで相手が気を悪くしても知りません。嫌なものははっきり断りましょう」
しんどくなる一方のお付き合いは注意
「しんどさと楽しさ、マイナスとプラスを考えて、自分が辛くなる一方なら、お付き合い自体を考えるのが良いかもしれません。ママ友って、あまりにもストレスだったり、『あれ?』って思うことが多かったら、長続きはしないと思います。会うのは2、3か月に一度にするとか、たまには子連れで行けるお店にするとか。無理して付き合うとストレスになると思うので、気の合う人や価値観の合う人とのお付き合いをおすすめします」
ローテーションランチってラク?
他にも、こんなお悩みが寄せられています!
「知り合いの先輩ママさんは仲良し3人組、子どもは3人とも乳児。毎日ランチをつくるのは大変なので、平日は1人がランチを作り、ほかの2人に振る舞っているそう。順番でランチを作ることによって、3日に1回しかランチをつくらなくてよくなります。
先輩ママさんに、このようなローテーションランチをすすめられました。みなさんはローテーションランチ、楽だと感じますか? 私は出不精なので、1人で手抜きランチのほうが楽だと思ってしまいました」
ウィメンズパークでの意見は…?
嫌いな食べものに気をつかう
「ローテーションランチ、楽じゃないです。献立も思いつきですぐに作れないし、嫌いなものや苦手なものでも大人だからふつうに食べなきゃいけないし……。何よりおもてなししなければならないのは疲れます」
時間どおりに動くのがむずかしい
「1人の方が楽です。乳児がいて出掛けるのは大変だし、子どもが寝る時間やミルクの時間も日によって違うし……。約束してその時間になんて大変すぎる。子どもが寝た隙に簡単なもので済ませる方が気楽でいいな」
昔からの友だちならアリだけど
「昔からの友だちと同時期に子どもを産んでママ友に…っていう関係だったらアリかも。子どもを産んだ後にできたママ友さんと…と想像したら、それは無理。幼なじみだったら、私が料理が得意じゃないのが分かっているから、手抜きでも何も思わないだろうけど、知り合って間もない人に手抜き料理ばかり出せないです」
今後の友人関係の妨げに
「乳児がいるときはママ友とは昼食後に会うようにしていました。大人3人と乳児3人のランチを3日に1回作るなんてあり得ないし無理!振る舞うなら最低限恥ずかしくないよう、お互い見栄をはって頑張りませんか? 仲良しでも『あの家のランチしょぼい』『お金かかってない』となりそう……。昔ちょっと近い経験があり大変でした。友人関係を壊さないためにも、ある程度の線引きは大事です」
ふつうの友だち付き合いとはまた違った一面があるママ友とのお付き合い。とくに自宅でのランチ会では、もやっとする場面に遭遇してしまう確率は高いのかも……。価値観や感覚に違いはありますが、お互いの状況に配慮しながら、ママ友との素敵な時間を過ごせるといいですね。
(文・清川優美)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。