マスクをしてもメイクしたい!肌の敏感時期のメイク&ケア
風邪の流行や花粉症が気になる時期は、マスクなどの対策が欠かせません。そんな時でもメイクを楽しみたいですよね。肌が敏感期になりやすいこの時期のおすすめメイクやスキンケアについて、美容マーケティングコンサルタント・美容アナリストの長井美有紀さんに聞きました。
長井美有紀
美容マーケティングコンサルタント、美容アナリスト
化粧品や美容フードなどを中心に、企業への美容マーケティングソリューションを提供し、国内外問わず数多くのブランド導入や製品開発、マーケティング支援を行う。マーケティングコンサルティング会社を経営。専門家として講演や執筆なども行う。持論である『革新的ビューティー論』では、美容を多角的な視点で分析している。プライベートでは1児の母。自営のため休みなく生後二ヶ月で子供を保育園に。ワ―ママとして、またママと赤ちゃんのための美容情報をブログなどで発信中!
●主なメディア実績:業界専門誌、日経クロストレンド、日経トレンディネット、Schoo、美容系サイト・情報系メディアなど多数
Myuty-Chic株式会社
花粉症の時期到来?!マスクしてもメイクしたい!
マスクが活躍する季節でも、メイクを楽しみたい!そんなときに気をつけたいポイントをお話します。
ゆらぎ肌とは?
花粉症など気になる時期には、肌が敏感になりやすく、メイクやスキンケアがうまくいかないことも。この時期の肌は「ゆらぎ肌」といって、セラミドの不足やホルモンの状態などが関係してくると言われています。ゆらぎ肌の時期には、スキンケアのみならずメイクも少し刺激を感じたり、刺激性のあるものは使えなくなったりします。この時期は、なるべく肌にやさしいもの、植物由来のものや無添加のものを使うようにしましょう。
メイクは控えめに
マスクにメイクが付着すると、鼻や口の中に入ったり肌に刺激を与えたりする可能性があるので、マスクをしているときはファンデーションなどを控え目にしましょう。この時期はファンデーションよりも、肌にやさしいメイク下地のみやBBクリームなどが活躍します。血色が悪く見えたら、ローズ系のカラーを使うとカバーできます。その上に軽くフェイスパウダーをのせれば肌がクリアに見えます。

これだけではカバー力が足りないと感じる方は、シミや毛穴など肌の気になる部分をコンシーラーで軽く抑えるようにしましょう。この時期は鼻のまわりなどに赤みが出やすくなるので、黄色系のコンシーラーがおすすめです。
マスクも活用する!小顔テク
マスクでメイクがしにくい!と思うよりも、実はマスクは小顔に見える作用が!うまく活用してみましょう。
マスクが叶える小顔テクニック
マスクを着用すると、マスクが顔の約2/3を占めるようになります。顔の大部分(アゴにかけての部分)が隠れることで、顔全体が逆三角形に見え、小顔に見えるという視覚的効果があります。つまりマスク着用をポジティブにとらえ、メイクに活用していくのをおすすめします。
アイメイクで遊ぶ!
マスクを活用しながらのメイクには、出ている目や眉毛を目立たせるのがおすすめです。ただマスクは白いものが一般的なので、アイメイクを濃くし過ぎてしまうと濃さがより際立ってしまいます。大人の女性は黒で囲みメイクをするよりは、グレーやブラウンなどがおすすめです。特にグレーは最近のトレンドで、瞳を目立たせ、程よい遠近感や凹凸を表現できます。

マスクを外した後の自宅でのケアも重要
マスクを着用しても、外は花粉やほこりが飛び交い肌にとっては不衛生です。小さなお子さんがいる方などはクレンジングや洗顔もままならないこともあるかと思いますが、基本的には帰宅後すぐにクレンジング・洗顔をするのがおすすめです。
肌に負担が少ないクレンジングを選ぶ
スキンケアの基本ともいえるクレンジング。敏感になりやすい時期は、ジェルやクリームタイプなど、汚れをしっかり落としながら肌に負担をかけないクレンジングを選ぶことがおすすめです。

肌をゴシゴシ擦ったりはせず、クレンジング剤を肌にやさしく馴染ませながら、汚れを浮かすようにしていきます。また、洗顔後は、化粧水や美容オイルなどを塗布して、肌をしっとりと保ちましょう。
ミントでリラックス
肌ストレスをなくすことも、敏感な時期を乗り越える秘訣。花粉症の時期などには、ミント系のハーブティーでリラックスすることもおすすめです。マスクをして憂鬱になる時期も、ポジティブに乗り切りましょう!
アレルギー性鼻炎など肌が敏感になりやすい時期には、肌にやさしいアイテムを使用し、メイクは控えめに。マスクで憂鬱になりやすいシーズンですが、マスクを活用したりなど楽しくメイクするようにして乗り切りましょう。また、自宅でのアフターケアもお忘れなく!