いつになったら楽になる!?子連れ外食【夫婦のじかん大貫さんの「ママ芸人日記」#37】
2018年3月に男の子を出産した、お笑いコンビ「夫婦のじかん」の大貫さん。イラストレーター兼漫画家としても活躍中です。よしもと芸人・イラスト業・ママと毎日大忙しの大貫さんによるのコラム連載「ママ芸人日記」第37回です。
【第37回】いつになったら楽になる!?子連れ外食
息子が生まれてから、外食をする機会が一気に減りました。
やはり子連れで外食となると、なかなか一筋縄ではいきません。
赤ちゃんの頃は、泣き止まなくなってしまったらどうしようという不安がありましたし、歩けるようになってからは、ちょこまかといろいろなところに行ってしまい、落ち着いてごはんを食べさせることが難しいという現状があります。
わが家では旦那が炊事を担当してくれています。
「今日のごはん何にしようかな~…」と旦那が悩んでいるときには、出産前だったら「外食にしちゃおう!」と提案していたものの、出産後にはなかなか気軽に外食の提案ができなくなってしまいました。
とはいえ旦那にも休んでほしいので、出前を取ったりしています。
しかし、出前も大体いつもこことここ、というお決まりのところができてきてしまい、飽きてきてしまうものです。
外食というと、大きなショッピングモールでのフードコートが、子連れにとっては物凄く快適です。
もし子どもが泣いてしまったり騒いてしまっていても、元々の騒がしさがあるため、全く気にならないからです。
わが家でも、息子が生まれてからは、外食と言えばフードコートという具合いでした。
しかし、大きなショッピングモールは近所には無いため、そこそこ移動距離があるのが難点でした。
そろそろ近所に家族で外食ができるところを見つけたいなと思っていた矢先、ご近所の方から、良いお店を教えていただきました。
息子も1歳8ヶ月。
私の言うこともほぼほぼわかってきていて、お話もできるようになってきました。
久々に家族で外食しよう!と決意したのですが、お店に着いた途端、厨房へダッシュする息子…。
そのお店は、靴を脱ぐ座敷席になっていたのですが、縦横無尽に他のお客さん方のところに話しかけに行ってしまいます。
窓の外が気になり窓に鼻を付けながら外を眺め、店員さんに話しかけ、他のお客さんの家族団らんの中にいつの間にか入ってしまって「うん、うん」と相槌を打っています…。
トイレに行くお客さん一人一人に「バイバーイ」と手を振り、話しかけ…。注意すると、「ヤー!」と言って厨房へダッシュ…。
旦那のごはん作りを少しでも楽にしようと提案した外食でしたが、私も旦那も帰宅後はいつも以上にヘトヘトになってしまいました。
何にでも興味津々なお年頃の息子。
楽々な外食ができる日はまだ遠そうです。
夫婦のじかん大貫さん プロフィール
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属/夫婦お笑いコンビ「夫婦のじかん」の嫁担当。イラストレーターとしても活動中。相方は元・トンファー山西章博。息子(2018.3生)と夫との3人暮らし。2019年3月にコミックエッセイ「母ハハハ!」(PARCO出版)を発売。