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習い事はいくつが適切?習い事の数や予算はどう考える?

後ろから見守る少女、母、父の勉強
Hakase_/gettyimages

「水泳教室は子ども全員が通っています」「上のお兄ちゃんがプログラミング教室に通いはじめたけどサッカークラブとの両立が心配で……宿題、ちゃんとできるのかしら?」このように、それぞれに習い事があり、全員の習い事の数が片手に余るご家庭があるかもしれません。

「うちは習い事の数が多いほうかも?」そう感じている人も、これから習い事をさせようと考えている人も。新年を迎える準備の一つとして、習い事の整理と予算化を試みてはいかがでしょうか。ファイナンシャル・プランナーの海老原 政子さんにその方法をうかがいました。

関連:子どもにやらせてムダになった習い事は?

筆者:海老原 政子
ファイナンシャル・プランナー/住宅ローンアドバイザー

生命保険募集人の経験から、ライフプランの重要性に目覚めFP資格を取得。結婚や出産など人生の節目におけるお金のアドバイスができる専門家。生命保険の見直しや住宅購入相談、家計改善アドバイスが好評。

習い事はいくつが適切? 絞る手順と習い事予算の立て方

子どもの習い事は年を追うごとに増えがちです。
子どもの可能性は無限大とはいうものの、家計から出せるお金には限りがあります。習い事費用にも予算や一定のルールがあってしかるべきではないでしょうか。

2019年3月に実施された習い事に関する調査結果(※)をみると、0~9歳の子どもを持つ母親の半数以上が子どもに習い事をさせています。習い事の数の平均は、昨年の調査に引き続き「1.56」と横ばいですが、習い事が「1つ」と答えた割合は2013年調査に比べて7.0ポイント増えているのに対して、「2つ」習い事をさせていると答えた割合は2.6ポイント下がっています。大きな流れとして、習い事を絞り込む傾向にあると言えるかもしれません。

ただ習い事の場合、子どもの気持ちを無視するわけにはいきませんよね。習い事の数を絞り込む、費用を予算化する前にまず、習い事を続ける(やめる)ルールを親子で話し合ってみませんか。

話し合いで注目してほしいポイントは、子どもの言動です。
「私、バレエで○○役が踊れるようになるのが夢なの」「サッカー練習は毎週つらいけど、チームの役に立てて試合に勝った時は、サイコーに嬉しい!」など、前向きにこれまでの成果や今後の目標がきかれるようであれば“続けたい”サイン。「休まず通えてえらかったね」とほめてあげて、来年の習い事費用としてしっかり予算に組み込みましょう。

逆に、「塾のお友達と休み時間にアニメの話ができて楽しい」「疲れていてピアノを練習したくない時が多い、ミスタッチも増えて練習がこの頃苦痛……」など本来の習い事以外が目的になっている、ストレスを感じている様子が見て取れたらあらためて習い事を継続する意思があるか、お子さんに確認してみてはいかがでしょう。

話し合いを踏まえて習い事の整理をした結果、来年も継続する習い事の数と月謝の総額(=習い事予算)が決まります。今後はこれらをベースに、新しく習い事を始める前や年度末に親子で話し合って習い事予算を修正していけば、惰性で習い事を続けることはなくなります。

おけいこ事の成果や曜日、月謝などを紙に書き出してみよう

習い事について子どもと話し合いたいが、そもそもどうやって口火を切ればよいかわからない、話し合いをしたが子どもの気持ちがよくわからず習い事を絞り込めなかった、といいう人がいるかもしれません。
そんな時は、今の習い事を紙に書き出してリストをつくり、そのリストをもとに習い事をしていてよかった点や今後の目標、優先順位などを親子でまとめてみるのも一案です。

書き出す項目に決まりはありませんが、「習い事の名前」「習い事に通う頻度(毎週●曜日など)」「(月謝や教材費など)月額費用」「この一年で覚えている成果や嬉しかったこと」「来年どんなことを習いたいか」といった項目があれば話し合いに役立つのではないでしょうか。

紙にまとめることで、親も子も、冷静に習い事について考えることができます。
書き出す時点で「これじゃあ、お友達と遊ぶ時間もないはずよね」とか「週末出かけることがなくなったのは、この習い事を始めたからか!?」、「お金がかかる割には、この一年間あまり上達してないかも?」といった気づきがあるかもしれません。

習い事リストは、なるべく子どもに書きこんでもらうほうがいいのですが、手が動かない場合も。そんな時は「夏のコンクールの課題曲、お母さんは好きだったなあ」など助け舟を出してあげつつ、子どもの反応をみてみるとよいでしょう。

たとえば、問題なく通えている学習塾も「担当の先生が今年変わってから授業がつまらなくて、正直、行く気が起きないんだ」なんて言い出されてはじめて子どもの気持ちを知った、なんてことがないとも限りません。

習い事を整理するメリットはお金だけじゃない!

習い事の整理で得られるものは、金銭上のメリットだけではありません。これまで習い事にかけていた時間が減り子どもの疲れやストレスが減るかもしれませんし、教室への送迎など親の負担が減るといった健康や生活面での効用もあります。

また、習い事の見直しは、お友達と遊ぶ時間や家で過ごす自由な時間、習い事にかける時間というように生活のなかで何を大切にしたいのかを親子で見つめ直すことにつながります。習い事をしている子どもがいる人は、冬休みを利用して一度話し合ってみることをおすすめします。

【参考データ】
「第6回子どものおけいこ事に関する調査(アクサダイレクト生命保険株式会社)」

関連:幼稚園に入ったら、どんな“習い事”を始めた方がいい?

習い事は生活リズムをつくる一要素でもあることから一度始めると惰性で続けやすい側面があります。習い事を聖域化してみないふりをしていると習い事費用が膨らみ、肝心の大学進学時期に教育費が準備できないといった可能性もあります。たかが月に数千円の習い事とは思わず、定期的に整理と確認を心がけていきましょう。

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