Withコロナ生活。子どもと楽しく「おうち工作」に挑戦!
小5の男の子・小2の女の子のママで、3人目を妊娠中のライター“ママにエール”です。コロナ禍で子どもたちと自宅で過ごす時間が増えました。家族で気兼ねなく外で思いっきり遊んだり、遠出できたりすればいいけれど…なかなかそうもいきません。
ならば、おうち時間を少しでも充実させることができればと、子どもと「おうち工作」を始めました。楽しく簡単に作れるものをご紹介します!
季節のデザインを楽しむ! 「オリジナルうちわ」
暑い時期になってくると、街で良く配られている広告入りの『うちわ』。家を片付けてみると、そんな不要なうちわが出てきました。そこで、子どもと一緒にオリジナルデザインのうちわにアレンジしようと思いました。
〈オリジナルうちわの作り方〉
画用紙の上にうちわを置いて鉛筆でなぞり、広告がデザインされている部分と同じ型をとって切り取ります。あとは、画用紙の型に好きなようにデザインして、うちわに貼って広告面を隠すだけ。とっても簡単です!
うちの場合は、季節感を出して折り紙の朝顔を貼ったり、さまざまな色の絵の具をつけて筆でポンポンと押し当て花火風の絵柄にしたり…。成長記録を兼ねて子どもの手形をとって、その手形でカニなどをデザインしてみたりしました。
段ボールや紙粘土で! 「写真や絵を飾るフレーム」
工作すると保管場所に悩むことも…。そこで、フレームを作って飾ってみようと思いました。見栄えの良い木のフレームを買ってデコするのもいいですが、できるだけ家にあるものを使いたかった私が選んだのは、段ボール。また、紙粘土もあったので、それでも作ってみました。
〈段ボールで作るフレーム〉
絵や写真などフレームに入れたいものを決め、そのサイズより2回りほど大きなサイズに段ボールを切り取ります。そして、切り取った段ボールの内側部分を入れるものより少し小さめに切り抜くと、フレームの土台が完成。あとはそこに折り紙などでデコレーションし、後ろから絵などをフレームに合わせて貼るだけ。フレームに穴をあけ、紐などを通してフックを作っても便利です。
〈紙粘土で作るフレーム〉
紙粘土は、型抜きしやすいのがメリット。おせんべいのように形作った後に、内側を花の形など好きな形に型抜きします。粘土が固まったら、絵の具で色付けするのも楽しいです。
切れ込みを入れるだけ! 「仕掛けカード」
小さな子でも簡単に作れる仕掛けカードもおすすめです。開けたら一部が飛び出すものと、ドアが開くと中から絵が出てくる簡単な仕掛けカードの作り方をご紹介します。用意するのは同じサイズの厚紙AとBの2枚。その厚紙をそれぞれ半分に折ります。
〈四角い形が飛び出す仕掛けカード〉
厚紙Aの折り目に垂直な2本の切れ込みを入れ、その部分を内側に折り曲げます。開くと四角いポップアップが! あとは厚紙Bを外側に重ねて貼って、四角いポップアップ部分をケーキやプレゼントに見たてるなど、好きなようにデザインすればOK。
〈ドアを作る仕掛けカード〉
厚紙Aに作りたいドアの数だけコの字型に切れ込みを入れます。手前に折りぐせをつけ、厚紙Bを外側から貼ります。切れ込み部分のドアを開くと厚紙Bがのぞくので、そこに好きな絵を描きます。
平面工作はプレゼントしやすい! 身内との交流に
今回は平面工作を多く作りました。平面工作は、子どもの祖父母や曾祖母など、同居していない身内にも郵送しやすいのがメリット。
コロナ禍で会いにくくなったり、もともと遠い場所に住んでいてなかなか会う機会がなかったりする身内に、こちらの近況報告や交流を兼ねて時折、手紙とともに送っています。例えば、幼稚園や学校から持ち帰ってきて増えて置き場がなくなる工作作品も、身内との交流に役立つのではないかと思います。
相手が実際にどのくらい喜んでくれているかは分かりませんが、私だったら自分のことを気にかけて便りをくれる人がいるのは嬉しいので、私たち家族と祖父母たちの交流アイテムとして工作作品を活用しています。
私自身、子どもの頃から工作が好きでした。家にあるものから作りたいものをイメージし、形にして行く時間は、集中できて充実していました。体を動かす「動」の活動が大事なのと一緒で、工作など頭を使う「静」の活動も子どもの成長を促してくれるように思います。作品を祖父母たちに送ると喜んでくれて、子どもたちの成長を感じているようです。これからも家族で「おうち工作」を楽しんでいきたいと思います!
[ママにエール*プロフィール]
おしゃべりで鉄男の息子と、天真爛漫で自由人の娘の母で、現在3人目を妊娠中。化粧品会社、ITベンチャー、雑誌社などを経験後、フリーライターに。良いことも悪いことも、全部力にできるようなエールを全てのママに!
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。