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【月齢別遊び・1才3カ月~1才6カ月ごろ】生活習慣をまねっこ遊びのなかで楽しく身につけよう

1才3カ月~1才6カ月ごろになると、いろいろなことに挑戦したいという気持ちが芽生え、大人のすることをまねしたがるなど、自分でやりたいという気持ちが強くなります。指先で力加減を調節できるようになるので、やりたがったら着替えや歯磨きなども自分でやらせてあげると、少しずつやり方を覚えていきます。だんだんと身につけていきたい生活習慣は、遊びの延長で楽しく習慣化したいものです。そこで、子どもの成長に合わせた遊びを相模女子大学学芸学部子ども教育学科・准教授の金元あゆみ先生に聞きました。

【赤ちゃんの心と体の発達】上手に歩ける子が増え、自己主張が盛んに

1才6カ月までにはほとんどの子が歩き始め、靴を履いて上手に歩けるようになります。中には、歩いている途中に立ち止まったり、小走りができるようになる子もいます。天気のいい日はお散歩に出かけ、たっぷり歩くことを楽しみましょう。また、積み木を積んだり、ボールを転がす、クレヨンでなぐり書きをするといった指先で力加減を調節するこまかい動作ができるようになります。
自己主張がさらにはっきりしてきて、拒否する、すねる、嫉妬(しっと)するといった大人と同じ感情を表現するようになります。自分でやりたいという気持ちが強くなり、道具を使って大人のまねが上手にできるころなので、手洗いや歯磨きなどの生活習慣を覚えていきます。想像力が豊かになり、物を何かに見立てる簡単なごっこ遊びが楽しめます。

【遊びの大切さとポイント】反応を見ながら積極的に言葉がけを。遊びで生活習慣を教えられる時期でも。

毎日の生活の中で、ママやパパとのやりとりを通して生活習慣を覚えていく時期です。大好きなママとパパがすることをよく見ていて、「同じようにしてみたい!」とまねっこしたい気持ちが強くなってきます。だんだんに身につけたい生活習慣を遊び感覚で楽しく習慣化するいいチャンス。ママやパパが楽しくお手本を見せて生活の中にまねっこ遊びを取り入れたり、一緒に遊びながら習慣にする工夫をしてみましょう。
ママやパパは一方的に語りかけるのではなく、子どもの反応を見ながら、ゆっくり語りかけたり、宅配便ごっこや電車ごっこなどで遊んだりして、言葉の発達を促しましょう。寝る前などに、絵本の読み聞かせを習慣にするのもおすすめ。遊びながら、お片づけなどの習慣も少しずつ教えていきましょう。
手指の微妙な力加減を調節できるようになり、「つかむ」から「つまむ」ができるようになっていきます。積み木を積んだり、クレヨンを使ってお絵描きをしたり、手指の遊びを取り入れると楽しくなります。ちょっと難しくても、口をとんがらせて夢中で取り組む姿はかわいいもの。上手にできたら一緒に喜んであげましょう。また、身も守る感覚を養えるよう、自然に自分の身を守り、危険回避につながるような体遊びもしてみましょう。

生活習慣まねっこ遊び

ママやパパをまねっこしたい気持ちが強くなっていきます。赤ちゃんの「観察してまねっこする力」をいかし、生活習慣を遊び感覚で楽しく習慣化していきましょう。歯磨きは、まずはママやパパが食後に歯磨きを楽しそうに見せるのがいちばん。姿を見せることで興味を誘い、「シャカシャカ」「シュワシュワ」と擬音語をリズミカルに言ったり、楽しく歯磨きしてみましょう。着替えはズボンに足、袖に手を通すとき、「おててがトンネルを通りま~す。シュッシュッポッポ、あ、出てきたなど」と楽しむとスムーズです。

宅配便ごっこでお片づけ

生活習慣を遊びの延長で覚えていく時期です。お片づけの意味は理解しにくいので、ママやパパと一緒に遊びながら習慣にしましょう。おもちゃ箱を宅配便などに見立て、「お荷物くださ~い」「お荷物どうぞ」などと言いながらおもちゃを一緒に箱に集めていきましょう。1つでもおもちゃを箱に入れたら、ほめてあげて。最後に一緒に収納場所まで「ブッブー」などと運び、片づいた気持ちよさも伝えましょう。

洗濯ばさみはさめるかな?

指先を使う楽しさ、できる喜びを味わえる手指遊びです。まず、ボール紙を丸く切って、ライオンの顔やひまわりの中央などを描きます。これに、子どもが洗濯ばさみをつまんではさんでいき、ライオンやひまわりを完成させます。ほかにも、抱っこしながら、ママのパーカのファスナーの上げ下ろしや、カーディガンのボタンをはめたりはずしたりするのも手指の遊びになります。

ダイナミックな体遊び

ママやパパが子どもを抱っこし、手の力をゆるめてママやパパにしがみつかさせて遊びます。「落ちるな~」「頑張れ~」などと声をかけながら遊んで。繰り返し遊んでみましょう。ママやパパが馬になって子どもを背中にのせてゆっくり動くのも楽しいです。落ちないようにバランスを取ったり力を入れたりして、自分の体の動きや力加減をコントロールすることにつながっていきます。

おままごと遊び

生活の中で経験したことを再現して、簡単なごっこ遊びもできるようになるころです。おままごと遊びをさせてみるのがおすすめ。おままごとグッズを使うのもいいですが、子どもは本物好き。100円グッズのボウルやおたまなどを子ども専用にして渡して遊ばせてもいいでしょう。

大人のすることに興味を持つこのころ。手洗いや歯磨きなどの生活習慣が身につくよう、ママやパパが楽しくお手本を示し、生活の中に遊び感覚で取り入れてみましょう。この時、親が命令してさせたり、なんでもやってしまったら、子どもの力は芽生えません。子どもの力を信じ、子どもが自分の力を出せる環境を提供すること、そして、さりげなくサポートして待つことが親の役目です。自分でやろうとしているときは、むやみに手伝わずに見守って、うまくいかないときは、そっと手を貸してあげましょう。

監修/金元あゆみ先生 イラスト/とよたまみ 取材・文/ひよこクラブ編集部

金元あゆみ先生(かなもとあゆみ)
(相模女子大学学芸学部子ども教育学科准教授)

Profile
保育学・幼児教育学を専門とし、保育園での保育を経験後、大学院に進学。昭和女子大学の助教を経て現職。著書に「0歳児のあそび」(ひかりのくに)がある。

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