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入院も!夏に流行する手足口病、ヘルパンギーナやRSウイルス感染症、ママたちの体験記

免疫力が未熟な赤ちゃんは、感染症をはじめとするさまざまな病気にかかりやすいものです。日中は元気だったのに、夜になったら急に具合が…とあわてることもよくあります。夏に流行する手足口病、ヘルパンギーナ、一年を通して注意しておきたいウイルス性胃腸炎やRSウイルス感染症。それぞれどんなサインで病気に気づき、どう対処したのか、先輩ママたちのエピソードを紹介します。

4カ月のときに急な発熱。夏風邪の一種の「手足口病」でした

4カ月のとき、授乳時に体の熱さに気づき、受診。夏に流行することの多いウイルス感染症の診断を受け、完治までに1週間ほどかかった、女の子の体験を紹介します。

母乳を欲しがるけれど、のどの痛みで飲み込めない!

7月の暑い日、日中はいつもと変わらなかったのですが、夜になって乳首を口に含ませたとき「熱がある!」と直感しました。母乳を飲みたくて乳首はくわえるのですが、ゴックンがうまくできなくて、泣いて自分から離してしまいます。夜中も、いつも通り3~4時間おきに起き、おなかはすいているのにおっぱいを飲めなくて泣き疲れて眠る、の繰り返しでした。

翌朝の体温は37.8度。受診すると「のどに水疱(すいほう)がある。ヘルパンギーナか手足口病」と診断されました。「どちらもウイルスが原因の病気で治療薬はない。でも月齢が低いので、点滴が必要になる場合も」と言われ、総合病院を受診。検査の結果、脱水症状は起こしていなかったので点滴はせず、自宅で母乳とベビー用イオン飲料を30分おきに飲ませることにしました。

37度台の熱が3日間続き、手の甲に赤い発疹(ほっしん)が

発熱後2~3日して、手の甲によく見ないとわからない程度の赤っぽい発疹が3つ4つ。熱は下がり、だんだんに母乳の飲みもよくなり、再受診すると「手足口病」と診断され、約1週間で完治しました。

実は、娘の発症から3日目に私も発熱! おっぱいの飲みが普段の半分以下に減っていたため、乳腺炎になりかけたようです。娘の看病で頭がいっぱいでしたが、自分のおっぱいケアも必要でした。
(山澤恵梨ママ&紗来ちゃん・1才1カ月)

1才9カ月のとき、「ヘルパンギーナ」で脱水症状を起こし、3日間入院

1才9カ月のとき、いつもの食欲がなく、発熱もあったため、受診すると、夏にかかることの多い、ウイルス感染症「ヘルパンギーナ」の診断。高熱が続き、脱水症状を起こして3日間入院した女の子の体験を紹介します。

元気はあるものの、発熱&食欲が低下

7月のある日の朝食時、いつもの食欲がなく、おかしいなと思ったら38度の発熱! その前日に子育て支援センターでヘルパンギーナの話をしているママがいて、「はやっているのかな?」と不安を感じていました。その日は様子を見て、翌朝受診し、やはりヘルパンギーナの診断でした。のどに水疱がたくさんできて痛いようで、ゼリーやアイスクリームなど、のどごしのいいものを食べさせ、家で安静に過ごしました。

その後、いったん下がった熱が4日目に42度近くに! 解熱剤を使っても39度くらいにしか下がらず、マグで少しずつ麦茶や水は飲めていましたが、食事は受けつけず。目はとろ~んとして、話もできず、グッタリした状態に…。

麦茶や水だけでは脱水症状を防げませんでした

高熱が4日間続いたので、大学病院を紹介されて受診。脱水症状があり、即入院に。言われてみれば、排尿の回数が減り、便もゆるかった…。点滴治療を受け、3日目に無事に退院しました。
「ヘルパンギーナは、のどの痛みで食事をとれなくなるから、おうちでは水分だけではなく、塩分や糖分の補給が必須。ベビー用イオン飲料を飲ませて」とアドバイスをもらいました。
(るりちゃんママ&るりちゃん(2才4カ月)

2カ月のとき「ウイルス性胃腸炎」で5日間入院

2カ月のとき、授乳後に大量の吐きもどし。受診すると、ウイルス性胃腸炎の診断で、大事をとって入院。完治まで約2週間かかった男の子のママのエピソードです。

いつもの吐きもどしよりも、吐く量が多かった!!

普段から授乳後にたらたらと乳を吐くことは多かったです。その日は、授乳後にけぽっと大量に吐き、心配になってすぐに小児科を受診しました。医師にいつもより吐いた量が多いことを伝えると、うんちのことを聞かれました。そこで初めて昨日から排便がなかったことを思い出したのです。

すぐに浣腸(かんちょう)をすると、水っぽいうんちがバーッと出ました。その週に子育て支援センターやショッピングセンターに出かけたことを伝えると、「おそらくウイルス性胃腸炎。どこかでウイルスをもらったのかも」との診断でした。2カ月と低月齢で脱水症状の心配があるため、紹介状を書いてもらい、総合病院を時間外受診。即入院となり、点滴治療を受けました。

下痢のときのおうちケアはおむつかぶれ対策も大事

翌朝、腹部のX線検査と血液検査を受けたところ、幸い脱水症状などの異常はありませんでした。入院後、嘔吐(おうと)はなかったですが、1日5~6回の下痢。これが落ち着くまでは退院できないとのことでした。4日目にまた採血をして検査。経過は順調で5日目の朝に退院しました。

退院時に入院中も服用していた整腸薬を10日分処方されました。また、下痢のときは、おしりがかぶれやすいので、こまめなケアが必要とのこと。うんちが出たらすぐにおむつを替え、お湯でおしりを洗うようにしました。すっかり元のコンディションに戻るのに発症から約2週間かかりました」
(加藤日香里ママ&慶真くん・11カ月)

1才5カ月のときに「RSウイルス感染症」にかかり、入院

1才5カ月のとき、風邪症状で受診すると「RSウイルス感染症」の診断。夜間に呼吸が苦しくなるため、4日間入院。退院後約1週間で完治した女の子のエピソードです。

日中は元気でも、夜間の呼吸が苦しそうでした

最初は軽い風邪症状と38度台の発熱。夜中に鼻詰まりと激しいせきで何度も起きて泣き、鼻水吸い器でケアしました。
翌朝、熱は37度台に下り、かかりつけ医を受診。9月になってRSウイルス感染症がはやり始めていた時期のようで、迅速検査を行うと陽性に。さほど高熱ではなかったこともあり、深刻には考えていなかったのですが、「小さい子は病状が変化しやすい。明日も必ず受診して」と医師に言われました。

帰宅後、日中は元気ですが、やはり入眠後の呼吸が苦しそう…。通院で吸入などの治療を続けましたが、発熱から5日目、連休に入ることもあり、総合病院を紹介され、そのまま入院することになりました。

急な入院も想定して、心構えをしておくといいかも

入院中は、点滴と1日3回の薬液吸入、酸素飽和度が下がったら酸素吸入、服薬などの治療を受けました。娘は元気がありすぎてベッド上を歩き回ったり、点滴の針を2回抜いてしまったり…。退屈を紛らわすのに役立ったのがおもちゃのお医者さんごっこセットです。お医者さんや看護師さんを見てまねっこをしながらだと、診察や検温がスムーズになりました。
その後、夜間の酸素吸入が必要なくなり、4日目に退院。退院後もせきとゼーゼーした呼吸は続きましたが、鼻水を取り除く&服薬のケアをして1週間ほどで完治しました。

たまたま実家に帰っているときの入院で、何かと母に助けてもらえましたが、自宅で夫婦だけでは、かなり厳しかったかもしれません。急きょ入院する場合も想定し、日ごろから夫婦で話し合っておくことも大切だと実感しました。
(Yママさん&Aちゃん・1才11カ月)

監修/黒澤照喜先生 イラスト/にしださとこ 取材・文/四辻深雪、ひよこクラブ編集部

赤ちゃんの体調不良に早く気づいてあげるには、普段から赤ちゃんの様子をよく観察しておくことが大切です。また、発熱、せきや鼻水・鼻詰まり、下痢や嘔吐など心配な症状があるとき、不慮の事故やけがをしたときに、ママやパパはまず何をしたらいいのか、いざというときの対処法を心得ておくと安心です。

ひよこクラブ7・8月合併号

『ひよこクラブ』2020年7月・8月特別合併号には、保存版とじ込み付録「赤ちゃん専用救急BOOK」がついています。赤ちゃんの具合が悪いとき、思わぬ事故やけがをしたときのおうちケアのポイントや受診の目安をわかりやすくまとめてあります。

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